漫画全巻無料

アプリで「寄宿学校のジュリエット」を全巻無料で読めるか調査した結果

金田陽介さんによる「寄宿学校のジュリエット」は講談社の別冊少年マガジンで連載されている大人気漫画です。

2018年にはアニメ化もされており、漫画好きアニメ好きの方には是非おすすめしたい漫画です。

そんな「寄宿学校のジュリエット」は第16巻まで刊行されています。

アプリで全巻無料で読む方法を調べてみましたが読む方法はありませんでした。ですが好きな巻をすぐに無料で読む方法と全巻お得に読む方法がありましたので紹介します。

アプリで全巻読むことはできないが「寄宿学校のジュリエット」を無料で読める方法

結論:「寄宿学校のジュリエット」の漫画は電子書籍サイトに初回登録することで、貰えるポイントを使えば無料で読むことができます。

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アプリで「寄宿学校のジュリエット」を全巻無料で読む方法は?

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「寄宿学校のジュリエット」の漫画全巻をお金を払わずに読みたいという人には海外サイトに違法アップロードされたRAWやZIPファイルを無料ダウンロードするという方法もあるでしょう。

しかしファイルには何が入っているかわかりません!

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どうしても無料ダウンロードにこだわる方は、紹介したサイトに登録することで正規の手段で「寄宿学校のジュリエット」の漫画を無料で読むことが可能です。

「寄宿学校のジュリエット」のあらすじ

名門の寄宿学校「ダリア学園」には敵対する2つの国の生徒が通っている。

生徒である東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄の想い人はなんと宿敵・ウエスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアだった!

犬塚の命がけの告白から始まる絶対バレてはいけない恋物語!!

寄宿学校のジュリエット【第12巻】のネタバレ

にわかには信じられないが、今の犬塚は記憶をなくしていた。

しかし蓮季に「ペルシアに会えば犬塚は何か記憶が戻るんじゃないか」と言われたペルシアは、直接犬塚に会い必ず記憶を戻して見せる、と意気込むのであった。

犬塚を連れてきてペルシアに引き合わせるから、ペルシアは何とか犬塚の記憶を戻してくれとペルシアに託す蓮季に

「わかったやってみるわ、ありがとう蓮季」と返事をするペルシアにドス!と頭をチョップした蓮季。

「な、なにすんのよ!?喧嘩でもしようっての?!」というペルシアに「勘違いすんなよ!ペルシアのためにやる訳じゃないゾ!」と蓮季。

「蓮季は蓮季のため、そして犬塚のためにやるんだ、だから礼とか言うな!ヒロイン気取りか!」とこれだけははっきりさせておきたい蓮季に対し、

「本当、あなたとだけは仲良くなれそうにないわ・・」と蓮季に頭突きするペルシアだった。

そんな喧嘩ばかりの二人が、犬塚のために協力することになる。

とにかく犬塚を連れてくるからその辺に隠れてろと指示を出した蓮季は、犬塚を探しに行くことに。

「その辺ってどこよ!?適当ね・・まったく!」と言いながら隠れ場所を探すことにしたペルシア。

どこまで記憶を失っているのか見当もつかないペルシアは、明日の一周年記念の事もすっかり忘れているのかなと不安に思いつつ歩くのだった。

しかしこの一緒に過ごした一年に自信を持っていたペルシアは、きっと犬塚も同じ思いだろう、そう信じていたのだったが・・

「あはははは!待ってよ蓮季さん、どこに行こうって言うんだい?」と走る犬塚。

「うふふまだ内緒だゾ~!!」と一緒に走ってこっちに向かってくる蓮季に対し、モヤっとするペルシアであった。

そしてしっかり隠れていたはずのペルシアを遠目から「人がいるゾ?!」と指さし、引き合わせの下手さに驚くペルシアに対し、引き合わせた瞬間にあとは任せたぞと走っていく蓮季であった。

そして見つめあう犬塚とペルシア。

「き、君は・・」という犬塚に「本当に記憶がないの?」と聞くペルシアに

ドクンドクンと鼓動が鳴り「君は・・ボクの・・」という犬塚に「そう、私はあなたの・・」とかけよるペルシアだったが

犬塚の反応は「宿敵!!!」とドオン!とまさかのペルシアを突き飛ばしてしまうのであった。

記憶がないのに宿敵という犬塚。

それには玲音がジュリアは人を鞭打つ人だと教えられてたのだ。

犬塚はその場を立ち去り、ジュリアは意気消沈することなく自分を忘れたことに腹が立ち必ず記憶を取り戻すと意気込む。

蓮季「なにか、犬塚の中で強烈な記憶な出来事をすれば記憶取り戻すんじゃないか?」と提案するがジュリアは頬にキスをしたことなど思い出し照れながら拒否する。

色々試行錯誤するがうまくいかず困ってるときに犬塚の日記を発見するジュリア。

ジュリアと付き合う前から自分の気持ちを綴る犬塚の日記はジュリアに響き、全く同じ気持ちだということを伝えにいくこと決意した。

蓮季から噴水に来てと指定され向かった犬塚だったが、そこにいたのは蓮季ではなくペルシアだった。そして噴水の前で待つペルシアの手には大きな剣が二本。

犬塚「ボクと決闘でもしようというのかい?本当に白猫はおっかないんだな・・」

ペルシア「・・これを見ても本当に何も思い出さない?・・ならいいわ」

そういうとペルシアは犬塚に片方の剣を投げ、ちゃんと構えるように指示を出す。そして私の本気をぶつけるからと告げるのだった。

ペルシア「も・・もう一回!」

幼き日のペルシアは、男子たちとかけっこの勝負をしていた。体力勝負で男に勝てるわけねーだろと男子に冷やかされながらも、負けず嫌いのペルシアは懲りずに勝負を挑むのだった。貴族の娘がそんなに恥をさらすもんじゃないわという女友達シャルの助言に、

ペルシア(違うのよシャルちゃん・・私は貴族の一人娘だから男子よりも強くならなくちゃいけない 家督を継ぐために・・この世界を変えるために)

幼き時からペルシアは背負い続けていたのだった。

そんな時、3対1でケンカをしている男子たちを発見したペルシアは仲裁に入る。がしかし、その迫力にびびってしまい涙するペルシア。

その時、長い椅子がペルシアを泣かせた男子に飛んできたのだった。そう、投げたのはまさに

ペルシアを助けたというよりも、自分が捕まえようとしていたカブトムシが男子たちの大きな声のせいで逃げてしまったと怒り狂う犬塚だったが、結果ペルシアを助けることになったのだった。

じっと犬塚を見つめるペルシアに何見てんだよとズンズン近づく犬塚。そしてお前が弱いことを男だとか女だとか言い訳にすんな!とペルシアの頭をゴツンと殴る犬塚だった。そんな犬塚にぐうの音も出ずに悔しい思いをしたペルシアは、犬塚のことを見返すためだけに日々努力したのだった。

そして一年前のあの日、ライバルから恋人へ二人の関係は変わっていたのだった。

ペルシア「あなたが好き!!」

「今も・・これからも ずっと大好き!!!」

叫びながら剣をふりかざすペルシア。

そして「あなたを好きになってよかった」

「私の方こそ・・ありがとう 露壬雄!」

ドクンと鳴る犬塚はフラッと噴水に落ち、記憶を取り戻す。ただペルシアに呼ばれた気がしてと。そして

犬塚「一周年おめでとう!こっこれからもずっとよろしくな」

と照れながらペルシアに伝えるのだった。

5月ー監督生選抜の候補者が出揃い、ついに投票日まで2週間を切っていた。

それは、今までの雰囲気よりも更に選挙が激化していく事を意味していたのだった。

誰に投票するかざわつき始める生徒達。安定の人気を誇る蓮季や、玲音などに名前が挙がる中、最近の犬塚の成績が上がったこと、雰囲気が良くなっていることに好感度が上がっていることも事実だった。

しかし一方で、白猫と喧嘩しなくなったことはリーダーとしてどうなのかという声も上がっていたのだった。ダリア学園が何か変わってきたこと、やっぱり犬塚にはリーダーとしてもっとビシッとしていてほしいことを愚痴る生徒に、

朱奈「何か言いました?」

と男子高生の肩を掴む朱奈。そしてそのバカ力に肩の骨が痛むほどの激痛を訴える男子高生だった。

露壬雄を訪ねた朱奈は、選挙ポスターを自分で作るべく奮闘している犬塚と合流する。

犬塚の作ったポスターを拝見した朱奈だったが、

〝この顔を覚えとけ”と書かれた文字と凶悪犯のようなインパクトはどう見ても指名手配ポスターだと犬塚に伝えるのだった。

そんな犬塚の力になりたいと願う朱奈は、露壬雄の願いを叶える為に尽力するのだった。

しかしスーツをまとえばゴッドファーザー、東和の伝統衣装を着ようにもテキ屋になり、派手な私服を着るとなんか腹立つという、選挙ポスターとは程遠い結果にしっくりこないのであった。

そして他の人のアドバイスをもらうべく、通りがかりの学生たちに、目をひく派手な広告はなにかと聞くのだが・・・

「水着の姉ちゃん」「札束風呂」

一票入れるだけであなたも 勝ちまくりモテまくりの人生にという言葉を添えたら

あら不思議。とんでもなくうさんくさいポスターの出来上がりに破く犬塚だった。

ポスター一枚にこんなに苦労して・・と落ち込む犬塚に、外に出て撮ろうと気分転換も兼ね連れ出す朱奈だったが・・

犬塚がカメラで撮られている姿に白猫の男子高生たちは散々にひやかすのだった。

そしてその様子に、もう無意味な喧嘩はしないと誓っていた犬塚は荒ぶる気持ちを抑えるのだが、朱奈が本気キレモードに突入する。

しかし本当はギタギタにしたいほどキレていた朱奈だったが、露壬雄が耐えているからこそ自分も耐えるととどめは刺さなかったのだった。

だが、監督生を目指す露壬雄に対してバカにする発言だけは撤回してと迫るのだった。そんな朱奈の姿に笑顔でお礼を言う露壬雄。

そのとびきりいい顔を見逃さずにシャッターを押した朱奈だった。

いよいよ選挙まで残り一週間!!

そして演説で大事なのは、野望でも矜持でもそんなものでは人のこことは動かない、大衆が何を望み欲しているのかを見極めたものが勝つ!と、面白い演説を期待していた代表達だった。

そしてついに次期監督生候補による、公約発表が執り行われるーーー!!

持ち時間は1分、発表中は静粛にすること、汚い野次を飛ばす輩がいようものならばサイベルによって粛清するとの挨拶から始まる。

【ジュリエット・ペルシア】

「今度は私が皆さんの背中を押せる人になりたい」

【スコット・フォールド】

「ペルシア様ファースト それがボクの掲げる理念だ」

【アビ・シニア】

「最下層のオレがトップに立つことで この学園を根底からくつがえしてやる!」

ペルシア「次はあなた達 黒犬の番ね 張り合いのない演説はごめんよ!」

ペルシアからの言葉にあァと答える露壬雄。

自分の想いや理想をさらけ出した白猫だからこそ、皆の心に届いたと思う露壬雄。ただの人気取りじゃ誰の心にも響かないと知っている露壬雄は、手李亜が考えてくれたカンペを返す。

露壬雄「オレにもあるんだ さらけだしてぇ事」

前半の白猫の演説が終了し、後半戦黒犬の演説が始まるーーー!!!!

選挙演説ーーー黒犬による後半戦がスタートしたーーーー

黒犬トップバッター【狛井蓮季】

姉の演説に(姉ちゃんがんばれ姉ちゃんがんばれ)と唱えまくる弟・晃葵だったーーーー

そんな弟の祈りの呪文も吹き飛ばすかのように

蓮季「どうも 蓮季だゾ いや~この堅い雰囲気緊張しちゃうゾ」

と砕けた話し方から始めるのだった。

そして自分が最近まで監督生になりたいなんて思いもしていなかったこと、小さいころの蓮季は引っ込み思案だったこと、自分の可能性を押し殺していたと告白するのだった。

でもある人との出会いで、蓮季は変わったということ、こんな自分でも誰かの役に立てると知り、そして誰かのために動いてみたら友達ができたことーーーーーーー

気軽に悩みを相談できるような、親しみやすい監督生を目指したいという蓮季は、

「いつでもお茶とお菓子を用意して 蓮季は皆を待ってるゾ!」と笑顔で話し終わるのだったーーーーーー

そしてそのあたたかく優しい無邪気な演説に

「ぬるいよ」と言って壇上に立つ玲音は、自分の名前を言わずに本題に入るのだった。

どの演説も素晴らしいこと、拍手してもしたりないーーーーーけど詭弁だよねと

そしてはっきりと「ボクは白猫が嫌いだ」と言い切るのだったーーーーーーー!!!

玲音が唱える公約、それはただ一つ【黒と白の分断】だったーーーー

玲音「【二寮の断絶】・・・その実現のため ボクに力を貸してくれ

学園をもっと過ごしやすくしようじゃないか」

玲音の言葉に会場は割れるような今日一番の歓声を響かせるのだったーーーーーー

 

そして最後はこの男【犬塚 露壬雄】

ダンッ と壇上に上がり、 びくっ しん・・・と一瞬で会場を黙らせるーーーー

犬塚「犬塚露壬雄 演説のトリを務めま~す」

しかし壇上に登ってしまったことに「降りなさい」とバシシと注意を受ける露壬雄は「痛ぇ!」と叫び (バカだ・・・)と会場を呆れさせるーーーーー

しかしその犬塚の行動に「空気を戻した・・・か・・・」とクスと笑う玲音だった。

そして犬塚は話し出すーーーーーーー

「お前らこの学園好きか?」と。そして言うのだった。

「ちなみにオレは学園なんて だ~~~~~い嫌いだった!」と。

そして言うのだった、オレ達は小さい頃からお互いを敵視してる。

でもそれも本当に自分達の意思か?と投げかけるのだったーーーーーーー

そして堂々と、そして心からの言葉を話す犬塚。

「もっかい学園のルールを見直さないか?」と。

「オレ達で決めよう オレ達の学園なんだから!」

その犬塚の飾らない、等身大の全ての人たちに当てはまる最高の演説に

会場は歓声が上がるのだったーーーーーーーーーー!!!!!!!!

犬塚(校則だけじゃない・・・いずれは皆に植え付けられた価値観も変えてやる

オレ達2人で 必ず・・・!!)

演説会の翌日ーーーーーーー

犬塚の演説はまさかの好感度大!!!!!

「演説かっこよかったよ!」「お前に票入れるから校則で携帯持ち込み可にしてくれ~」

「バカだと思ってたけどちゃんと学園の事考えてたんだな」「見直したわ!」

様々な生徒から声をかけられるようになった犬塚を取り巻く環境は激変していたーーーーー!!!!!!

そしてその声達に、おうおうと任せろと言わんばかりに、賛同者たちが現れたことを嬉しく思う犬塚だった。

ーーーー1時間前

犬塚「見てくれ ペルシ・・・ジュリエット・・・!!最新の調査アンケート1位だった!!」

ペルシア「へぇやるじゃない・・・ろ・・・・・・ろみ・・・露壬雄」

ーーーーーーーーまだ名前を呼びなれない二人ーーーーーーーーー

白猫では一位のペルシアに対し、露壬雄は演説前最下位からの大躍進だったのだーーー!!!!!

そんな露壬雄は案の定、浮かれていた。「まっ余裕ですよ余裕~」

そう話す露壬雄にペルシアはくぎを刺す「油断すると足元掬われるわよ」

そして正直玲音より上に行くと思わなかったと自分でハテナな犬塚に対し、ペルシアは呆れるのだったーーーーーそしてペルシアのよくわかる選挙解説をされた犬塚は、自分の今の状況を知るのだった。

それは【浮動票】という確固たる意志を持たず、声が大きい人や数が多い方に流されやすい生徒たちの心をつかんだことが犬塚の勝因だというものだった。

そしてそんな浮動層や穏健派の人々を味方につけれるのならばーーーーーその数が過激派を上回れば学園は変わるかもしれないーーーということだった。

その話を聞いた犬塚はペルシアと別れた後一人でふわふわと歩くのだった。このまま学園を変えてやる、そしたらもうコソコソと隠れず堂々とペルシアとデートできる・・・とまさに舞い上がってしまったのだった。

ドンッ

小さな男の子が露壬雄にぶつかり、「どいて!お姉ちゃんが来ちゃう!」と男の子は焦っていたのだった。

「甲斐!!まだ料理終わっとらんよ!ねーねの手伝いしんさい!」

だって姉ちゃん人使い荒いし・・・という男の子に「久里の誕生日祝うんやないの!?」と叱るその割烹着を着たような少女に犬塚は驚き、そして話しかけるのだった。

犬塚「お・・・お前玲音か?」

玲音「ん!?何犬塚 今忙し・・・」

その瞬間 犬・・・・塚・・・・? サアア・・と玲音の顔が青ざめるのだった。

とっさにいつもの口調に戻す玲音だったが、時すでに遅しーーーーーーーー

普段は所帯じみた感じ、そして「ボク」とか「だよ」とか訛りを隠すための口癖だったことが犬塚にばれてしまった玲音は赤面して震えるのだったーーーーーー

急に底が知れた感じになっちゃったな ねーね(笑)と冷やかす犬塚に、ゲシッと蹴りを入れる玲音は、もうどうにでもなれというように、「犬塚・・・君も来い!!」と犬塚の腕をつかみ向かった先は黒犬寮食堂だったーーーーー?!!?!

そこでは久里の誕生日パーティーが行われており、その豪華な料理の数々は玲音を筆頭に犬塚も手伝わせた手作りの料理たちだったーーーーー!!!!

そして久里と先ほどの男の子が玲音の従姉弟だと知った犬塚。

そして従姉弟たちの口から暴露される言葉たちに照れる玲音だったのだーーーーー。

そして玲音は犬塚を呼び出し、玲音がずっと聞きたかったことを聞くのだった。

【犬塚の正直な気持ち】をーーーーー!!!!

そして犬塚はいつか白猫とのいがみ合いがなくなればいいなと思っていると簡単に言ってしまいーーーー?!!

「へぇ・・・」という玲音の表情は犬塚をゾっとさせるものだった。そして

玲音「なら君はボクの敵だ」笑顔でそう言って、さようなら犬塚と立ち去る玲音は、犬塚にもう二度と話しかけるなと言うのだった。

そんな玲音の恐ろしく冷たい表情に、なぜもっと慎重に発言を選ばなかったのかを後悔する犬塚ーーーーーそしてそれを見ていた玲音の従姉弟たちは衝撃の事実を犬塚に話すのだった。

「玲音お姉ちゃんは東和民とウエスト人の・・・ハーフなんだ」

「犬塚…!!」

怒りに机を叩きます。

 

「いがみ合いをなくす…?」

「軽々しく口にするな…!!」

その理想が必ずしも幸せを生むとは限らないと、何もわかってないと言います。

 

「友和は不幸を生むんだ」

そういって子供時代を思い出します。

 

母親に抱き付く子供の玲音。

帽子をかぶって外に出る理由を聞きます。

自分たちの外見は田舎では目立つと言います。

 

母親の赤髪が他の人と少し違うことは幼いながらに分かっていたと思います。

バレえはいけないことと自分でも隠します。

 

12歳の時に両親を説得して、ダリア学園に編入します。

髪を黒く染めて目立たないように地味な格好をした。

 

学園で黒犬と白猫が争っていることをしり、絶対にハーフだと言うことは明かせないと強く思った。

 

運命の日、家に帰るとウェスト人がいて母親をどこかに連れて行こうとしていました。

 

母親の母親と知り、驚きます。

 

従わないと言った母親が殴られます。

イライラさせるなと怒鳴られます。

 

父親も大人しくして貰ってると言われます。

 

母親が連れて行かれ、周りに助けを求めるが目を逸らされてしまいます。

 

その日、家族から母親がいなくなり、

近所から後ろ指をさされるようになってしまいます。

 

逃げるように家を出ると、父がショックで病気になり、全てを失った気がします。

諦めていなかったボクは、母親さえ取り戻せばすべてが元に戻ると思っていました。

 

母親に会いに行くと、公爵家に嫁がせたと言われ、言葉を失います。

 

貴族の娘の使い道は、他の貴族と結婚させて、より大きな権力を手に入れることと言います。

 

そして、二度と近付くなと言われ、東和に亡命していたことや子供がいるという事実はなかったことにしたと、自分たちは母親の汚点と言われてしまいます。

 

殴り掛かると引きはがされてしまいます。

 

 

友好はただの政治の道具だと思います。

そして、2つの国は混じっちゃいけないと、これ以上、自分のような不幸な人間を出してはいけないと思うのでした。

 

この世界を戻すと、白と黒が分かれていた頃に。

 

たとえ、犬塚に反対されてもと改めて決心します。

 

その話を聞いた犬塚は、そんな過去を抱えていた事を、誰にも言えずに秘密と苦痛に耐えていたのか、

自分が間違っているのかとさえ、思ってしまう犬塚。

 

ウエストを憎んでた時もあったけど、良い人もいると知ってるから、自分なんかいなければと姉に言って欲しくないと言います。

 

白と黒が分裂すれば玲音のような不幸な子は生まれないと思うが、気に食わないと言う犬塚。

玲音が幸せになれないと。

 

”戻す”のではなく”変える”と言います。

皆が幸せになれる様なこんな世界を!!

必ず実現させると言う犬塚。

 

だから、この選抜戦は負けられないと思うのでした。

玲音は、投票日に犬塚を上回っていればいいと言い、作戦を話します。

 

こっちには白猫を嫌う者たち、自分の手となり足となり動いてくれる兵隊がいると、犬塚の決定的な弱点を掴もうと考えます。

 

選挙投票日前日の朝にジュリ男となって寮に現れます。

 

情けなく出てきた丸流は一瞬にして身なりを整え、改めてカッコつけて出てくるも、ジュリ男には相手にされませんでした。

 

本当は女なのに男子部屋にいて大丈夫なのか聞くと、留年したと同情され、犬塚のせいで留年設定になっていることを思い出します。

 

一緒に犬塚を探してくれる丸流を意外と面倒見がいいと言うと、誰にでもって訳じゃないと言います。

 

頼りがいのある奴と思われ、いずれは一緒にゲームをやるような親友になりたいと、妄想するのでした。

 

その時、朱奈が現れ、留年を同情されてしまいます。

犬塚を探してると言うと、自分も探してると言います。

一緒に探すと言われ、悔しがる丸流でした。

 

丸流を案外いい奴と言い、2人に仲良くして欲しいと言うと、今日だけは仲良くすると言うのでした。

 

朱奈を振りほどくために、朱奈のピンチには駆け付けると言っていたと言い、朱奈は縛られ、嬉しそうに犬塚に助けを呼びます。

その隙に2人きりになろうとする丸流。

 

しかし、蓮季とその弟が現れます。

それ以外の友達も現れ、落ち込みます。

 

そして、一緒に犬塚を探すと言ってくれことに、嬉しそうに微笑みます。

 

結局見つからず、寮の門限だから帰ると言い、

丸流にも礼を言うと、急に元気になった丸流でしたが、さっきのことで朱奈に怒られるのでした。

 

帰ろうと、マンホールのそばでウィッグを取ると、マンホールから犬塚が現れ驚くジュリエット。

 

地下で考え事をしていたという犬塚を根暗と思うのでした。

 

ジュリエットも犬塚の相談に乗れたらいいと、黒犬の寮に潜入したと言います。

それを聞いた犬塚は嬉しそうに、やれることをやるだけと言う犬塚。

 

ジュリエットは、白猫の皆といるのも好きだけど、黒犬の人達と話すのも楽しいと言い、ジュリ男ではなくペルシアだってバレたら、今日の関係も崩れるのかと落ち込みます。

 

そんなジュリエットに明るく、そうならないように自分たちが代表になって

二寮を結ぶつけると言います。

 

「二寮が混ざったら、

もっと楽しい事になるぞ?」

「皆にもその気持ちに気づかせてあげようぜ!」

犬塚の言葉に嬉しそうに笑うジュリエット。

 

明日の投票日に変な事してしくじらないように言うと、

「変えよう!」

「この小さな世界を!」

と二人で誓います。

 

ジュリエットのおかげで気が楽になった犬塚は、そばの窓が開いていたことに気づきます。

 

そして、運命の投票日ーー

黒犬寮監を運びながら、玲音特性の睡眠アロマの威力に驚きます。

 

教師全員を運んだと報告します。

3時間程で目を覚ますから、そしたら介抱してと命令します。

 

「ここからは、大人抜きの」

「学生の時間だよ…」

 

 

もう投票が始まっていて、ざわつきます。

 

流石に犬塚も緊張してると言います。

ジュリエットも緊張してるのを見ます。

 

今日の信任投票で、代表はどうやって決めるのか聞く犬塚。

そんなことも知らないのかと、

胡蝶と蓮季が現れます。

 

 

投票は2種類。

1つ目は、”信任投票”。

3人の候補者を監督生(プリフェクト)

として信任か否認か投票。

これで半数以上の信任を得られた者は

監督生になれる。

 

2つ目は、”代表決定投票”。

信任した人の中から一人、

代表に推したい人を決める。

この票数が一番多かった者が

各寮の代表に選ばれる。

 

不正のないよう投票は投票立会人の

先生方の監視の下行われる。

 

 

手李亞が立会人どころか、先生が一人もいないことに気付きます。

 

犬塚は始められないと驚きます。

 

本来ならすでに始まってる時間と、

玲音に学内を調べて貰っているという藍瑠代表。

 

職員室も本館も調べたが、

教員はどこにもいないと言います。

 

立会人が不在の状態で投票を行うことは

許されないと藍瑠代表。

 

寮生たちあ待機させて、自分たちも探しに行くと指示する藍瑠代表。

玲音には残って先生が来たら知らせてくれと言います。

 

(嫌な予感がするな)

 

 

生徒の間に不満の声が上がってきます。

 

 

場内がざわつき始めます。

 

代表は絶対に中止するなと言っていたという玲音。

 

何が起きてもおかしくない雰囲気と言います。

 

 

「そろそろいいかな?」

(頼んだよ。ボクの兵隊達…)

 

その兵隊がトイレに行きたいと怒鳴る白猫を殴ります。

 

 

犬塚に静香が知らせに来ます。

 

 

「一体…何が…!?」

犬塚はあちこちで起きてるケンカに驚きます。

 

藍瑠代表も戻り、事情を聞くと、

原因が分からないと言います。

最初は数人の小競り合いで、いつの間にか

ケンカが拡大していたと言います。

 

止めに入る藍瑠代表。

 

玲音を見ると、俯き笑っているのに気付きます。

 

犬塚は問い詰めようとし、考えます。

この騒動が玲音の仕業だとしたら、

二寮の対立神を煽るのが狙いなのか、

他に企みがあるのか、警戒します。

 

代表に出て来られては厄介なので、

玲音はケットの弱点であるサイベル先輩に、

物をぶつけさせます。

 

案の定、誰がやったのかと、キレて黒犬に立ち向かっていきます。

逃げさそうとする黒犬を殴るケット。

「全員ブチ殺してやるから」

「出て来いっつったんだよ…!!」

と完全にキレていました。

 

ケットを止めようとする藍瑠代表。

さいかし、止まらず二人が戦います。

 

 

「これで代表達は封じた…」

「次に動くのはー」

玲音の予想通り、ジュリエットが二人を止めようと動きます。

 

犬塚も身を挺して止めようとしているのに気付きます。

 

「犬塚が…」

 

「ペルシアを…かばった…?」

 

 

思わず体が動いてジュリエットを庇ってしまった犬塚。

言い訳を考えます。

 

ざわつく生徒達。

そこに、

「これが愛の力ってやつかな?」

と玲音が現れます。

 

(全ての準備は整った…)

(これは犬塚…君を断罪するための舞台だよ)

 

「玲音」

(お前の…真の狙いはまさかーー)

と玲音の狙いに気付く犬塚。

 

玲音が合図すると、スクリーンに映像が映し出されます。

 

「2人(ふたり)が実は」

「恋人同士だってことさ」

 

二人が仲良くしている映像が流れます。

「ここにいる全員を騙して、敵対する国の人間に寝返った…

裏切り者だよ」

寄宿学校のジュリエット【第13巻】のネタバレ

「犬塚と…」

「ペルシアが…恋人同士…?」

とざわつきます。

写真を見て黒犬の寮の敷地と言われ、

ペルシアが黒犬の制服を着ているのがバレてしまいます。

 

犬塚たちは言葉を無くしてしまいます。

 

 

「ふざけんな!」

「いつからオレ達を騙してたんだ!!」

「信じられない。私達を裏切ってたんですか!!」

「信じてたのによぉ!!」

と大騒ぎになってしまいます。

 

ペルシアの誕生日のあの疑惑…

体育祭でペルシアを呼び出したこと…

 

と次々と暴かれていきます。

 

 

『秘密がバレて、学園を追放されるまでね』

と母親の言葉を思い出し、

(母さんの言っていた通りに…)

何も言えず息が上がる犬塚。

 

『異端はただ淘汰されるしかない』

その言葉を思いだし、

(私達もそうなるの!?)

と息が上がるジュリエット。

 

「そんな写真偽物だゾ!!」

と蓮季は合成だと否定します。

 

「犬塚に負けそうだったから写真をでっち上げて」

と反論するシャル。

 

負けそうになって犬塚の弱点を探していたのは事実と言い、

この写真はでっち上げじゃないと言うと、

「決定的な証拠を見せようか?」

と、偶然撮れたと言って、映し出された映像に”ジュリ男”が

ジュリエットの男装だと見せられてしまいます。

 

ショックを受ける黒犬の寮生たち。

 

自分たちを馬鹿にしていたのかとざわつきます。

 

カラーコンタクトやさらしまで巻いて、

友達のフリをしていたと言う玲音に言い返そうとするジュリエット。

「姿を偽っておいて、そんな戯言誰が信じる!?」

と言われ、ジュリエットは言葉を無くしてしまいます。

 

玲音の白猫に対する憎悪を侮っていたと、

ここまですべて計算だったと驚きます。

恐れていたことが現実に…

誤魔化しは通じないと、

(どうするんだ、露壬雄…!!)

 

 

もうどんな言い訳も…

私達、身内の擁護もダメ…

為す術がないーー

と仲間たち諦めそうになります。

 

 

(くそ…どうしたら…!!)

必死で考える犬塚。震えるジュリエットを見て、

(しっかりしr、犬塚露壬雄!!)

(下、向いてる場合じゃねぇぞ!!)

と歯をくいしばり、

(屈するな! 諦めるな!)

とどうにか心を奮い立たせる犬塚。

 

 

そんな犬塚に気付いた玲音。

二度とボクのような過ちが起きないようにと、

犬塚の心を完全に屈服させようとします。

 

「演説の時は恰好いい事、言ってたよね? 価値観を見直すとか」

と言って、それをジュリエットとうまくやるための願望と言って否定します。

 

また、その言葉に振る舞わされる生徒達。

 

玲音は犬塚のそばに行き、

「友好…そんなものは幻なんだよ」

と、人種が違えば考え方も生き方も好みも…何もかも違うと言って、

「交わっちゃいけないんだよ。最初から」

と何もない目で言う玲音。

 

「違う!!」

と犬塚は価値観を押しつけるなと玲音に反論します。

「自分一人の不幸がすべての不幸だなんて、勝手に決めつけんな!!」

と言い返すと、甲斐から聞いたのかと言う玲音。

 

二寮を分断すれば争うは起こらないかもしれないと、

お互いを見て見ぬフリして生きていけば不幸は生まれない。

「けど、それじゃあ、幸せも生まれねぇよ!」

と言うと、犬塚は皆に、

 

この学園で一緒にに過ごして、今まで一度も”楽しい”と思ったことはないのか、

体育祭で全力でぶつかって、

キャンプで争って、

学祭で同じ時間を過ごして…

 

「本当に一度も…」

「こいつらがいて楽しいと思わなかったか!?」

と言われて、言葉を無くす生徒もチラホラと見えます。

 

黒犬の奴らは、皆、バカで…

白猫はキザで…

むかつく事もいっぱいあるけどよ!

一緒になってバカやって競い合って…

「オレは楽しかった!!」

と叫ぶ犬塚。

 

言葉を無くす生徒達。

しかし、都合のいいことをいうなと反論されてしまいます。

 

「無駄なんだよ。犬塚」

と玲音に、皆は今、欺かれたショックで猜疑心にかられてると、

犬塚の発言もすべて私利私欲じゃなかったのかと。

 

「今の皆に何を言っても」

「君たちの声じゃ…誰の耳にも届かない」

「何も変えられない」

と言われてしまいます。

 

 

『お前と一緒にいられるなら、こんな世界変えてやる!!』

『どんな事でも2人で立ち向かえば、きっと乗り越えられる』

『学校から変えてみせるから、その時改めて、この指輪をつけて欲しい』

『2人で乗り越えよう! これが世界を変える第一歩だ!!』

犬塚の中で今までのジュリエットとの日々が蘇ります。

 

 

追放しろと言う声に、まてと言う玲音。

犬塚に恋仲になったのは過ちだと認めたら、2人ともの追放だけは避けられると言う玲音。

 

あえて残して見せしめようにしようとする玲音。

 

玲音は本当に犬塚を友達と思っていたからと、

その女と別れたら追放しないと言い、

(さぁ、犬塚。これは最後の情けだ!)

と決断を迫ります。

 

 

何も言わなかった二人。

 

「悪いジュリエット」

と言うと、

「謝る必要はないわ。露壬雄」

とゆっくり立ち上がるジュリエット。

「だって、決まってるもの…」

 

「この恋は、間違ってなんかいない」

と二人は決意します。

「オレ達は何があろうと」

「誰に拒まれようと」

「この想いを絶対に変えない」

と自分たちの想いを貫き通す二人に、仲間たちは言葉に詰まります。

 

歯ぎしりをする玲音。

「だったら、追放だよ。犬塚!!」


「追放だよ。犬塚!」

 

裏切り者は追放しろと言う声が上がります。

 

「学園から出てけー!!」

 

 

本当に2人は追放されるのかと、

学園中が追放を望めば居場所はないと、

心配する声もあります。

 

追放覚悟でお互いの気持ちを貫き通すなんて、本気じゃないとできないと言う仁愛。

ごめんと静香に謝ります。

 

あんな短歌を切った以上もう後戻りはできないと、

すべてを諦めるのかと露壬雄を見つめます。

 

敵国の女が大事なのかと、仲間と思ってたのにと犬塚を非難する声が上がります。

 

そんな皆の様子を見つめながら、

敵寮同士で付き合う2人の裏切りに対する怒り、

隠されていた事へのショック、

簡単には割り切れないと蓮季は思います。

 

何か言うことはないのかと言われ、

「今まで隠してて…本当にごめん」

とただ謝る犬塚。

 

「どけ」

と出てきて犬塚を殴る丸流。

立てといって、犬塚の胸ぐらを掴み、

黒犬を欺いてたけじめをつけろと言う丸流。

 

犬塚を殴り続ける丸流。

その様子に驚く黒犬たち。

 

ライバル視していた犬塚が裏切り者だったことが我慢ならないと噂します。

 

丸流を止めようとするジュリエット。

 

「ペルシア。”てめえぇが”オレの名を気安く呼ぶんじゃねぇよ…!!」

とジュリエットを睨みつける丸流。

 

ジュリ男の恰好をしていたのは、犬塚に会うため。

つるんでたのは黒犬に入りやすくするため、

友達のフリして友情を利用したと怒る丸流。

 

「オレは…本当に友達だと思ってたのによ…」

と悔しそうに怒りを露わにする丸流。

 

利用していないと言うジュリエットに、逃げろと言う犬塚。

 

ジュリエットは丸流が殴ってきたので腕で受け止めるのでした。

 

「信じられるかよ…てめぇは”ペルシア”だ」

「”敵”だろ!」

と丸流の怒りは収まりません。

 

犬塚たちは止めに入ろうとすると、

邪魔するなと、落とし前くらいつけさせろと、こぶしを鳴らします。

 

黒犬の生徒達も丸流の怒りぶりに、

あんなキレた丸流は初めてと、ペルシアは殺されるのではと、

戸惑った声があちこちにあがります。

 

話を聞いてと言うジュリエットに、

話すことはないとケリを入れる丸流。

 

膝をついたジュリエット。

「オレもてめぇに散々、酷い事したんだ」

「そんなオレを友達なんて本気で思う訳ねぇ…」

「だろ!? ペルシアァ!!」

とジュリエットに殴り掛かる丸流。

 

(マズイ!!)

と焦る犬塚。

 

「ペルちゃん、戦って…!!」

やられると思ったジュリエットは咄嗟に腕を流して、掴むとそのまま投げようとします。

しかし、

 

『だから今度皆で…一緒に遊ぼう!!』

と3人で約束したことを思い出してしまい、投げるのを踏みとどまるのでした。

 

何で投げないと言われ、投げられないと言うジュリエット。

 

「丸流がどう思おうと…私にとっては」

「黒犬で初めてできた友達だから…」

と泣き出すジュリエット。

そんなジュリエットを見た丸流は目を見開きます。

 

 

最初は酷い目に遭わされたから最初は苦手だった。

でも、ジュリ男として接していく内に、

「本当に友達になりたいと思った」

と言うジュリエットにジュリ男が重なります。

 

自分を偽ったままで友達になれるなんて、考えが甘かったというジュリエット。

 

騙して傷付けたと、ずっと隠していてごめんなさいと謝るジュリエット。

 

罰を下せと玲音に言われ、自分の顔を殴る丸流。

皆は驚きます。

 

 

(あの状況…”ペルシア”ならオレをぶん投げたはずだ)

それをしなかった…お前は本当に…

”ジュリ男”だったんだな…

と思い、

「友達を疑った自分に罰を下したんだよ」

と丸流は言うのでした。

 

周りは丸流の言葉に驚きます。

 

1年前の自分が今の自分を見たら、焼きでも回ったのかとキレられそうだと思う丸流。

 

(ペルシアなんか大嫌いだ…)

(それ以上にジュリ男といるのは、心地良かった…)

と丸流の脳裏には、ジュリ男の笑顔が思い浮かびます。

 

「悪ーな、玲音」

「オレは」

 

「こっちにつくぜ」

と犬塚とジュリエットの味方になる丸流。

 

「裏切り者の味方をするのか!?」

と玲音に言われ、

誰が裏切り者の味方なんかするかと、

 

「友達の味方をするだけだ」

「ボケ」

と中指を立て、舌を出して玲音を挑発するのでした。


「友達の…味方だと!?」

と丸流の行動に驚く玲音。

 

「丸流…お前、オレの事そんな風に…」

と照れて見せる犬塚。

「いや、お前の事じゃねーよ。空気、読めよ」

と突っ込む丸流。

 

丸流にお礼を言うジュリエット。

 

ペルシアの姿で言われると釈然しないと言う丸流。

 

丸流の行動に「裏切り者になるのか」と黒犬たちが騒ぐと、玲音も白猫のことを嫌っていて、同志だと思っていたと言い、あっさり鞍替えしたことをがっかりと言います。

 

「あっさり? んな訳ねーだろ。白猫なんか嫌いだ」

と言った丸流は、

そんなことより、友達のジュリ男の方が大事と言って、その気持ちは否定できないと言います。

 

「だから、オレはオレの気持ちに素直に従う。そんだけだ」

と自分の気持ちに素直になった丸流。

 

ジュリ男は絶対追放させないと言い、投票用紙に犬塚の名前を書いた丸流。

「犬塚、てめーに一票、入れてやるよ」

と投票用紙の犬塚の名前を見せて投票した丸流。

 

そんな丸流をいい奴と言った犬塚は、陰でゲス丸とか言っていたことを謝るのでした。

それを聞いた丸流は後でぶっ殺〇と言うのでした。

 

玲音はその丸流の行動を笑い、

「無駄だよ。どんな一票がなんだって言うんだ」

と状況は何も変わらないと、バカにしたように笑うのでした。

 

 

「オレ一人じゃ意味ねぇ…」

と言った丸流は、

「俺に賛同する奴はいねーのか!?」

と生徒たちに呼びかけるのでした。

 

「てめぇらもジュリ男の友達じゃねぇのかよ!」

「このまま追放させていいのか!?」

「それとも、やっぱジュリ男は仲間じゃねェのか!?」

と言う丸流の呼びかけに思わず黙り込む生徒たち。

 

 

「ハイ、ハ~イ!」

「オイラ達も犬塚に一票~」

と古羊と土佐が現れます。

 

丸流に全校生徒を敵に回す覚悟あるのかと聞かれ、

元から友達がいないと、犬塚はソウルオッパイメイトだと言います。

 

「てか、オイラ達は丸流君の味方だから」

とニッと笑い、

「なんだろうと丸流君について行くだけさ!」

と笑うのでした。

 

 

(この流れはマズイ…早く変えないと!)

と焦り出す玲音。

 

 

「ありがとう丸流…」

「感謝するわぁ…」

と、

(私達じゃダメだった)

(犬塚の事もペルちゃんの事も嫌っている丸流だから…)

とシャル姫は考え、

(偽りなく皆の心に響く)

(この流れを作ってくれてありがとう)

と心の中でお礼を言う蓮季。

 

シャル姫はジュリエットに一票、蓮季は犬塚に一票入れるのでした。

 

二人の行動にざわつくのでした。

 

「王女…!! 分かっているのか、自分の立場を!!」

と玲音が言うと、分かってると言うシャル姫。

 

「それに私、知ってたもの。2人が付き合っていた事」

と言うシャル姫に驚く生徒たち。

グルと言われ、怒ったシャル姫は、自分がどれだけ2人を引き離そうとしたかと言います。

 

いずれこうなることは分かっていたと言い、

「君に言ったわよね? 『ベルちゃんを危険な目に遭わせたらコロス』って」

と犬塚の耳元で、後で石像背負って湖にだいぶしてもらうと、警告すると、青くなって謝る犬塚。

 

蓮季も知っていたと言うと、裏切り者だらけという玲音。

 

2人のことを初めて知った時、皆と同じ気持ちになったと言い、

裏切られたことが許せなくて犬塚を責め立てたり、ジュリエットに問い質したこともあると言います。

 

「実際、何度も危険な目に遭ってるし!」

「蓮季は毎日心配してたんだゾ!!」

と犬塚に怒る蓮季。

そんな蓮季に謝る犬塚。

 

2人は諦めないと、何があっても引き離せないほど、お互いを想ってると言い、

「この世界を変えて、皆が仲良くなれる世界にするとか言ってるし」

とシャル姫が呆れたように言うと、

「そんなの夢物語にしか思えないゾ」

と蓮季も呆れたように言い、

2人は本気だと言い、2人は2人だけで幸せになろうとしてたんじゃないと、

どうしたら皆と分かり合えるかといつも本気で考えてると言います。

 

「そんな姿を見てたら、いつの間にか手助けしてあげたくなってたんだゾ」

と二人に微笑みかかるのでした。

 

その言葉に生徒たちが、またざわつきます。

 

「耳を貸すな!」

「世界を変えるのは、こいつらの私利私欲のため!」

と言った玲音は、本気で白猫と黒犬が仲良くなればいいなんて思うのかと、

「こいつらが考えてるのは、自分達の事だけだ!」

と言う玲音に、

「ソマリはそんな事ないって、思うなー」

と言い、ソマリが現れます。

 

犬塚にミスコンに出た時のことを覚えてるかといい、

あの時、アビとケンカして一人で泣いていた時、2人はソマリを助けたと、

「ね? ロメオ君」

とウインクして微笑むソマリ。

 

犬塚は『ロメオ』と名乗っていたことにやっぱり気付いていたのかと驚きます。

 

そのおかげで頑張れて、仲直りできたと、自分を助けても何の得にもないのに、ずっと付き合ってくれたのが嬉しかったというソマリ。

 

「”しりしよく”なんかじゃない」

「ソマリ、おバカだけど、それだけは分かるの!」

 

「今度は2人をソマリが助けるの!!」

と言って、ペルシア書かれた投票用紙を見せるのでした。

 

「コラ! ソマリ、オレに入れんか!!」

と怒って駆け付けたアビ。

そんなアビに謝ったソマリは、ジュリエットを助けたいと言いながら投票箱に票を入れます。

 

アビも怒りを抑え、犬塚には学祭でステージを救ってもらった借りがあるからと、今回は目をつぶるとと言いつつ、代表になるのは自分だと言います。

 

玲音の手下がこの状況をヤバイと言い、立会人の先生がいないから無効だと話します。

 

 

「露壬雄くん…」

と言って、手李亞(てりあ)が現れます。

 

「露壬雄君、手李亞の雑用係になった時に言ったよネ…」

『ある子に約束したんだ。世界を変える』って、『そのために監督生になる』って。

「あれはペルシアちゃんの事だったんだネ」

と言う手李亞に幻滅したかと聞く犬塚。

 

「凄いと思うヨ」

と手李亞に言われ驚く犬塚。

 

一人の子のために世界を変えるなんて大それた事出来ないと言い、

手李亞は犬塚はいつも全力だったと言います。

 

「どんな壁にも立ち向かって、乗り越えて、私も何度も勇気づけてもらった」

と言い、

「雑用係(ファグ)として、学園の皆のためにも毎日、尽力してれた!」

「それは皆も知っているよネ!?」

と大きな声で皆に訴えかける手李亞。

 

露壬雄は誰かのために頑張れる人だと、

白猫と内通してるとか、関係ないと言い、

「君は、この学園に必要な人」

「フォグマスターが保証するヨ…!!」

と微笑む手李亞。

手李亞の言葉に感動する犬塚。

 

いいところを全部手李亞に取られたと言うと、姉に謝る手李亞。

よく言ったと言い、

「こんな人前で自分の意見を主張できるなんて、オドロキだヨ」

と胡蝶は言います。

 

(露壬雄の事、好きだったくせに…)

(それが手李亞の出した結論なんだネ…)

と胡蝶は手李亞に微笑みかけ、

 

「まっ遊び相手がいなくなったら、つまんないし~」

「一票入れてあげるヨ!」

と言って、二人は犬塚に投票するのでした。

 

 

胡蝶先輩も手李亞先輩も犬塚側についたとざわつく生徒達。

 

 

(ふざけるな!)

(何でこいつらの味方をする奴が次々と…!!)

 

(何で…何でだ…!!)

と悔しがる玲音。

(どうして…)

(どうして、あの2人に味方がつくんだ!!)

玲音は焦ります。

 

皆が迷い始めてるのを見た玲音はこのままじゃマズイと、

(ボクは絶対負ける訳にはいかない!!)

(負けられないんだ!!)

と思い、

「2人の味方をするという事がどういう事か分かっているのか!?」

と言って、東和とウェストは敵対してると、戦争が終わって何十年経っても領土争いや人種差別が起きていると。

 

「”ウェスト憎むべし”…”東和を許すな”…」

互いにそう教育を受けて来ただろうと、これは規律だと、

「白と黒は絶対に交わっちゃいけないんだ!」

と叫ぶ玲音。

 

「私達は長年…その考えに縛られ生きてきました」

と周りの大人やニュースなどにお互いを憎み合うよう刷り込まれてきたというサイベル。

 

「規律に厳しいサイベル先輩なら分かってくれるよね!?」

とサイベルに同意を求める玲音。

 

「道を踏み外し、秩序を乱す者には」

「白猫だろうと、黒犬だろうと、容赦なく罰を与えます」

と言うサイベルに勝ったように笑う玲音。

 

サイベルは犬塚に問います。

「学園祭で副委員長を務めたのもペルシアさんのためですか?」

と聞かれ正直にそうだと答えた犬塚。

 

ジュリエットと学園祭を廻るために副委員長に立候補したと。

 

サイベルは犬塚は身勝手で、クビにしてもケンカをふっかけてくるし、

不真面目極まりなかったと言います。

 

犬塚は仕事は面倒くさくて、サイベルは怖いし、クビになって散々だったと言います。

 

オブジェ対決で皆が集まって来て、全員で一緒に一つの事に取り組んで、

すごく楽しくて、こういうのもいいなって…本気で思えたと言います。

 

「白猫と黒犬でオブジェ作り、やりましたね」

とサイベルが笑って驚く犬塚とジュリエット。

 

二寮が混じって競い合い、一つの事を成し遂げる…と言い、

「私も楽しかったですよ」

「気づかせてくれたのは、あなたです。犬塚露壬雄」

と微笑むサイベル。

 

二人はとても誠実でマジメと言い、

2人のどこに秩序を乱すものがあるのかと、

もし規律が彼らを許さないと言うならと言いながら、ペルシアと書かれた投票用紙を見せ、

「そんな規律は、このアン・サイベルが破り捨ててみせましょう!」

と言うと、

「何が正しくて、何が間違っているのか、

演説で犬塚が言っていた言葉を思い出すように言います。

 

「自分の頭で考え、自分の中の正義に従いなさい!」

と皆に伝えます。

 

 

黒犬と白猫の監督生(プリフェクト)まで味方になったと、焦り出す玲音。

 

 

その時、”ゴン”という音が響きます。

 

朱奈が土下座していて、

「露壬雄様…申し訳ありません」

と謝って来て犬塚は驚きます。

 

朱奈は自分が何も知らされていなかったというショックで気が動転していたと言います。

 

露壬雄が丸流に殴られていた時も、頭が真っ白で動くことが出来なかったと言い、

守ると誓ったのに不甲斐ないと涙ぐみます。

 

犬塚も謝ると、自分たちの世界にはたくさんのしがらみがあると言い、

2人が関係を隠さなければいけなかったのは、必然と言います。

 

朱奈は露壬雄が優しい方と知っていると、

東和で身を挺してかばってくれたと、

ジュリ男様も心優しい方だと知っていると言います。

 

そんな2人が関係を隠し通さないといけないなんて…と、

「間違っているのは、私達…」

「そして、この世界の方です!」

と言って、全世界の人々が2人を非難しても守ると言います。

 

「妹ですから!」

と。

 

晃葵(こうぎ)が現れ、頼りない先輩と言い、

競い合うことの楽しさを教えてもらったと言い、

これからの時代はそうなっていくべきと言います。

 

アメリアも2国が交わっちゃダメなんて考え方は、化石と言います。

 

ジュリは古い考えに縛られずにアメリのことを考えてくれたから、

ジュリが望むなら、

「アメリも黒犬と仲良くするよ!」

「てかウチらで新しい時代創っちゃう!?」

と朱奈と晃葵の腕を取ります。

 

 

玲音は1年から3年すべてに味方がいる事に誤算だと、

犬塚たちを擁護する奴らが多くて焦ります。

 

晃葵の声で1年全員が犬塚に、アメリアの声でジュリエットに票を入れ出します。

 

ざわつきながら、どんどん入れていく生徒たち。

 

皆が考え始めた…

自分の意志で…

一度こうなってしまっては、もう

 

 

『オレ達で決めよう』

『オレ達の学園なんだから』

と言った犬塚の言葉に従っていく生徒たち。

 

玲音は自分の時は誰も味方してくれなかったと、

何でこいつらにはと悔しそうに見つめる玲音。

 

 

犬塚とペルシアの票がどんどん集まっていきます。

 

 

憎くないのかと言う玲音に、騙してたことは許せないけど、

犬塚だけは嫌だったけど、大切なものを守るためにかわらなければいけないと、

泣きながら男子生徒がジュリエットに票を入れるのでした。

 

「もういいだろ。玲音」

「終わりにしよう…」

と藍瑠代表とケット代表が現れます。

 

藍瑠代表は玲音に2人が今日までずっと繋いできたものに負けたと言います。

 

犬塚は皆に助けられただけと言い、自分たちの力では切り抜けられなかったと言います。

 

藍瑠代表は一人の力では大衆は動かせないと言い、

何で皆が助けてくれたかを考えるように言われます。

 

「お前たちはたった2人でこの世界を変えようと決意した」

戦って、足掻いて容易な道じゃなかったと、

その日々が少しずつ人の心を動かして行ったと。

 

心を動かされた人たちが今度は別の人の心を動かす。

そして、数珠繋ぎのように誰かが誰かの声に賛同し、波紋のように広がっていく。

 

「お前達の見せた決して折れない”覚悟”が皆を巻き込み」

「この学園という世界を変えたんだ」

「しかと見届けだぞ。露壬雄!」

と兄・藍瑠代表も犬塚に投票するのでした。

「兄さん…」

と犬塚は泣きそうになります。

 

「よく頑張ったな。2人共…」

 

皆が犬塚とジュリエットに笑顔で抱きつくのでした。

「明日までにこの書類すべてに目を通しておけ」

と何冊もの書類を持ってくる藍瑠。

 

まだ仕事残ってるとこれ以上は無理だと悲鳴を上げる黒犬監督生代表になった犬塚露壬雄。

 

代表が弱音を吐いてどうすると励ます監督生副監 兼 会計になった狛井蓮季。

 

 

自分たちももうじき引退と言う胡蝶。

手李亞も2人じゃ監督生は回せないと言って、庶務を早くつけるようにアドバイスします。

 

藍瑠もあれから1週間たったから、早く補欠選挙を開くように言われます。

 

 

投票日から1週間色々あったと思い出す犬塚。

 

あの後、目を覚ました先生たちが駆けつけ、選挙戦は取りやめに。

立会人不在の投票は無効に、再投票で改めて自分とペルシアが代表に。

 

蓮季やアビやスコットも監督生となります。

 

玲音は選挙を辞退したのでした。

その後、人が変わったように大人しくなり自白すると、

 

先生を眠らせ、投票を妨害、二寮のケンカを煽動したことから、1週間の謹慎となりました。

 

 

犬塚は兄に玲音を雑務係(ファグ)にした理由を聞きます。

二人に接点がなかったのに不思議と言う犬塚。

 

藍瑠は優秀だからだけで、選んだわけじゃないと言います。

 

玲音は復学して早々、自分の所に来て、

『ボクにはどうしても成し遂げたい野望がありあます』

と、この世界を完全に分けると二度と悲劇が起こらないように。

そう言った彼女の目に犬塚の目と似たものを感じたと言います。

 

玲音と露壬雄、学園はどちらを選ぶのか見届けたかったと言う藍瑠。

 

やり方は間違いいていたけど、彼女の意志の強さと行動力は、露壬雄とペルシアに負けていなかったと言います。

 

 

『”ボクなんかいなければ”って、』

でも自分たちは姉が好きでいてくれてよかったと思ってると言って泣いていた玲音の従姉弟の言葉を思い出します。

 

考え込む犬塚を見て、何か考えがあるって顔と言われ、頷く犬塚。

 

藍瑠は、

「好きにしろ」

「今は露壬雄…お前が代表だ」

「お前なりのやり方で学園を…寮生を導いていけ」

と兄・藍瑠に言われ、「オウ!」と答える犬塚。

 

手李亞が藍瑠がよくしゃべると言うと、弟の成長が嬉しいという胡蝶。

 

 

自室の窓際に立つ玲音。

今日で1週間…謹慎は解けたと呟き、荷物も詰め終ったというと、

「この学園ともお別れだな」

と言う玲音。

 

(あの時、ぼくは2人に完敗した)

と、皆が徐々に犬塚たちの味方をしていく光景を目の当たりにして、]「この世界は変えることができるんだと。

 

心の底に閉じていた淡い希望を思い出してしまった。

 

自分も初めは東和とウエストが仲良くなれればいいと願っていたけど、

犬塚のように未来が変わると信じきれなかったと。

 

あんなことをしてしまったからもう学園にはいられないと思う玲音。

 

(あの2人に合わせる顔もないしな)

と思ったところで何かの音に気付く玲音。

 

 

「タ」

「ス」

「ケ」

「テ」

とドアの隙間に頭を挟んで苦しそうにしている犬塚に、

「なんぞーー!!?」

と驚く玲音。

 

 

ようやく息を整えた犬塚が謝ります。

 

「何してるん! 心臓! 止まるかと思ったやないか!!」

と怒鳴る玲音。

 

犬塚は玲音に話があって来たら、”学園ともお別れ”って聞こえてきて、慌てて部屋に入ろうとして、チェーンロックに気付かなくて、顔だけハマって抜けなくなったと。

 

玲音は自分の世界に入り込んでて気づかないと言われ、

『あの時ボクは…』から声に出ていたことに恥ずかしくなる玲音。

 

改めて犬塚は玲音井ダリア学園を読めるのかと問いかけます。

聞いていたのなら分かるだろと言う玲音に辞めるなと言う犬塚。

 

そんな犬塚に驚きつつ、自分が何をしたのか忘れたのかと、

あの時のことを許してくれるのかと言う玲音に、

簡単には許すわけないという犬塚。

 

責任感じてるなら、辞めるんじゃなくて、

「監督生やれ!」

「そんで、オレを手伝え!!」

と言った犬塚。

 

驚いた玲音は、

「バカか君は?」

と言って、今さらどんな面して監督生やれと、

ボクの出る幕はもうないと言う玲音に、

「お前の事情なんか知るか!」

と言って、庶務がいないから忙しいから優秀な奴がいると、

「オレのために一肌、脱げ!! 代表権限だ!!」

と無茶苦茶な要求をする犬塚。

 

「代表権限…」

だったら従うしかないと言いながら、恥ずかしそうにリボンを外し、シャツのボタンを外していく玲音。

「君のおもちゃにすればいいさ…!!」

と言う玲音に、

「一肌、脱げって、意味ちげーよ!」

と慌てて目をつぶって顔を逸らして、服を着るように言う犬塚。

 

しかし、何かに気付いた犬塚は、窓が開けられ玲音がいなくなっているのに気付き、

逃げやがったと窓の外に向かって怒鳴る犬塚。

 

そんな犬塚を壁越しに感じる玲音。

 

 

歩きながら、犬塚のお人好しに呆れます。

自分を監督生なんかしたら、犬塚の立場も危うくなるかもしれないと呟きます。

 

 

「お姉ちゃん!」

と学園でいていくのか聞いてくる甲斐と久里。

 

ちょうど良かったと言って別れを言おうとする玲音に、出ていくことなんてないと言います。

 

仕方ないとこれがボクなりのけじめと言う玲音。

 

これからは犬塚とペルシアが学園を変えていくから、自分は邪魔だと言います。

 

「そんな事ないよ!!」

「バカねーね!!」

と声を上げると一緒に学園を変えてけばいいと言います。

 

出来るわけないと、自分は二寮を分断するために2人を追い込んだ。

なのに突然友好のために協力なんて誰が信じると、

今となっては寮生からの信頼もないと、誰も認めてくれないと言う玲音。

 

もっと早くに犬塚を信じていたら何かが変わっていたかもしれないと言った玲音は、

「気づくのが遅すぎたんだ」

「この学園に…ボクの居場所はない」

と泣きそうな顔をする玲音。

 

去るしかないと言うと、そこに玲音に手を貸していた寮生たちがやってきます。

白猫をつぶすために協力したのに、寮監にゲロッたから自分たちも謹慎を1週間くらったと怒りの目を向けてきます。

 

「どう落とし前つけるんだ」

と言ってくるので、従姉弟たちを背にかばう玲音。


玲音のせいで1週間の謹慎になったと、どう落とし前つけるのかと絡んできます。

 

「お姉ちゃん、このコワイ人達誰!?」

自分の足元で怯える久里。

 

玲音は弟と妹が怖がってるからと、もっと優しくしゃべって欲しいと頼むと、

 

「玲音ちゃんおせいで、私達、1週間も謹慎になっちゃったじゃな~い!!」

とオネエ風に怒ると、玲音も、

「ごめ~ん。テヘペロッ」

と舌を出して謝るのでした。

 

「何言わせんだ、コラァ!!」

と思わずのっかったことに赤くなって怒ってきます。

 

可愛かったと、オネェキャラも良かったという玲音。

 

 

ガキは失せろと久里たちを邪魔にすると、玲音も2人にあっちで遊ぶように言うのでした。

 

甲斐は少し考えると、久里の手を取って走り出します。

 

 

立ち去ったのを見た玲音は、どうしたら許してもらえるのかと聞きます。

 

謝れと言われ、玲音は膝を付き、手を付き、

「この度はボクの不手際でご迷惑を――…」

と謝りだすと、おちょくってるのかと突っ込まれます。

 

謝ってると言う玲音に悪いと思ってねぇだろうと、突っ込まれ、

上辺だけで本心は見せないと、

「立場、分かってんのか?」

と自分たちにまで見捨てられたら、この学園に居場所なんてなくなると言ってきます。

 

 

玲音はバカと言い、

「最初から居場所なんてどこにもないんだよ」

と冷たい笑みを浮かべる玲音。

 

上辺だけと言われて、玲音はゆっくり立ち上がりながら、

そう生きていくしかなかったと言って、こうなるのも仕方ないとそばで笑うと、

寄るなと飛ばされてしまいます。

 

玲音は、こんな学園は辞めたって何とも思わないと顔を伏せます。

 

 

「居場所ならあるぜ」

「執務室にな」

といって、玲音の前に犬塚が現れたのでした。

 

犬塚は玲音を監督生にするから手を出すなと言います。

 

今更玲音が監督生になれると思ってるのかと、

玲音のやったことは全部知れ渡ってると、寮生の信用はガタ落ちだと言われると、

犬塚は玲音に向かって、

「簡単になれると思うなよ!」

と言うのでした。

思わず玲音もどっちの味方なのかと突っ込みます。

 

犬塚は何が何でも玲音には生徒の信用を勝ち取って、

正々堂々と監督生をやってもらいたいと言う犬塚。

 

「敵に回すとやっかいだけど」

「すごい奴だってのは、知ってるからさ」

と言う犬塚の背中を見つめる玲音。

 

それともと言って、犬塚は暴田に監督生を目指すかと聞いてみます。

 

暴田悟里夫(ぼうだごりお)は面識のない犬塚が自分の名前を知っていたことに驚きます。

 

代表だから覚えたと犬塚は、

「後ろのお前らは、歩地(ぽち)に八千(はち)…」

と他の生徒の名前も言っていきます。

 

黒犬全員憶えたのかと驚きます。

 

 

今は2年生しか覚えられてないと言って、

白猫も入れて全校生徒覚えると言うのでした。

 

邪魔が入って萎えたといって、暴田たちは立ち去って行きます。

 

 

玲音が助かったというと、礼ならこいつらに言えと言うと、甲斐と久里が駆けてきます。

 

あんまりしつこく誘うのは嫌だからと言って、

今週末に監督生補欠選挙を開くから、玲音に出ろと言い、落選したらもう言わないと言う犬塚。

 

「絶対に来い」と何度も言ってその場を立ち去る犬塚でした。

 

 

(しつけぇ…!!)

と思う玲音。

 

出られる訳ないと言った玲音に、

「いくじなし!!」

と言って、甲斐は大きな声で、「犬塚は…本当はーー」と訴えかけるのでした。

 

 

補欠選挙当日ーー

 

次々と挨拶をしていく生徒たち。

ろくな奴がいないと思う犬塚でした。

 

 

次のエントリーの玲音は自分が勝手にエントリーしたと言う犬塚。

来なかったらどうすると蓮季に突っ込まれてる時、

 

「君はボクを信用し過ぎだ」

といって玲音が現れたのでした。

 

 

ざわつく生徒たち。

 

目指す気になったのかと聞かれ、

「監督生にならなきゃいけない…理由が出来たから」

と言った玲音は壇上に立ちます。

 

そんな玲音に罵声を浴びせる生徒たち。

 

これは謝罪会見と言う蓮季。

 

何で犬塚を追い詰めたのかと聞かれた玲音は、説明する前に自分の話を聞いて欲しいと言います。

 

玲音は秘密にしていたけどと、

「ボクは…ハーフなんだ」

「東和とウェストの…!!」

と告白するとざわつく生徒たち。

 

バレないようにずっと隠してきたけど、隠すのは止めるという玲音。

 

「ボクのママは、ウェスト人だ」

と玲音は自分の過去を話し出すのでした。

 

「ーーー…」

 

「以上が…ボクのすべてだ」

と話し終えた玲音。

 

 

玲音にそんな過去があったのかと、

やっぱり、ウェスト人ってクソ野郎とざわつく生徒たち。

 

「二国は絶対に仲良くなれない」

と、誓ったと、

二度とボクのような人間は出してはいけないと、

二国をわけなければと。

 

自分は正しいと信じていて、間違ってるのは犬塚たちの方と。

 

いがみ合っていた奴らが次々と犬塚たちの味方になって、

大切なものを守ろうとする時、そこには人種の違いも壁もないと痛感したと。

 

犬塚とペルシアを見て、間違っていたのは自分の方だったことに気付いたと言います。

 

あんなことをした自分に学園にいる資格はない、

ここにボクの居場所はないと。

 

生まれた時から、どっちの国にも染まれなくて、

どこにも居場所なんてなかったと。

 

 

玲音は甲斐の言葉を思い出します。

犬塚が『姉ちゃんの居場所も作るって言ってたよ!!』と言い、

犬塚が目指してるのは玲音も笑顔でいられる世界と聞き、驚くのでした。

 

犬塚の力になってあげてと言われた玲音。

 

 

「ボクに居場所を作る…」

と犬塚がそんなことを本気で考えてるから、

もう一度監督生を目指したいと言う玲音。

 

自分のような人も幸せになれる未来を

犬塚たちと一緒に作りたいと泣き出す玲音。

 

「チャンスを…ください」

と言う玲音は頭を下げるのでした。

 

 

生徒たちから次々と拍手が起こっていきます。

 

 

犬塚は蓮季に寮監に伝えるようにいます。

「監督生、最後の一人は、”狗神玲音”って」

 

今後の活動内容について話す二人。

まずは体育祭、その後に3年の監督生引退式。

と言うジュリエットに、監督生総会も開かないとという犬塚。

 

監督生総会を増やそうというジュリエットに、合同会議を増やして近況を報告し合おうという犬塚。

 

 

代表になった二人に新たな問題が差し迫っていたのでした。

 

 

仕事の話はこのくらいにしようという犬塚。

ジュリエットも賛成します。

 

そこに白猫の生徒が現れて思わずなぐり合ってごまかそうとする犬塚とジュリエット。

 

「痴話ゲンカ」と言われて、もうケンカのふりも隠れたりもしなくていいことを思い出すのでした。

 

しかし、黒犬の生徒が現れると、驚いてベンチの下に隠れてしまいます。

 

 

二人は長いこと秘密にしていたクセが抜けないと、

体が反射的に動いてしまうと、焦る二人。

 

犬塚は皆に認められたから、学園は変わるつつあると、

まだ溝はなくなったわけじゃないからと言って、

もっと人前に出て白と黒が仲が良いことは普通のことなんだと周知させようと言います。

 

すると、ジュリエットは人前でいかがわしいことをするのかと恥ずかしがります。

そんなジュリエットを突っ込むと、

「食堂で2人でご飯する」

と提案する犬塚。

それくらいならいいと言うジュリエットと第一食堂で落ち合うと約束するのでした。

 

 

犬塚はずっと憧れていたシチュエーションだと思い、”2人で食事デート”が実現できると、

もう人目を盗んでコソコソ食べることも、誰の目を気にすることもないと内心喜ぶのでした。

 

 

ダリア学園、第一食堂。

 

犬塚とジュリエットが二人で現れてざわつく生徒たち。

 

好奇な目で見られるのは恥ずかしいというジュリエット。

周りの目は気にするなと言って、代表として毅然とした態度でいるべきといった犬塚の顔は情けない顔になっていました。

 

そこに蓮季と髪を切った玲音が現れて、似合うかと聞いてくる玲音。

他の女子にデレてると蓮季とジュリエットに突っ込まれる犬塚。

 

玲音に男はチョロイと笑われてしまった犬塚。

 

監督生同士でご飯をと誘われ、慌てた犬塚はもうテラスの2人席をとってると断ると、

玲音は残念と言って本命には勝てないと、待つのは愛〇の務めと言うので、

慌てて突っ込む犬塚。

ジュリエットが驚くと、慌てる犬塚は玲音に訂正するように言います。

 

「玲音が幸せになれる未来を作る」

と言ったとからかうと、そう言う意味で言ったんじゃないと突っ込むと、

慌ててジュリエットと移動するのでした。

 

見せつけられるとイジメたくなると笑う玲音。

 

 

席に着けば2人きりと思いながら席に向かうと、

誰かが座っていて、その姿にジュリエット思う犬塚。

 

そんな犬塚に突っ込んで、自分はここにいるというと、

犬塚はあれは誰だと驚くのでした。

 

私が分からないのかと立ち上がるその人物。

恋に破れて生まれ変わった存在と言って、

「スコシアよ」

とジュリエットの恰好をしたスコットに、レックスの跡を継ぐのかと驚く犬塚とジュリエット。

 

ペルシアが犬塚と恋仲と知ってショックで何日も寝込んだと。

 

ペルシアに対する愛情は消えないと言って、

考えついたのが自分がペルシア様になればいいと、

第2のペルシア…”スコシア”に、スコシアは自分を裏切らないと、

似合うかと聞いて来たスコットに似合ってないと突っ込む犬塚。

 

そんなスコットの頭を踏みつけるシャル。

自分が調〇すると言って引きずって行き、

犬塚に学園中に認められたからと言って、

私のペルちゃんに手を出したら許さないと言うシャル。

 

呆れて何も言えなくなるジュリエット。

 

 

騒がしい奴と言って現れた男子の制服を着た朱奈。

「朱壬雄」と名乗ります。

 

露壬雄は素晴らしい相手に恵まれ、立派になったと、

お目付けが不要になっても役に立ち続けたいと思い、

考えた末、自分が露壬雄様になればいいと思ったと言います。

 

犬塚は目を覚ませと、スコットと同じ知能レベルになると突っ込みます。

 

すると、ファンクラブができてて、その女子たちとランチに行く朱奈。

 

ジュリエットにもうお昼も終ったと言われて、やめにすると言われ、一緒に食べられないのでした。

 

 

放課後、前より邪魔が入ると落ち込む犬塚。

そこにジュリエットがやって来て、購買で買ったサンドイッチを一緒に食べようと言います。

 

結局、2人でコソコソ会ってるというと、焦る必要はないというジュリエット。

 

ジュリエットはじっくりしっかりやっていけばいいと言い、

「2人だけで会う時間も」

「大切にしたいから」

と言って照れたように微笑むジュリエットに、自分も2人でいたいと思う犬塚。

 

焦ることはないと、ゆっくり二寮の仲を取り持っていけばいいと思います。

 

 

そこに蓮季と玲音が戻ってくると、また隠れてしまう犬塚とジュリエットで、

クセが抜けるのに2週間はかかったのでした。

執務室の窓際で佇む藍瑠。

そこに胡蝶と手李亞が入ってきます。

 

感傷に浸ってると言って、体育祭が終わったら自分たちも引退と言う胡蝶。

監督生を引退するのが寂しいのかと聞かれ、

ようやく肩の荷が下りるから、待ち遠しいと言う藍瑠。

 

普通の生徒に戻れると言う胡蝶。

色々あったという手李亞。

 

感傷に浸ってるのはお前達と言って、最後まで仕事を全うしようと歩き出すのでした。

 

 

今度の体育祭は黒犬と白猫の混合でチームを作るという犬塚。

 

唯一、公に戦える舞台だからと言って反対するスコット。

そんなスコットと距離を取るジュリエット。

 

スコシアなんてやってたら、誰でも引くと言う犬塚の言葉に、

「何だ。それは?」

と言って、記憶をなくしていました。

 

体育祭前日の前哨戦、盛り上げるために監督生同士で戦う模擬試合のことを話す玲音。

 

去年は藍瑠先輩とケット先輩のフットサル対決で盛り上がったという蓮季。

それを白黒合同でチームを作るのはどうかという玲音。

 

うるさいといって机を叩く蓮季。

進行役を決めるべきと言う玲音に、進行役のつもりだったという犬塚。

 

こんな時、サイベルさんがいたらいいと言うジュリエット。

 

アビに意見を求めると、何で代表に選ばれたかったんだと言って机を叩くアビ。

 

玲音のせいと言うアビに玲音のことは持ち出すなと言う犬塚。

 

好きなのかと言われ、アビの胸ぐらを掴む犬塚。

自分やペルシアに謝罪がないと言うアビに反応する玲音。

 

そんな二人を止めに入ったジュリエットの警棒が、藍瑠の目の前で止めたジュリエット。

 

随分と賑やかといって、ジュリエットの警棒を折った藍瑠は、

「そこに直れ、貴様ら」

と椅子に座らせ、説教が始まるのでした。

 

もっと監督生としての自覚を持ったらどうだと言って、

おちおち引退も出来ないと、もう一年代表やろうかとクドクドト30分続いたのでした。

 

自分たちが2年のころはもっとしっかりしていたという胡蝶。

そうかなと、手李亞は胡蝶を見つめます。

 

犬塚は自分たちも成長してると、3年にだって引けを取らないと言うと、

3年と2年の力は互角と言いたいのかと聞く藍瑠。

 

そうだと犬塚が言うと、2年と3年の監督生のどっちが優れているか、

体育祭のエキシビジョンで白黒つけないと言う窓から現れたケット。

 

自分たちの力を過信し過ぎというケットは、先輩の威厳をみせつけてやると言います。

 

癪だが、ケットの言う通りと言って、犬塚たちなど、まだまだヒヨッコだと言うことを教えると言い、

「勝負を受けろ。露壬雄」

と言うのでした。

 

ジュリエットが対戦する理由がないと言うと、臆病風に吹かれているのかと言う声が窓の外から聞こえてきます。

 

サイベルとレックスが窓の外の木の枝に立っていたから、悪役みたいな登場シーンと驚く犬塚。

 

サイベルから自信がないと、負けたら真性監督生としての威厳を失うと言われてしまうジュリエット。

 

犬塚は示し合わせたように出てくる先輩たちの様子が変と思うのでした。

 

 

藍瑠はサイベルの言う通りで、逆もまた然りと言います。

 

その言葉に、なるほどと思い、勝負を受けると言う犬塚。

「2年対3年監督生、下剋上対決だ!!」

 

そうこなくてはと眼鏡を押し上げる藍瑠。

 

 

体育祭のエキシビジョンの日、生徒たちは盛り上がります。

賭けをする生徒たちもいるのでした。

 

 

犬塚に勝負を受けた理由を聞くジュリエット。

負けたら生徒たちに頼り甲斐がないと思われると言うと、

だからこそと言う犬塚。

 

あの日の先輩たちは、まるで初めから示し合わせたかのような言動。

兄さんの”逆もまた然り”の言葉で張ったとたという犬塚。

 

自分たちは、まだ監督生として認められていないから、どうしても比べられてしまうと言います。

でも、この試合で勝ったらと言うと、驚くジュリエット。

 

自分たちを勝たせるためと言うジュリエットにきっとそうだと言う犬塚。

3年からの最後の手向けと予想する犬塚でした。

 

 

司会の二人が、ゲームはダリア学園発祥の”ダリア・ウォールゲーム”と言って説明を始めます。

 

フィールドは「学園全体」で、正門と裏門がそれぞれのゴールと。

ひとつのボールを奪い合って、相手のゴールまで先にボールを運んだチームが勝利と言います。

 

ボールは持っても蹴っても投げてもOKで、

相手への直接的な暴力はNGだけど、接触はOKと言います。

 

それ以外にはルールはなしで、時間も無制限と言います。

 

 

司会がトスの時間と言うと、

胸を借りるつもりでいくと言う犬塚は、ボールを取ろうとしたら、

レックスにとられてしまい、吹き飛んでしまいます。

 

驚くジュリエット。

 

 

そんな犬塚たちに何か思い違いをしていないかと言い、

「オレ達の目標は徹底的に貴様らを潰し」

「自惚れや慢心を消し去る事だ」

といって、これが最後の手向けと言う藍瑠でした。

 

犬塚は全然勝たせる気がなかったと青くなってしまいます。

「頼む協力してくれないか」

と他の3年の監督生に頭を下げる愛瑠。

ケットは頭を下げた藍瑠に喜びます。

 

エキシビジョンで3年と2年が勝負しなければならないのかと言うサイベル。

 

引退前に教えておきたいことがあると、

口で伝えられることじゃないから、感じ取ってもらいたいと言う藍瑠。

 

エキシビジョンが効率的と言うと、

ケットは藍瑠も変わったと言います。

露壬雄君とペルシアちゃんの影響かと言われ、

そうかもしれないと言い、自分は監督生らしいことも兄らしいこともしてやれなかったと言います。

 

可愛い後輩のために協力すると言うケットは君にことを好きになったわけじゃないと言い、

安心しろ言って、俺も貴様は嫌いだと言う藍瑠。

 

 

今日の監督生会議で2年に勝負を申し込むと言って、

”ダリア・ウォール・ゲーム”がいいと言います。

 

藍瑠は試合が始まったら、悪役(ヒール)に徹して、

全力で2年を叩き潰してくれと言うのでした。

 

 

レックスが高等部を抜けて、裏門を目指していました。

2年チームに食い止めることが出来るのかと、実況されます。

 

レックスの前に立ち塞がるスコット。

ファグマスターに刃向うのはいい度胸だと言われ、

自分が挙げた女子の制服を着ないことに反抗期かと言います。

 

いつまでも先輩の言いなりにならないと言い、

恥ずかしい恰好をするのは嫌だというスコット。

 

今日こそ越えると言ったそばから吹き飛ばされるスコットでした。

 

全員が来ると、現れたケットにパスをするレックス。

 

ケットは束になっても自分たちには勝てないと言い、

後ろから来る藍瑠に見つめます。

 

ケットは入学当初からいけ好かなくて嫌いだったと、

常に上から目線で、同い年なのに大人っぽく、人生悟ったような面。

 

そんな藍瑠と最後の最後で手を組むことに、

人生何が起きるか分からないと思うのでした。

 

 

ケットは犬塚をかわしながら、

犬塚たちがエキシビジョンの本当の意味に気付いていないと言って、

早く気付かないと手遅れになると言います。

 

どういうことだと思いつつ、その速さに驚く犬塚。

 

行かせないと言ってアビが立ち塞がると、ソマリが抱き付いてきます。

 

ケットはアビの腹黒くて野心家なところとか大好きと言って、

本当に革命なんて起こせるのかと思ってるのかと聞いてきます。

 

思ってると言うと、代表にもなれてないし、

功績はミスターダリアくらいで、世界を変える器なんてないとと言われてします。

 

器じゃないと落ち込んでしまうアビ。

でも、ソマリの

「アビはできる男」でやる気を持ち直すのでした。

 

奥義と言ってケットはボールをズボンの中に入れて、

「必殺”タマ”隠し」

といって止められないと言って、最低なとこに隠すのでした。

 

サイベルがそれを蹴り上げて、ボールが汚染されて使用不能になったと言って、

新しいボールを申請するのでした。

 

ケットが動けないからチャンスと言うと、

監督生の中でも最弱と言うサイベル。

 

そのサイベルのキャラは、ケットに借りたコミックの悪役でした。

 

 

バラ園でサイベルとジュリエットが激しい攻防になります。

 

サイベルにあなたの実力はこんなものかと、

そんなことで代表としてやっていけるのかと言われるジュリエット。

 

ペルシアは引っ込んでろと、蓮季がボールを取ろうと突っ込んできます。

「上」と胡蝶の合図でペルシアはボールを上に投げます。

 

活躍の場を盗ったことを笑いながら謝ると、

「最近、影薄いよネ」

と蓮季を攻撃してくる胡蝶に、

「胡蝶先輩も同じだゾ」

とブーメランで返す蓮季でした。

 

 

悪役に徹すると考えていた手李亞は露壬雄には悪いところなんてないと照れたように言うのでした。

 

 

このままだと負けると、犬塚に声を掛けたジュリエット。

 

 

バラ園を抜けて噴水のコーナーへ。

 

玲音は自分たちが3年に勝つなんて初めから無理だと言うと、

玲音の悪いところは自分を信じきれないところと言って、

何も成し遂げる出来ないと、邪魔だからすっこんでろと言われて何も言えなくなる玲音。

 

藍瑠は胡蝶からボールを受け取ると、ゴールにぶち込むと言うと、

立ち塞がる犬塚。

 

兄弟対決と言われ、藍瑠は試合の意味に気付かなかったのかと、

「これで終わりにしてやろう」

と犬塚を弾き飛ばした藍瑠。

 

「終わり?」

とニヤリと笑う犬塚はゲームは始まったばかりと言い、その向こうからジュリエットが現れます。

 

(露壬雄の…死角に!?)

藍瑠はジュリエットが刺客から現れたことに驚くのでした。

 

「ここからが私たちの反撃」

とジュリエットが言うと、

犬塚とジュリエットの様子に、藍瑠は小さく笑うのでした。


寄宿学校のジュリエット【第14巻】のネタバレ

「頼む協力してくれないか」

と他の3年の監督生に頭を下げる愛瑠。

ケットは頭を下げた藍瑠に喜びます。

 

エキシビジョンで3年と2年が勝負しなければならないのかと言うサイベル。

 

引退前に教えておきたいことがあると、

口で伝えられることじゃないから、感じ取ってもらいたいと言う藍瑠。

 

エキシビジョンが効率的と言うと、

ケットは藍瑠も変わったと言います。

露壬雄君とペルシアちゃんの影響かと言われ、

そうかもしれないと言い、自分は監督生らしいことも兄らしいこともしてやれなかったと言います。

 

可愛い後輩のために協力すると言うケットは君にことを好きになったわけじゃないと言い、

安心しろ言って、俺も貴様は嫌いだと言う藍瑠。

 

 

今日の監督生会議で2年に勝負を申し込むと言って、

”ダリア・ウォール・ゲーム”がいいと言います。

 

藍瑠は試合が始まったら、悪役(ヒール)に徹して、

全力で2年を叩き潰してくれと言うのでした。

 

 

レックスが高等部を抜けて、裏門を目指していました。

2年チームに食い止めることが出来るのかと、実況されます。

 

レックスの前に立ち塞がるスコット。

ファグマスターに刃向うのはいい度胸だと言われ、

自分が挙げた女子の制服を着ないことに反抗期かと言います。

 

いつまでも先輩の言いなりにならないと言い、

恥ずかしい恰好をするのは嫌だというスコット。

 

今日こそ越えると言ったそばから吹き飛ばされるスコットでした。

 

全員が来ると、現れたケットにパスをするレックス。

 

ケットは束になっても自分たちには勝てないと言い、後ろから来る藍瑠に見つめます。

 

ケットは入学当初からいけ好かなくて嫌いだったと、

常に上から目線で、同い年なのに大人っぽく、人生悟ったような面。

 

そんな藍瑠と最後の最後で手を組むことに、人生何が起きるか分からないと思うのでした。

 

ケットは犬塚をかわしながら、犬塚たちがエキシビジョンの本当の意味に気付いていないと言って、早く気付かないと手遅れになると言います。

 

どういうことだと思いつつ、その速さに驚く犬塚。

 

行かせないと言ってアビが立ち塞がると、ソマリが抱き付いてきます。

 

ケットはアビの腹黒くて野心家なところとか大好きと言って、本当に革命なんて起こせるのかと思ってるのかと聞いてきます。

 

思ってると言うと、代表にもなれてないし、功績はミスターダリアくらいで、世界を変える器なんてないとと言われてします。

 

器じゃないと落ち込んでしまうアビ。

でも、ソマリの「アビはできる男」でやる気を持ち直すのでした。

 

奥義と言ってケットはボールをズボンの中に入れて、

「必殺”タマ”隠し」

といって止められないと言って、最低なとこに隠すのでした。

 

サイベルがそれを蹴り上げて、ボールが汚染されて使用不能になったと言って、新しいボールを申請するのでした。

 

ケットが動けないからチャンスと言うと、監督生の中でも最弱と言うサイベル。

 

そのサイベルのキャラは、ケットに借りたコミックの悪役でした。

 

 

バラ園でサイベルとジュリエットが激しい攻防になります。

 

サイベルにあなたの実力はこんなものかと、そんなことで代表としてやっていけるのかと言われるジュリエット。

 

ペルシアは引っ込んでろと、蓮季がボールを取ろうと突っ込んできます。

「上」と胡蝶の合図でペルシアはボールを上に投げます。

 

活躍の場を盗ったことを笑いながら謝ると、

「最近、影薄いよネ」

と蓮季を攻撃してくる胡蝶に、

「胡蝶先輩も同じだゾ」

とブーメランで返す蓮季でした。

 

 

悪役に徹すると考えていた手李亞は露壬雄には悪いところなんてないと照れたように言うのでした。

 

 

このままだと負けると、犬塚に声を掛けたジュリエット。

 

バラ園を抜けて噴水のコーナーへ。

 

玲音は自分たちが3年に勝つなんて初めから無理だと言うと、

玲音の悪いところは自分を信じきれないところと言って、

何も成し遂げる出来ないと、邪魔だからすっこんでろと言われて何も言えなくなる玲音。

 

藍瑠は胡蝶からボールを受け取ると、ゴールにぶち込むと言うと、立ち塞がる犬塚。

 

兄弟対決と言われ、藍瑠は試合の意味に気付かなかったのかと、

「これで終わりにしてやろう」

と犬塚を弾き飛ばした藍瑠。

 

「終わり?」

とニヤリと笑う犬塚はゲームは始まったばかりと言い、その向こうからジュリエットが現れます。

 

(露壬雄の…死角に!?)

藍瑠はジュリエットが刺客から現れたことに驚くのでした。

 

「ここからが私たちの反撃」

とジュリエットが言うと、

犬塚とジュリエットの様子に、藍瑠は小さく笑うのでした。

”ダリア・ウォール・ゲーム”をプレイバックと言って、

3年と2年の監督生の意地を懸けた勝負。

いち早く相手のゴールにボールをタッチするのはどちらかと。

 

現在、ケット選手がボールを持って独走中で、

バラ園に入ってあとは一直線だけで、2年生のピンチだと言います。

 

 

走りながら玲音が犬塚にどうするのかと聞くと、ケットからボールを奪えるが、

その後が思い付かないと言います。

 

スコットは二人で話すのを気にします。

 

作戦が決まると、指揮を玲音に頼むと、玲音は皆は認めないと言います。

そんな玲音に犬塚は、玲音が皆を認めてないからだと言うのでした。

 

本音をぶつけろと言って、受け入れてくれるかはあいつら次第と、

犬塚は玲音の指揮に従うように言って先に行くのでした。

 

動揺するジュリエットたちに、頭を下げる玲音。

今さらと言いながら、玲音は皆と本気えで力を合わせたいと思っているというと、

ジュリエットはあの時の恐怖は忘れられないと言います。

 

それでも、いくつもの理不尽と戦ってきたから、

玲音もハーフとして生まれてずっと戦ってきたから、

出来ることがあるというジュリエット。

 

「力を合わせましょう」

と玲音に手を差し出すジュリエットでした。

そんなジュリエットを「聖母」と驚くと皆も賛同します。

 

玲音はそんなジュリエットには敵わないと思うのでした。

 

 

ケットは後ろを走る藍瑠に誰も追ってこないから諦めたのかと言うと、

そんなはずはないと言って気を抜くなと言います。

 

そんな藍瑠に後ろを向きながら文句を言うケットの前のマンホールの蓋が突然開き、

そこから犬塚が這い出てボールを奪うのでした。

 

下水道を通って来たのかと驚く藍瑠に、地下の通路は知り尽くしてると言って、

意表をつくにはもってこいと言って、ボールを全力で投げて、バラ園を越えるロングパスを出します。

 

スコットがとろうと構えていると、レックスたちが現れます。

 

玲音は想定済みと言うと、蓮季とアビがレックスを止めに入ります。

 

玲音はレックスを2人が止め、胡蝶・手李亞はペルシアが、

玲音は自分がサイベルを止めないと勝機はないと考えます。

 

玲音はサイベルの弱点を考え、

「”クマパン”」と意味は分からないけど、犬塚に言われて動揺していたセリフをぶつけるのでした。

 

サイベルは見えてるのかと動揺して、後を確認して、

今はスパッツだから見えるはずがないとスカートを押さえるのでした、

 

足止めに成功したと思う玲音。

 

ジュリエットは胡蝶と手李亞を防ぐと、スコットは一人独走して、

本館を抜けると2年チームのゴールを捉えます。

 

ゴールに突っ切ろうとするスコットに追いついてきた藍瑠。

 

スコットは黒犬は、犬塚は嫌いだと思いながら、

凄さは認めてるとバックパスで犬塚にボールを渡します。

 

藍瑠は後ろを見ていなかったスコットに何故露壬雄が追いついてると思ったと聞くと、

藍瑠先輩が来ているなら、露壬雄だって追いついてくると思っただけだと言うスコット。

 

ゴール直前、全力でボールを投げようとする犬塚。

皆が決めろと応援します。

 

しかし、地面の割れ目に躓き、転んでしまうのでした。

 

驚いた皆は言葉を無くしてしまいます。

 

ボールはそのまま転がっていき、”ちょん”と門に当たるのでした。

 

 

試合終了と2年生チームの勝ちだとアナウンスすると、

笑いが起きるのでした。

 

追いついた仲間たちにも笑われ、真っ赤になる犬塚でした。

 

追いついてきた3年たちも呆れるのでした。

 

藍瑠も呆れたようにつめが甘い奴らと言い、

「今後に期待だな」

と見守るのでした。

 

 

エキシビジョンはこうして盛り上がって終わり、

体育祭は白黒混合チームで作ることになりました。

 

犬塚は全校生徒の前で、

お互いに協力し合って、競い合うことで見えてくることがたくさんあると、

今回の体育祭は”楽しむこと”がテーマだと言って宣言するのでした。

 

 

藍瑠のところに駆け寄った犬塚は、混合で体育祭をやることになったのは、

兄さんたちのおかげと言って、まとめるきっかけをくれたことにお礼を言います。

 

藍瑠は自分たちの代では考えなかったと言って、どちらの寮がすぐれてるかそればかりだったと言います。

 

最初から協力し合えていたなら、もっと良い学園生活が出来ていたかもしれないと言います。

 

その想いを託したと言い、「がんばれ」と励ます藍瑠。

嬉しそうに返事をした犬塚でした。

 

白黒混合チームで体育祭で競い合う生徒たちを見て、

観客たちはざわつくのでした。

 

こうして、両国の生徒たちがチームを組んだ体育祭が、

のちに新たな波乱を呼ぶことになってしまうのでした。

体育祭も終わり、明日は3年監督生の引退式。

手李亞との関係に変化が起きていた犬塚。

前年度も会計予算所を用意した手李亞が自分を「手李亞お姉さん」と呼ぶように言うと、大人びたように微笑みます。

礼を言うと、髪を手でなびかせ、大人っぽい仕草を見せるのでした。

コーヒーを入れてくれるという手李亞に犬塚は思わず、

(誰!!?)と驚いてしまうのでした。

胡蝶に妙に大人ぶっている手李亞のことを相談する犬塚。

本人に聞いてもはぐらかされ、胡蝶の変装かと思って胸を見て確認したけど、

違ったと言う犬塚にどうやって確認したのかと黒く笑う胡蝶でした。

普段と違い過ぎるから、元に戻って欲しいと言う犬塚に、自分も気付いていたという胡蝶。

原因に心当たりはあるけど犬塚には言えないと言う胡蝶。

驚いていると手李亞が来て驚きます。

結局、手李亞とダリア街に買い出しに行くことになり、こんな手李亞相手に耐えられないと思う犬塚でした。

 

ダリア街に買い物にやって来た犬塚と手李亞。

手李亞の様子に『背伸びしたいお年頃』だからなのかと思うのでした。

手李亞はクレープの販売カーを見つめてよだれを流しながらも、

子供が食べるものだからいらないと赤くなるのでした。

そんな手李亞を見て犬塚は分かりやすいと思うのでした。

犬塚は自分が食べたいと言い買うと言うと、手李亞はお姉さんが勝ってあげるといって犬塚を子供と言うのでした。

そんな手李亞にイラッとしてしまう犬塚。

結局、クレープを美味しそうに食べる手李亞に食べている間は素直でかわいいと思います。

口にクリームがついてるとハンカチで拭いてくれる手李亞の口元はクリームでべとべとになっていました。

自分が寒いのに上着を貸そうとしたり、

自分が行きたいのを我慢しながらトイレに行きたくないかと聞いてくる手李亞。

地図を見ているのに道に迷ったり、財布を落としたりと、手李亞の失敗にそのキャラは無理があると突っ込むのでした。

明らかに無理をしていることに怒ると、いつもの手李亞に戻るように言うと、いつもの自分ではダメだと言って、走り出す手李亞。

犬塚は手李亞が向かった先にドッグランがあることに気が付き、慌てて止めると、手李亞は犬たちになつかれてしまいます。

呆れた犬塚が犬が苦手な手李亞を助けようとすると、助けは要らないと言う手李亞。

早く大人にならなきゃならないと言うも、結局気絶してしまいます。

 

落ちついた手李亞に理由を尋ねる犬塚。

監督生を引退したら、学園を出ていくと言う手李亞に驚くと、

3カ月だけと言われ、犬塚は思わずズッコケてしまうのでした。

短くて安心したかと笑う手李亞にダリア学園を辞めるのかと勘違いしたと赤くなる犬塚。

大学の工学研究科から、研修への参加のオファーが来てると言い、うまくいけば推薦が貰えるチャンスだと言います。

もっと早く教えて欲しかったと言う犬塚に、今のままでは心配をかけてしまうから、

お姉さんっぽいところをみせつけて一人でも大丈夫なところを見せたかったと言います。

正銘の仕方が間違えてると突っ込む犬塚。

頑張って胡蝶の真似をしたと言う手李亞の胡蝶のイメージに驚くのでした。

犬塚は手李亞に心配はいらないと言い、手李亞にはいつも助けてもらってばかりで、こんなふうになりたと憧れていたと照れたように言う犬塚。

そのままでいいと納得した手李亞は、犬塚にいつも助けられてばかりだと思うのでした。

犬塚に格好いいと思われる先輩になりたいと思ったと。

3カ月でも離れることが怖いけど、夢に向かって挑戦しようと思えたのは、犬塚のお陰だと、髪をいつものようにまとめる手李亞。

犬塚もそのほうが似合うと言います。

「君に出会えてよかった」

と手李亞はいつものように笑うのでした。

3年の引退式も無事に終わり、手李亞は東和に旅立って行ったのでした。

手李亞がいなくなって寂しくて泣く胡蝶の姿に、依存してるのは胡蝶の方だと思うのでした。

体育祭での白黒混合チームに関するアンケート調査について話し合う犬塚とジュリエット。

「やってよかった」は半数以上だったというジュリエット。

犬塚は初めての施策で半数以上ならいいと喜ぶ犬塚。

多かったトラブルや小競り合いが課題と言うのでした。

ジュリエットは観客からのクレームで、いまだに抗議の電話が職員室にかかってると言います。

観客の目的は、東和とウエストの戦いだったからと言う犬塚に、

覚悟はしてたけど世間の目は厳しいと言うジュリエットでした。

今後のことを話そうとすると、警備員に鍵を掛けたいと言われてしまうのでした。

もう、19時だったことに驚き、片付けをするのでした。

廊下に出た犬塚は、二人になれても執務室だと仕事の話ばかりしてしまうと、

最近デートできていないと落ち込むのでした。

そんな犬塚に声を掛けるジュリエット。

今後の白黒交流のイベントについて考えたいから、もう少し話したいと言ったジュリエットは、自分の部屋で黒犬の寮(ブラックドギーハウス)の門限の21時までどうかと誘うのでした。

犬塚がすんなりOKすると、ジュリエットは30分後に3回の角部屋に来るように言い、監督生同士の話し合いだと寮長に言えば通してもらえるというのでした。

ようやく、部屋と言うことに気付き、『ジュリエットの部屋』と言うことに内心パニックになり、幻聴でジュリエットが自分たちの将来について話したいと言う声が聞こえてしまうのでした。

ダリア学園の寮は、原則として2人以上の相部屋で、犬塚は物置に住みついていました。

監督生(プリフェクト)には特権として、”個室”が与えられるのでした。

資料など物が増える監督生は、卒業まで広い部屋を好きに改造することが出来るのでした。

そして、ジュリエットは1人部屋なのです。

 

犬塚はジュリエットの部屋の前で緊張のあまり固まっていました。

ジュリエットの部屋で2人きりは、”お家デート”なのではと考えてしまった犬塚。

鼻息の荒い犬塚は、あくまで今日はマジメな話し合いだと、不純な気持ちを捨てようとします。

その時、ドアが開きジュリエットが顔を出します。

ジュリエットの部屋着姿に鼻血を出してしまう犬塚。

ジュリエットの新しい部屋を見回し、その女子らしさに最高と思うのでした。

今までシャルちゃんと一緒だったから広く感じると言うジュリエット。

夜になるとシャルちゃんが来て、添い寝してくれるから寂しくないと言うのでした。

犬塚は強硬手段に出てると思うのでした。

ジュリエットは犬塚が白猫の寮に入っても大事にならなかったことに、学園も変わったと笑うのでした。

しかし、犬塚は誰にも見つからないように忍んできたことを内心謝るのでした。

シャルやスコットに知られたら妨害されると考えたからでした。

 

犬塚はジュリエットの部屋の前で緊張のあまり固まっていました。

ジュリエットの部屋で2人きりは、”お家デート”なのではと考えてしまった犬塚。

鼻息の荒い犬塚は、あくまで今日はマジメな話し合いだと、

不純な気持ちを捨てようとします。

その時、ドアが開きジュリエットが顔を出します。

ジュリエットの部屋着姿に鼻血を出してしまう犬塚。

ジュリエットの新しい部屋を見回し、その女子らしさに最高と思うのでした。

今までシャルちゃんと一緒だったから広く感じると言うジュリエット。

夜になるとシャルちゃんが来て、添い寝してくれるから寂しくないと言うのでした。

犬塚は強硬手段に出てると思うのでした。

ジュリエットは犬塚が白猫の寮に入っても大事にならなかったことに、

学園も変わったと笑うのでした。

しかし、犬塚は誰にも見つからないように忍んできたことを内心謝るのでした。

シャルやスコットに知られたら妨害されると考えたからでした。

 

リップを塗るジュリエットの姿に、

女性がリップを塗り始めたらキスを待ってる合図だと古羊が言っていたことを思い出す犬塚。

ジュリエットは照れたように少し乾燥したからと言って、

自分の部屋だと気が抜けたと言います。

犬塚は付き合ってもう一年、

下の名前で呼び合うまでになって、ほっぺにチューもしたと。

そろそろ次のステップに進んでもいいのではと思う犬塚は、

ジュリエットの横に座ります。

キスをしてもいいのではと思う犬塚。

ジュリエットは次のイベント案を話し始めます。

そんなジュリエットの唇やスカートから見える太ももにばかり目がいってしまう犬塚。

「レスしてよ」

というジュリエットの言葉を緊張のあまり、キスしてよに勘違いしてしまった犬塚。

何とか自分を落ち着かせて名前を呼ぶと赤くなったジュリエットを見て、自分の覚悟が伝わったのかと思う犬塚。

顔を逸らせて何かを言いかけてやめたジュリエットの様子に照れてると思い、

目を逸らすなと肩を掴んで引き寄せようとする犬塚。

キスをしようとする犬塚に、

鼻毛が一本長いのが出ていると、必死に笑いを堪えて言うジュリエット。

さっきは犬塚が真剣な顔をしてるから言い出せず、

真剣な顔をすればするほど可笑しくなったと言います。

その言葉に色んなことを勘違いしていたことに、

(死にたい…)

と恥ずかしさのあまりそう思った犬塚は、帰ることにしました。

謝るジュリエットに、鼻毛を切らなかった自分が悪いと言いつつ、自分が完全に浮かれていて、ジュリエットも同じ気持ちと考えすぎていたと思い、頭を冷やそうと思うのでした。

この続きはまた今度と言うジュリエットに、また明日議論しようと言って帰る犬塚。

部屋に戻り、溜息を付いたジュリエット。

「そっちの続きじゃないわよ」

「バカ露壬雄」

と赤い顔で呟いて、そっと唇に触れるのでした。

嬉しそうに犬塚に挨拶しに来た朱奈。

しかし、犬塚たちは監督生としての仕事に追われていました。

仕事をしながら、今は立て込んでいると謝る犬塚。

犬塚は書類に判子をと、会計予算について意見を求められて忙しそうにしていました。

またあとでと言われてしまい、朱奈はその場の雰囲気に圧倒されてしまうのでした。

 

朱奈はむくれていました。

犬塚が監督生の仕事で忙しいのに自分では手伝うことが出来なくて、不甲斐ないと言います。

 

本音はと聞かれ、犬塚が構ってくれないから寂しくて彼女がいるから部屋にも行けないと駄々をこねるのでした。

 

その話を聞いて、アメリもジュリともっと遊びたいと言います。

高等部になったら姉・蓮季と毎日一緒にいられると思ったと、生徒手帳に挟んだ写真を見つめる晃葵(こうぎ)。

そんな晃葵は重度のシスコンだと言って、引く朱奈とアメリア。

 

「何でオレだけ!?」

と動揺する晃葵でした。

 

朱奈は思い付いたように立ち上がり、

「皆さんで雑務係になりませんか!?」

と提案するのでした。

 

三人で犬塚たちに話しに行く朱奈たち。

 

犬塚たちは監督生の仕事を何か欲しいと言う朱奈たちに驚くのでした。

晃葵は皆が忙しいから手伝おうと思ったと言います。

雑務係になりたいと言いそうになったアメリア口を塞ぐ朱奈。

朱奈は自分たちが有能か判断してもらったから、話そうと決めたと突っ込むのでした。

頼めばと言うアメリアに、身内びいき的なものは嫌だと言う朱奈。

犬塚に雑務係になりたいのかと聞かれ、なりたいと返事するアメリア。

 

ジュリエットはあの案件を手伝って貰ったらいいと言うと、

犬塚は修学旅行でウェストに行く計画を立ててると、今までは選択制で、黒犬は東和に、白猫はウェストに行ってたけど、今回から統一しようと思っているという犬塚。

蓮季は呆れながら、その提案を通すのがどれだけ大変かと言われ、謝る犬塚。

 

まずは修学旅行に行く2年生200人の宿泊施設の確保。

船の手配、ウェストでの移動手段。

寮監たちの了承印。

…ここまでが、第一段階と言って遠い目をする蓮季。

 

それを自分たちがすれば雑務係として認めてもらえると、目を輝かす朱奈とアメリアと晃葵。

そして、返事をまたずにやりにいくのでした。

犬塚は大丈夫かと心配になるのでした。

 

アメリアは寮監の了承印。

朱奈はダリア街の旅行会社で宿泊施設の手配。

晃葵は移動手段の確保。

三人はそれぞれ担当を振り分けて、自分たちの凄いところ見せつけて、雑務係に選ばれようと行動するのでした。

 

アメリアは寮監に、

「パイセンがウェストにしゅーがく行きてぃーから、

秒でゲッティングしてくれたら、マジ神」

とギャル語でお願いすると、

「ピャイシェンぎゃ、ウェスチョにしゅーぎゃきゅ?」

とお互いに何を言っているのか通じないのでした。

そこにアメリアの母親が現れて、ギャル語で雑務係になりたいというと、しっかりしゃべるように怒られてしまいます。

怒るなと母親にギャル語で言い返すと、何を言っているのか分からないと母親に怒られ、寮監が職員室だと注意するものの通じない言葉でした。

結局言い合いで終わってしまうのでした。

 

晃葵は電話でウェスト行きの直行便を手配しようとするものの、現在はすべて埋まってると言われてしまうのでした。

10件と続けて修学旅行シーズンだからどこも埋まっていたのでした。

晃葵はこのままでは蓮季の雑務係になって褒めてもらうことが出来ないと焦るのでした。

 

朱奈はダリア街の旅行会社で聞くも、200人も泊まるとなるとホテルは一つもないと言われるのでした。

よく探すようにお願いすると、東和民が大所帯で歓迎されるはずがないと言われてしまいます。

体育祭を白黒混合でやったと聞き、馴れ合いは学園の中だけにしとけと言われてしまいます。

奥の人間にも企画を考えた奴はマヌケと言われてしまい、キレた朱奈は椅子を天井に蹴り上げるのでした。

天井にゴキブリがいたからと言って、マヌケが誰か教えるように言った朱奈の怖さに怯える旅行会社の社員たちでした。

 

結局、出来ずに落ち込む三人でした。

 

すると、玲音が宿泊予約を完了したと言います。

ダリア学園研修センターを使ったと、ここなら学生や教職員が研修や合宿で使うから、

宿泊代も格安で黒犬の生徒も泊まれると。

朱奈はそんな所があったのかと驚くのでした。

 

スコットは、直行便ではなく、ダリア島近くの空港がある島に寄港してから、乗り換えると、トランスファーを提案します。

晃葵は言葉の意味がわかりませんでした。

 

アビが寮監の了承印を資料を作って、ウェストに行く意義をプレゼンして、すんなり了承を得るのでした。

アメリアはその資料に驚くのでした。

玲音たちの得意気な顔に、凄いけど、ウザいと思う朱奈たちでした。

ジュリエットたちは最初はうまくいかないと励ますのでした。

 

このままでは、雑務係にはなれないと落ち込む朱奈に礼を言う犬塚。

犬塚は思い出したように、一番大変な作業が残ってると言います。

ウェスト行きを決定するために、2年生の過半数以上の同意がいると、署名活動で100人以上のサインが必要とプリントを見せます。

これが大変だから誰かがやってくれると助かると言う犬塚。

朱奈たちは、自分たちにやらせて欲しいと言って、必ず雑務係になってみせると決意を新たに宣言するのでした。

雑務係(ファグ)になるべく犬塚たち監督生(プリフェクト)の手伝いをする朱奈、アメリア、晃葵。

 

高等部2年の先輩たちに向かって、修学旅行についての署名の協力を呼びかけるのでした。

ウエストに修学旅行に行くためには、2年生100人分の署名が必要だけど、

集められるのか不安になる晃葵。

アメリアは始めたばかりだと言います。

朱奈も成功させて雑務係になろうと励ますのでした。

 

そこに蓮季の友達の獅子と歩米良(ほめら)が現れ、

ウェストに修学旅行に行くと聞いて驚くのでした。

署名が集まれば行けると言う晃葵に、

蓮季の弟君の頼みならと、二人とも署名をしてくれるのでした。

 

晃葵を褒めると、姉の蓮季は友達が多いからそれを利用しようと作戦を立てるのでした。

そんな姉の友達まで把握している晃葵を「シストーカー」と言って、

“シスコン+ストーカー”と略して呼ばれたのだとわかり驚くのでした。

 

晃葵を見て朱奈も犬塚の友人のあたろうとして、知らないことに肩を落とすのでした。

 

すると、そこに丸流たちがやってきます。

子羊は丸流に胸の中ではどれがタイプかと聞きます。

「知るか」と突っ込む丸流。

土佐が胸よりお尻派だと言うと、「知るか」と、また突っ込む丸流。

失恋した丸流のために新しい女の子を探すのを協力すると口を滑らした古羊。

怒りだした丸流に焦った子羊は、ジュリ男はペルシアで犬塚の彼女だったから、

イコール失恋と言ってさらに怒らせてしまいます。

 

別にジュリ男とか好きじゃないと。

子羊と土佐が逃げてると、前に立つ塞がる朱奈に、

「番犬」と言って驚くのでした。

 

ウェストに修学旅行と聞いた丸流は嫌に決まってると、

ウェストに行く義理はないと言います。

子羊と土佐も行かないと言います。

 

そこに胸にペンを挟んだアメリアが現れ、

署名を欲しいと微笑むのでした。

その瞬間、喜んで書くと言い出した二人をハリセンで突っ込むのでした。

 

朱奈ははしたないとアメリに注意すると、でも2つ集まったと。

朱奈も可愛いにもかわいくおねだりするように提案するのでした。

 

どうやればいいか分からない朱奈にカチューシャをつけさせて、歩いてきた白猫の3人に声を掛けるように言うアメリア。

 

ネコ耳のカチューシャを付けて、白猫の男子生徒3人に恥ずかしそうに声を掛けた朱奈。

なぜネコ耳なのかと赤くなるのでした。

 

後ろから、アメリアから、

朱奈っち「ニャン」

と言われて、真っ赤になりながら、「にゃん」とやった朱奈。

 

驚く3人は朱奈に見覚えがあると考え込み、

あの時の鉄人の犬塚朱奈だと言うことに気付き、

青くなって署名に協力するのでした。

 

その様子を見て晃葵は凄いと思うのでした。

これで、一気に7名かと言って、誰が一番多く署名を集められるかと3人で勝負するのでした。

 

犬塚たちは、署名活動をする3人の心配をします。

 

犬塚がただ集めればいいと思ってるなら、厳しいと言います。

悩むジュリエット。

犬塚も会議を早く終わらせて加勢に行こうと言うと、ジュリエットも頷くのでした。

 

旅行先がウェスト公国と知って、なんで行かなきゃいけないと否定する黒犬の男子生徒たち。

無難に東和旅行がいいと言う黒犬の女生徒たち。

黒犬の奴らがどんな目に遭うか分からないからやめるように言う白猫の生徒たち。

 

無視され続けて疲れたと言うアメリア。

まだ30人程度と落ち込む3人。

通学路も人が減ってきたから、場所を変えようとします。

 

このままでは、また失敗すると焦る朱奈。

諦めようとするアメリアを励ます朱奈。

 

アメリアは楽しそうだから雑務係になりたかったと言い、やり遂げていないのに楽しいかわからないと言う朱奈。

 

ケンカする2人を止める晃葵。

回覧して初目をもらうのはダメかと言うと、話し掛けてこの状態だから、誰の賛同も得られないと言う朱奈。

 

その時、晃葵は「何でウェスト」と言って企画からミスしてるといいます。

 

東和民がウェストに行きたがる訳がないと、

ウェスト人も来てほしくないと。

朱奈は犬塚がどういう意図でこの修学旅行を提案したのかと考えます。

アメリアは、朱奈や晃葵にウェストに来て、

もっと友達に自分のことをしってもらいたいと言います。

 

その言葉に犬塚の意図に気付くのでした。

 

会議が終わった頃、朱奈たちが帰って来ます。

 

手伝いに行こうと思っていたという犬塚に、その必要はないと、150人分の署名を集めたと言う朱奈。

驚く犬塚たち。

 

朱奈は二寮の前で、どうして全員でウェストに行くことが大事か、

自分たちなりに考えて演説したと言います。

 

最初は反発もあったけど、友達のことをもっと知りたいと思わないかと聞きます。

どんなところで育って、どんなふうに過ごしてきたのか知りたくないのかと。

 

白猫に友達がいないと言う生徒には、

ウェストは美食の国で両るが美味しいと。

 

美術館にヌーディストビーチもあるとかと言って見どころを上げていきます。

 

アメリアは白猫の皆に黒犬に自分たちの国の凄さを見せつけるチャンスだと言います。

その言葉にシャル王女は自分の城を自慢したいと乗り気になります。

ソマリも自分の村を見て欲しいと言うのでした。

 

朱奈はどんな理由でも、興味を持って知ることが、

修学旅行だと言うのでした。

 

そこから場が盛り上がったと言います。

シャル姫が手助けしてくれたのが大きかったという晃葵。

 

東和でジュリエットに気付かされたことを自力で見つけた3人に感心する犬塚。

 

雑務係になれるかと言う朱奈の頭を撫でた犬塚、

アメリアの手を握るジュリエット、

晃葵の肩に手を置く蓮季。

 

笑顔で「自慢の雑務係」だと言って、それぞれ褒めてあげるのでした。

 

嬉しそうな朱奈は、来年の修学旅行は全員で東和に行きたいと言って、

それを実現させるために、犬塚のように監督生になるのが、

朱奈の新しい夢と笑顔になるのでした。

犬塚も嬉しそうにします。

 

修学旅行を楽しみだと言う晃葵とアメリアに、自分たちは行けないと言うと2人は落ち込むのでした。

朱奈は犬塚に歯ブラシを入れ忘れてると注意します。

 

スーツケースに荷物を詰めていた犬塚は、歯ブラシはホテルのを使えばいいと言います。

 

スーツケースを覗いた朱奈は3泊だからパンツは3枚ないとだめだと焦ったように言うのでした。

 

裏返して穿けば2日は使えると自信満々に言う犬塚に、

使えないと突っ込む朱奈でした。

 

東和食をもっと持って行くかと両手いっぱいに用意した朱奈に、3泊だからそんなに食わないと言う犬塚でした。

 

何とか入ったと言う朱奈に荷造りの手伝いの礼を言う犬塚。

朱奈は準備がギリギリ過ぎると注意すると、色々忙しかったと言い訳をする犬塚。

 

明日にはウェストにいると言って、忘れ物はないかと確認する朱奈。

 

朱奈は東和民がウェストに修学旅行に行くのは歴史的大ニュースだと、いい思い出ができるといいと言って、楽観的なのかと少し不安になる朱奈。

 

犬塚は大変なことも多いだろうけど、自分や皆にとっても、何かが大きく変わる旅行になると言って、土産話を期待しろと嬉しそうに言うのでした。

 

そんな犬塚を嬉しそうに見つめながら、朱奈は話よりもお土産を期待していると言います。

ドラゴンが拳に巻き付いたキーホルダーでも勝ってくるかと言う犬塚に、食べ物がいいと言う朱奈でした。

 

家族と一緒に写った昔の写真を見ながら、玲音は自分がもう一度ウェストに行くことになったことを考え深げに思いながら、「ママ…」と母親のことを思い浮かべるのでした。

 

シャルにもうバッチリだと言うジュリエット。

ペルちゃんのおかげだと言って、練習に付き合ってくれたことをお礼を言うのでした。

 

役に立てたなら良かったというジュリエット。

本番は修学旅行の3日目と確認するジュリエットに、夜だと言って、ジュリエットにも来るように言うのでした。

 

シャルは修学旅行が楽しみだと言って、

何事もなく終れるといいと笑顔で言います。

 

ジュリエットも修学旅行を必ず成功させようと笑顔になるのでした。

 

3日めの自由行動で、丸流をウェスティーランドに誘う土佐と、ヌーディストビーチに誘う古羊。

 

寝かせろという丸流に、旅行前はいつも一睡も出来ていないと、

子供だと丸流を突っ込むのでした。

 

スコットたちもそれぞれに修学旅行の準備に追われるのでした。

 

当日、出欠を取ってバスに乗り込んでいきます。

 

豪華客船に乗り換えた生徒たち。

 

バケツに吐いてるスコットに、くつろぐ生徒たちに、

船内を散策したりする生徒たち。

 

1日目はミラン市を観光で、シャルのお城も観光ルートに入ってると蓮季が予定を確認していると、

そのそばでソワソワしている犬塚。

蓮季がソワソワしていると言うと、ソワソワしていないと慌てて否定する犬塚。

 

1日目と2日目は班行動で、3日目は自由行動だと言って、

蓮季は犬塚にどう過ごすのかと聞くと、

どうだろうと誤魔化す犬塚。

 

予定がないなら、静香や仁愛と一緒に廻らないかと聞く蓮季。

 

班が違うから一緒に廻るのは難しいから、

少しでも犬塚と友達として思い出を作りたいと笑う蓮季に、

午前中ならと言う犬塚。

午後はなにかあるのかと聞かれ、ちょっとと答えるのでした。

 

どこ廻るか考えると言う蓮季に、トイレに行くと言って席を外す犬塚。

 

犬塚は、3日目の午前中に予定が入ってしまったと困りながら、

ウェストに修学旅行が決まった時から決めていた

ジュリエットの実家に行って、ご両親に挨拶をする!!

と犬塚はバッチリスーツを着てジュリエットの両親に挨拶するイメージを思い浮かべるのでした。

 

そう考えていた犬塚は、ジュリエットに3日目を空けてもらう約束をとりつけようと、ジュリエットを探すのでした。

 

ジュリエットを探す犬塚を電話コーナーの一角に引き入れた玲音。

 

驚く犬塚に人に聞かれたくないお願いと言って、玲音は3日目の自由行動の時だけでいいからと付き合ってと言うと、嫌だと言う犬塚。

 

あっさり断った犬塚に勇気を出したと赤くなる玲音に、

彼女がいるという犬塚に、ついてきて欲しかっただけだと言う玲音。

 

どこについて行くのかと聞く犬塚に、

「ママの様子を見に行きたくて」

と言って玲音は、母親が嫁いだ貴族の家に行って、

一目だけでも母親がどうしているかを知りたいという玲音。

 

一人で行くのは勇気が出なくて、ついて来て欲しかったという玲音に、

嬉しそうな顔で犬塚は、玲音が前を向き始めようと、

自分の運命と向き合おうとしていると知り、

背中を押してあげたいと思い、夕方までならと答えた犬塚。

 

その言葉に嬉しそうにお礼を言う玲音でした。

 

午後から夕方までといって、用事が終わったら即帰るという玲音でした。

 

思わぬ予定が入ったと思いながら、自由行動は夜まであると思い、挨拶は夜に行けばいいと考えていると、シャルの足に行く手を阻まれます。

 

シャルにネクタイをつかまれ、3日目の夜に家に来てと言われ、驚く犬塚。

 

用件は伝えたと言って、シャルは逃げたら首輪でもつけてでも、

連れてこさせるから覚悟するように言われてしまいます。

 

ジュリエットも来るから安心するように言うと立ち去るシャル。

 

犬塚は全部予定が埋まってしまったと落ち込むのでした。

 

挨拶する絶好のチャンスがと落ち込んでいる犬塚に声を掛けるジュリエット。

何かあったのかと、船酔いでもしたのかと心配そうにのぞきこんでくるジュリエットに、

何でもないと言いかけて、どれだけギチギチのスケジュールになってもやり遂げると決心した犬塚でした。

 

ジュリエットに3日目のことを伝えようとすると、バケツを持って吐きながら、スコットがもうすぐ港に着くと、吐きながら言って来たので意味が解らないという犬塚。

 

邪魔が入ったと内心悔しがる犬塚。

 

飛行機の中で伝えればいいかと、ジュリエットの予定が埋まったら、

アウトだと思い、早く言おうと決意する犬塚でした。

 

飛行機の中では、動けないと席で焦っていると、

 

「ウェストが見えて来たぞ!!」

と誰かの声が聞こえてきて、犬塚はついてしまったと、自分の修学旅行の心配をするのでした。

飛行機は楽しかったとバスの中で盛り上がる生徒たち。

ウェストの街が見えてきたと言う犬塚。

シャル王女が帰ってきたと盛り上がっています。

犬塚はテンションが上がってきたと思い、ジュリエットに挨拶の約束を取り付けようと考えます。

その時、東和民だと言う声が聞こえてきて、暴れたりしないかと噂されてしまいます。

やっぱり自分たちは歓迎されないと思う犬塚は、気合を入れようと自分の両方を叩くのでした。

驚いたジュリエットに気を引き締めていたと言います。

犬塚は浮かれている場合ではないと思い、挨拶より修学旅行を成功させることが第一だと考えるのでした。

ジュリエットに皆が修学旅行を楽しめるものにしようと言います。

 

今から班に分かれて行動すると言って、班は必ず黒犬と白猫10人ずつの20人一班で行動するように言われます。

露壬雄班にはジュリエットや丸流もいました。

丸流は1人で団体行動が出来るか心配されてしまいます。

蓮季班にはスコットもいて、班名に不服を言うのでした。

アビ班にはソマリや秋田谷ラブミもいて、カップルで張り合うのでした。

玲音班は玲音の下僕とシャル王女の奴隷と言う名で、どっちもひどいと言われるのでした。

 

ミラン大聖堂に行き凄いと盛り上がる黒犬たち。

白猫が自慢すると、東和にも凄い寺があると言います。

問題はないかと聞かれ、今はじろじろ見られるだけだと言う犬塚。

ジュリエットが孤立している子がいないか心配すると、丸流がうずくまっているのを見つけてしまいます。

クール気取ってるのに人見知りして、見られることにこじらせていたのでした。

犬塚とジュリエットが声を掛けると、一人がいいと強がるのでした。

そんな丸流にジュリエットは自分たちは、“友達”だと言います。

しょうがないと言う丸流をからかう犬塚。

 

建物の中に入れないと揉める黒犬たち。

警備員に神聖な空間だと言われてしまいます。

東和民が入っちゃだめだと書いていないと言うと、書くまでもない常識だと言われてしまいます。

すると、他の市民も連鎖して文句を言ってくるのでした。

それにキレそうになる丸流。

それをみて野蛮だと言われてしまいます。

丸流を止めるジュリエット。

黒犬たちが来たのが間違いだと言い出して、丸流がこれが現実だと言います。

さらに、

「帰れ」

と言われてしまい怒りを溜めていると、

「うるさいんだよ!!」

と白猫たちが、ダリア学園の修学旅行中だと言って、邪魔をするなと黒犬たちを庇うのでした。

そこに寮監が現れて、観光ルートはあらかじめ許可を得ていると、ウェスとの文化を学びに来ていると言って、いい大人がみっともない姿を晒すなと睨みつけるのでした。

ようやく騒ぎが収まるのでした。

白猫たちは修学旅行に水を差されるのが嫌だったと照れくさそうにするのでした。

犬塚も抱き付いてお礼を言います。

 

無事に黒犬たちも聖堂の中に入れて、ホッとする犬塚とジュリエット。

これなら他の半も大丈夫そうだと思うのでした。

「ジュリエットの家に行きたい」

と頑張ろうと思った犬塚がジュリエットに言います。

驚くジュリエットにジュリエットの両親にちゃんと挨拶したいと言って、いつまでも隠し通すわけにもいかないと言う犬塚。

簡単にはいかないと、自分は東和民で、ジュリエットの家は貴族。

母とのことだってどう思ってるか分からないという犬塚。

今日、皆を見て勇気をもらったと言います。

ジュリエットは困ったと言って、嬉しすぎて顔がニヤけてしまうと、赤くなるのでした。

いつ行くかと言われて、それが問題だと思う犬塚でした。

ウェスト修学旅行1日目の午後の露壬雄班は、ミラン市のカフェで休息中。

 

ジュリエットに母親と会ったことがあると聞かれる犬塚。

 

学園祭で会った時、だいぶ怒らせたから、挨拶に行くのは気まずいと言います。

 

丸流は、二人の仲の進み具合に驚き、 高校生の親に挨拶は重い と言うのでした。

 

重くないと言って、丸流と少し言い合いになる犬塚。

 

アニーに 「狛井蓮季が行方不明」 と連絡が入り驚く犬塚たち。

 

理由を聞くと、蓮季の班の子がスリに会い、

それを蓮季が追って飛び出したっきり、戻って来ないと言うのでした。

 

観光ルートを外れたら道に迷ってもおかしくないと心配する犬塚。

 

蓮季班はヴェネスを観光していたから、街を探しに行くと言うアニーについて行こうとする犬塚。

しかし、断られてしまい、宿に戻るように言われてしまうのでした。

 

ウェストに東和民が一人でいるから危険 だと言うのでした。

 

財布を取り戻したものの、蓮季は路地で迷っていました。

大通りに出れば絡まれ、宿に戻りたいとにどうすればいいのかと、はぐれた時のマニュアルを思い出します。

 

ウェストのグルメを楽しみにしていた蓮季は機内食を食べなかったので、お腹が空いてしまうのでした。

 

どうしようと困っていると、後ろから声を掛けられ、危ないからと言って家に誘ってきます。

 

怖がらなくていいと言って、お礼にサイドテールを欲しがられ、怖くなった蓮季は逃げ出します。

 

蓮季は観光もできずに、迷子になって、変〇に追われて最悪な気分になり、

誰かに、犬塚に助けを求めようとします。

 

帽子とサングラスの女性の胸に飛び込んで顔を埋めてしまった蓮季。

前を見てなかったことを謝った蓮季は、変な人に追われていると話します。

すると、その女性は蓮季を庇ってくれて、変〇は帰って行くのでした。

 

お礼を言うと、早く東和に帰れと言って、一人でウロつくのは自殺志願者だと言われてしまうのでした。

 

蓮季は修学旅行でウェストに来て、迷子になったと話して、泣きそうになってしまいます。

 

宿の名前を聞かれ、 「ダリア研修センター」 と答え、

ヴェネスにあるのかと聞かれ、 「サンマルロ広場の近く」 と答えると、

割り近いと言って案内してくれると言います。

 

好意だけでいいと断ると、 警戒するのは正しい反応 だと言われ、

異国の地では人を簡単に信用しない方がいい と言われます。

 

「ラグドールよ」

とサングラスをずらして挨拶して、自分が危ないと思えば逃げ出せばいいと微笑みます。

 

単純に同じくらいの子供がいると言って、東和民でも見放すのは気分が悪いと言います。

 

悪い人じゃないと思いつつ、名前を名乗る蓮季。

 

黒髪は目立つからと帽子を借りる蓮季。

 

今はこの人についていくしかないと思うのでした。

 

すると、いきなり 「美味しそうなパスタ屋さんがあるわ」 と言ってお店を指さします。

驚く蓮季に食べ物に目がないと笑います。

 

宿に行かないといけないと言いつつ、急いで食べて宿に向かうと、テーブルについてメニューを広げるのでした。

 

驚いた蓮季は天然なのかと、どうしようか悩むのでした。

 

ピッツァが運ばれ、店員が説明していくと、よだれをたらしお腹が鳴ってしまう蓮季。

 

パルメジャーのパスタが用意され、チーズを半分に切った器に驚き、チーズの濃い香りにやられ、一口だけ食べると、

どんどん食が進むのでした。

 

デザートにジェラートはどうかと聞かれ、喜ぶ蓮季。

 

満腹と、結局全部食べてしまった蓮季はお礼を言うと、近道を知っていると言われて、マーケットを通ると言います。

 

しかし、蓮季は嫌な予感しかしないのでした。

 

ラグドールは店の人に次々と声を掛けられ、やっぱりこうなったと思うのでした。

 

言い出そうとすると、武道を食べさせられ、また釣られてしまいます。

お土産もあるといわれ、ヴぇネ試案グラスはカラフルで綺麗と言われて、蓮季も見惚れるのでした。

 

結局楽しんでしまった蓮季は、いつになったら宿に行くのかと聞こうとすると、あれにのってサンマルロまで行くと言われ、

ゴンドラは乗ってみたかったと言う蓮季。

 

ヴェネスは水の都市とも言われるくらいに水路が多いから、バスよりゴンドラの方が早いと言われます。

 

ゴンドラから町を見て綺麗だと言う蓮季。

 

すると、小さく笑ったラグドールは楽しめてるのならよかったと言われます。

 

出会った時、泣きそうな顔をしていたから、ウェストの思い出が悪い思い出になるから、

もったいないと微笑まれてしまいます。

 

それを聞いた瞬間、全部自分のためだと知って、蓮季はラグドールを不思議な人だと思うのでした。

 

綺麗で天然っぽくて優しくて、誰かに似ている気がするのでした。

 

一体何者なんだろうと考えるのでした。

 

すると、突然ラグドールの前に黒い車が止まり、車に乗るように言うスーツの女性が笑われます。

 

何者だと、ラグドールを庇う蓮季。

 

マネージャーだと言われ驚いていると、

知らないで一緒にいるのかと言われてしまいます。

 

「その人はラグドール」

「ウェスト一の大女優よ!」

と言われてしまい、驚く蓮季でした。

 

寄宿学校のジュリエット【第15巻】のネタバレ

劇場の控室に入ったラグドールは女優と言うことを隠してた訳じゃないと謝るのでした。

 

自分から言うのも恥ずかしかったというラグドールに蓮季はどうりで綺麗な人だと思ったと言います。

 

マネージャーは舞台の通し稽古があるのに、東和民のガキを連れ回して何を考えてるのかと呆れます。

 

ギリギリ間に合ったと笑うラグドールに自分が来るまで迎えに行ったからだと、

ヴェネス中を走ったと叱ります。

 

ラグドールは蓮季に宿に電話で来たかと聞くと、

携帯を貸してくれたことにお礼を言うと、迎えがここに来るから動くなと言われたと言います。

 

迎えが来るまで見学するかと聞かれ、蓮季は携帯を借りるために来ただけだと遠慮すると、

ミュージカルに興味はないかと聞かれます。

 

マネージャーに「ラグは昔から変わってた」と言われて、

東和民に肩入れする理由を聞かれるラグドール。

 

自分を庇ってくれたのが、ナイトみたいで素敵だったからだと言うラグドール。

 

見学がきっかけで、未来の大女優が生まれるかもしれないと言うと、

マネージャーが女優志望なのかと驚きます。

 

蓮季は慌てて、ミュージカルも見たことないし、考えたこともないと否定するのでした。

 

他に夢があるのかと、好きなこととかやりたいことはないのかと聞かれた蓮季は、

何もないと俯いてしまいます。

 

ずっと犬塚に振り向いてもらうためばかりで、自分のしたいことなんて考えたことなかったと、

何がしたいのか、何ができるのかも、蓮季には何もないと思うのでした。

 

やっぱりと、見学を望む蓮季。

 

そこにラグちゃん今日もキレイねとジェニファーと呼ばれるメイクが現れるのでした。

ラグドールは蓮季にマネージャーと客席に行くように言います。

 

すると、メイクじゃないと何度も言ってるというジェニファーは、

魔法と言って、ラグドールはこれから美の魔法にかかるといいます。

 

自分は妖精でラグドールはシンデレラと言って、

メイクのブラシを掲げて、呪文らしきものを唱えるのでした。

 

ちょうど部屋から出た時、ラグドールも一緒にと言われて、拒否する声が聞こえてくるのでした。

 

 

「1・2・3」

「1・2・3」と振付師が俳優たちにパッションが足りないと、情熱になれと叫び、

鮭になってどんな激流だって泳ぎ続けるんだとサーモンと叫ぶと、

「サーモン!!」と俳優たちも声を上げます。

 

 

演出家は、ファントムになりきれと指示して、

好物はおばあちゃんの手作りミートパイと歌い出すと、

ファントムはそんなこと言わねぇと首を絞めてキレるのでした。

 

 

舞台美術家は、シャンデリアに荒い息でキレイだと褒めていました。

 

 

それらを見た蓮季はヤバイ人しかいなくて大丈夫かと心配しながら、客席で見守っていました。

 

リハーサルが始まり、舞台に衣裳に着替えたラグドールが歌い始めます。

オペラ座の怪人のワンシーンを演じる俳優たち。

 

歌が進むにつれて引き込まれていく蓮季。

 

そして、ファントムに愛を誓うシーンで、

「生きたまま、わたしはあなたの花嫁になる」

と言うラグドールの演技に魅入られる蓮季。

 

休憩に入ると、拍手して感動したと涙する蓮季でした。

そんな蓮季に客席に降りてきたラグドールが嬉しいと声を掛けてきます。

 

蓮季は最初は変人しかいなくて不安だったけど、始まったら引き込まれたと言う蓮季。

 

華やかなステージに、小道具に演技、キラキラしてハラハラして、

特にラグドールの演技がかわいくてかっこよくて、

「すごく、楽しかったです!!」

と素直に感動を伝える蓮季。

 

ラグドールは蓮季に女優を目指してみたらと言い、

無理だと言う蓮季。

 

演技の勉強なんてしていないと言う蓮季に、自分もスカウトきっかけで女優になったというラグドール。

 

CMデビューして、初めてテレビに映った時、

自分が別人みたいで面白くて、ドラマに映画に何でもやって、

段々とこの世界にハマって勉強もして、気が付いたら今の位置にいたと言います。

 

“面白いと思える”それ自体が才能だと言って、

まずはやってみたらいいと思うと笑うラグドール。

 

その時、迎えが来たとマネージャーに言われ、

本番前日に関係者だけを招待する明後日の午前中の公演のチケットを貰う蓮季。

 

縁があればまた逢おうと、

「黒髪のナイトさん」

と言われて、ラグドールと別れるのでした。

 

劇場に迎えに来た犬塚。

迷子になって大変だったと言うと、犬塚が迎えに来てくれたことに驚く蓮季。

 

寮監は蓮季を探し回って、クタクタになったから、代わりに来たと言う犬塚。

 

悪いことをしたと思う蓮季。

 

迷子になって何で劇場にいるのかと聞かれ、いきさつを話す蓮季。

 

 

話を聞いた犬塚は東和民に優しいウェスト人がいて感心するのでした。

 

ラグドールはこの人だとポスターを指さす蓮季。

キレイな人だとじっとポスターを見つめた犬塚は、

「ラグドール・ペルシアって、これジュリエットの母さんじゃねぇか!!」

「女優だったの!?」

と驚く犬塚に、蓮季も驚きます。

 

蓮季はジュリエットとラグドールの顔を思い浮かべて、

言われてみれば似ていると気付くのでした。

 

蓮季はペルシアママにときめいたのかと複雑な気分になるのでした。

 

帰り道、橋の上で、ピザを食べてゴンドラにも乗ったと話した蓮季。

犬塚は自分たちよりも観光らしいことしたと羨ましがります。

 

もらったチケットの公園が明後日の朝だという蓮季。

皆で街を廻る約束した日かと言うと、自分から誘ったのに申し訳ないと言う蓮季。

 

公演を見に行きたいのかと聞く犬塚に、笑わないと念を押して、

「女優、目指してみたいなって」

出来た夢を話す蓮季に驚く犬塚。

 

ラグドールに憧れて、演劇が楽しそうだと思えて、

こんな気持ちになったのは初めてだと話す蓮季。

 

「オレめっちゃ応援するぜ!!」

と嬉しそうに犬塚は、蓮季が女優かと似合うと感心してると、犬塚が嬉しそうにしているのに驚く蓮季。

 

蓮季はいつも自分のことより他人のことばかり考えていたから、蓮季が蓮季のためにがんばろうとしていることが、自分のことのように嬉しいと言う犬塚。

 

約束は気にせずに言ってこいと言う犬塚は、自分たちとの旅行の思い出はいつでも作れると笑います。

 

大女優になったら旅行にいけないかと言う犬塚に、蓮季はすごい嬉しい思い出が出来たと言います。

 

何と聞き返すと、言わないと言う蓮季。

 

蓮季は犬塚が応援してくれてるだけで、飛び上がるほど嬉しいと思うのでした。

「秘密だゾ!」

と笑う蓮季。

 

ズルイと言う犬塚に、夜景がキレイと言う蓮季。

ごまかしたと言うと、犬塚の班は観光上手くいったのかと聞いてくる蓮季でした

自分はここまでだと言う土佐を置いて、エレベーターに乗り込む犬塚と古羊。

 

動き出したエレベーターの中で悔しがる二人。

 

犬塚は土佐の犠牲を無駄にしないためにも、行かなきゃいけないと言って、

 

女湯へ!!

 

と、目指すのでした。

 

遡ること1時間前ーー

ダリア研修センター 7:00PM

 

犬塚は無事に1日目を終えられたと言って、残りの2日も楽しんで行こうと、

乾杯と言うものの、皆はもう食事を始めていました。

 

勝手に食べてると言われ、乾杯の挨拶を考えたのにと愚痴りながら自分の席に座る犬塚。

 

すると、犬塚のテーブルにが寄ってきます。

ホテルの猫だと言って、ごはんが欲しいんじゃないと言うジュリエット。

 

犬塚の膝の上に乗って、犬塚のウインナーを食べる猫に、取るなと怒る犬塚でした。

 

ジュリエットのところにシャルがやって来て、班が違うからご飯も別で寂しいと言っていきます。

 

カバンを掲げながらシャルは、このホテルにはテルメがあるからご飯が終わったら一緒に行こうと笑顔でジュリエットを誘ってきます。

 

ジュリエットも嬉しそうに行くと言います。

 

「テルメ?」

と聞く犬塚に温泉だと教えると、温泉に興味を示す犬塚。

 

そんな犬塚に、君は入って来ちゃダメだと、体を隠すようにするシャル。

 

「入るか、バカ!!」

と怒る犬塚でした。

 

8:00PM

広いと感心しながら、水着で入って来たジュリエットとシャル。

 

一番風呂だから貸しきりみたいだと言うシャル。

気持ちいいと言うジュリエット。

 

星が綺麗と言うと、

最高だと、天国だと言います。

 

 

ホテルの猫がドアを開けて入ってきます。

何かを見上げます。

 

8:10PM

そして事件が起こったのでした。

 

ホテルの猫がカバンを持って犬塚に近付き、呼びかけます。

 

ネコに気が付いた犬塚は、今度は牛乳よこせってか、

強欲なやつと言いながらも自分が飲んでいた牛乳を手にのせて飲ませてあげる犬塚でした。

 

飲み終わると逃げ出す猫に、飲むだけ飲んでと現金なやつだと呆れる犬塚でした。

 

その時、落ちていたカバンに気が付いた犬塚は、カバンの中からハミ出していることに気が付き、

手に取ってみます。

 

それがブラジャーだと分かった犬塚は慌ててカバンに戻すのでした。

 

誰の下〇だと内心パニックになっていると、カバンに見覚えがあるのに気が付いた犬塚は、

(シャルのだ!!!)

とさっき食堂でシャルが持っていたことを思い出すのでした。

 

そうだとわかり、なんてヤバいもんを置いて行ったんだとクソ猫と心の中で叫びます。

 

自分が盗んだみたいだと。

 

もし、王女の下〇を持ってると発覚したら、

「下〇ドロ」

「最低」

「監督生辞めろ」

「学園から出て行け」

と問い詰められて、猫が持ってきたと言っても信じてもらえず、

 

シャルに一生檻の中で過ごすといいと蔑むような冷たい目で見下され、

蓮季に犬塚と友達でいたことが恥ずかしいと蔑むような冷たい目で見下され、

 

やっていないとジュリエットに訴えても、

「さよなら変〇さん」

「二度と顔も見たくないわ」

と蔑むような冷たい目で見られて、別れを告げられると、想像してしまって、

絶対いやだと息が荒くなってしまいます。

 

落ちつけと、今なら誰にも見られていないと考えていると、

土佐と古羊に見つかってしまい、随分可愛いカバンを持ってるとカバンも見られてしまうのでした。

 

カバンを持っているところを見られてしまった犬塚は、これでシャルが風呂を出て下〇がないって騒ぎだしたら、完全にアウトだと焦るのでした。

 

残された道は一つで、更衣室にこっそり戻しに行くしかないと決意する犬塚。

 

一瞬ドアを開けてポーチを落とせば、誰の裸も見ないで、シャルも自分が落としたと思い込むと考えた犬塚は、冤罪に屈してたまるかと、案内板で場所を確認します。

 

今、2階だから、更衣室まで誰にも見つからずに辿り着こうと考えます。

 

まずは、温泉に通じるエレベーターに乗ろうと目指すと、蓮季と玲音と遭遇してしまいます。

 

今から温泉に入ると言う玲音に、一緒に入るかと言われ、

バカ言えと怒ると、今は女子の時間だと言われます。

ウェストの温泉は混浴だけだから、慣れていない東和の子のために時間帯をずらそうと決めたと。

 

犬塚は間違えたと言って、慌ててその場を離れようとします。

 

その時、土佐と古羊に女湯を覗こうとしているのかと聞かれ、

女子更衣室に用があるだけだと言ってしまった犬塚。

 

焦った犬塚は人生が終わったと思っていると、

一人で行くなんて水くさいと、自分たちも連れて行けと言う土佐と古羊。

 

驚いた犬塚は目的が分かってるのかと、

「ただ下〇を…」

と言おうとする犬塚にお前の考えは分かってると言う土佐と古羊。

 

犬塚は自分の状況を全部わかった上で協力してくれるのかと感動するのでした。

 

女子の裸よりも下〇に興味があるなんて、とんでもないド変〇だと思う子羊。

 

でも楽しそうだと思う土佐。

 

目指す場所は同じだと、女湯を目指そうと円陣を組むのでした。

 

8:20PM

先客がいたのかと蓮季と玲音が裸でタオルで前を隠しながら温泉に入ってきます。

 

そんな二人にシャルが裸に驚いていると、何で水着で温泉に入ってるのかと聞く蓮季。

 

ウェストでは水着で入ると言うと、

「君達も裸で入ろうよ」

といって、背後からジュリエットの水着を脱がそうとする玲音。

 

驚いたジュリエットが、ここは外だから誰かに見られたらと心配すると、

こんな崖にある温泉は誰も見れないと言って、裸の付き合いだと言います。

 

私は見られても平気と言って、水着を脱ぐシャル。

 

でかいと驚いた玲音は、こっちも負けるかと蓮季のタオルを剥ぐ玲音でした。

 

これ以上人が来ないように掃除中の看板を置く犬塚。

その隙にエレベーターに乗ろうとするも、誰かが上がってきてしまい、慌てて隠れる犬塚たち。

 

エレベーターから降りたアニーは、気配を感じとるも、誰もいなくて気のせいだと言います。

 

植物の影に隠れた犬塚と古羊。

しかし、隠れられていなかった土佐が見つかってしまいます。

 

この先は女子風呂だと、男子は引き返すように言われ、他にはいないのかと聞いてくるアニー。

 

土佐だけ見捨てられないと、正直に打ち明けようとしていた犬塚。

 

すると、土佐は、

「オレ、一人でやりました」

と言って、

『い』『け』

と口の形を作り、自分を犠牲にするのでした。

 

さあ、オレを連れて行ってくれと両手を広げて、犬塚たちを隠そうとする土佐。

 

その隙に犬塚と古羊は、ありがとうと駆け出します。

 

 

その頃の温泉の女子たち。

 

女に生まれてよかったと言う玲音を、

「エ〇オヤジか」

と突っ込む蓮季。

 

ジュリエットも自分たちにこんな風に同じ湯につかる日が来るなんて、と言うジュリエット。

 

シャルは、ハーフの下の毛の色がどうなってるのかと聞いてくるのでした。

 

ーそして、話は冒頭に繋がるのでした。

ウェスト修学旅行1日に目の夜に、犬塚の身にとんでもない事態が起きていました。

 

ホテルの猫が犬塚の下にシャルの下〇入りカバンを持って来たのを、

知らずに手にしたことから、冤罪を晴らすべく、女湯の更衣室へと向かっていました。

 

必ず更衣室にカバンを戻して冤罪を防ごうと覚悟の犬塚に、残った古羊も協力してくれるのでした。

 

女子j更衣室は向かって左だけど、見つからずに辿り着けるか考えてると、

古羊に止められます。

 

角から鏡で確認すると、更衣室の前に女子が溜まってるのを確認して、

別ルートを考えようと言う古羊。

 

どうしようかと考えてると、女子が忘れ物をしたと向かって来るので、とっさにダクトに入った二人でした。

 

よく思い付いたと古羊を褒めると、女湯に入るかを毎日イメトレしてると言い、今は突っ込まないでおくと言う犬塚でした。

 

ダクトが更衣室まで繋がってるなら、上から投げ込めればミッション・コンプリートだと考えた犬塚は、

一気に進もうとすると、古羊にそんなに下〇を見たいのだと思われてしまうのでした。

 

すると、目の前にスコットがいて、何してるのかと聞くと、

「警備だ!!」

と言うスコットにうそつけと突っ込んで、更衣室を覗くつもりかと、

スコットの足を掴みます。

 

それは貴様だと言って、覗きから守るために見張りをしていると、

話せと犬塚をくると、スケベメガネとスコットの体を回転させて打ち付けると、

衝撃が響いてしまい、女子たちも騒ぎに気が付くのでした。

 

慌てて逃げた三人は、廊下に落ちて古羊が足を捻ってしまうのでした。

 

行けと荷物になりたくないと言う古羊に肩を貸そうとすると、

その手を振りほどきます。

 

荷物にはなりたくないと言って、てめぇの覚悟はそんなものかと、

見送られ、犬塚は走り出すのでした。

 

焼きが回ったという古羊の目の前には女子が立っていたのでした。

 

玲音がいい匂いがするというと、“ロウリュ”と言ったジュリエットは、

アロマオイルが混ざった水をサウナストーンにかけて、水蒸気で香りを楽しむと言います。

 

葉っぱは何かと聞く蓮季に、“ヴィヒタ”と言って、白樺の枝葉を束ねたもので、

使い方を教えてあげると言ってシャルは蓮季に向こうを向くように言って、

蓮季の背中をヴィヒタをムチのように持って、

「叩く!」

と嬉しそうに叩くのでした。

 

血行促進・殺菌・保湿作用もあると笑うシャルに、蓮季もやってやると取り合うのでした。

 

絶壁を登る犬塚とスコット。

犬塚は正面ルートはもう使えないけど、危険だけど裏のがけから登るしかないと思い、

登り切ったら温泉の横を突っ切って更衣室に直行して窓から頬り込もうと考えるのでした。

 

なぜかついてくるスコットに自分は覗きじゃなくて冤罪を防ぐためにやってると言うと、

意味がわからないと、自分は犬塚を止めるために登ってるだけで、覗きじゃないと赤くなっていうスコット。

 

覗く気だろと、ド変〇メガネ外道と責める犬塚。

 

玲音は他の皆にも水着を脱ぐように勧めていました。

蓮季はジュリエットにお母さんに会ったと言って、かっこよくて素敵な人で、

舞台も面白かったというと、ジュリエットも素敵だと自慢するのでした。

 

ウェストに来なかったら一生知らなかった世界だと考え深げに言います。

 

ジュリエットは3日目に犬塚を実家に連れて行こうと思ってると言うと、蓮季に驚かれます。

 

ジュリエットの地元のヴェローラは自由行動の範囲内で、

自由行動の条件は、“必ず白猫の生徒を含めた2人以上で行動すること”だから、

ルールを破っていないと言います。

 

ジュリエットも新しい世界を広げたいと言います。

 

 

その頃の犬塚は、スコットに転がり落ちろと足を引っ張られていました。

時間が経ってるからシャルがいつ風呂から出てもおかしくないと、お先真っ暗だと思うのでした。

 

 

ジュリエットは、露壬雄とならどこまでも登っていけて、

その先にきっと明るい未来があると信じていると言います。

 

蓮季は真っ赤になりながら、恥ずかしいポエムを詠むなと言うと、

ジュリエットも真っ赤になって恥ずかしいなんて失礼だと言って、風邪に当たってくると言います。

 

崖もあと少しで、手を掛ける場所がなくなってしまい。

これまでか思ってると、土佐と古羊の励ます声が聞こえてきます。

 

諦めちゃダメだと、スコットにエキシビジョンでチームを組んで友情の強さと大切さを知ったと言って、

犬塚は自分たちが手を組めばどんな壁だって乗り越えられると、

力を合わせないかとスコットに言います。

 

スコットも利害の一致と言って2人で壁を乗り越えようとします。

 

犬塚の肩に足を掛けて頂上に登ったスコットに引き上げるように言うと、

スコットは自分を信用するなんてと意地悪な笑みを浮かべます。

 

そこに一生しがみついてろと言うスコットの足には犬塚の上着が結ばれていて、

驚くスコットに登る瞬間に結んだと言います。

 

信じていなかったというスコットに、上に登ってから頭突きを入れると、

覗き野郎を放っておく訳ないと言って上着を着ると、更衣室に向かおうとします。

 

進もうとした時、裸でタオルで前を隠してるだけのジュリエットと鉢合わせしてしまった犬塚

言い訳する間もなく、何度も平手打ちされる犬塚。

 

反対を向いて、謝りながら、猫がカバンを持ってきたから戻そうとしただけだと、正直に話した犬塚。

 

信じてもらえないと思うけどと謝る犬塚に、自分が戻しておくと言って帰るように言うジュリエット。

 

信じてくれるのかと泣きながら言う犬塚に、

ジュリエットは犬塚を疑ったことなんて一度もないと言って、自分を信じて頼るように言うのでした。

 

感動する犬塚は、どうしてこんなにビンタしたのかと聞くと、

どんな理由であれ女湯に立ち入っちゃいけないのだと言うジュリエット。

 

また、謝る犬塚でした。

 

 

その後、寮監に捕まってしまった土佐たちは、あっさりと犬塚がやろうとそそのかしたと言って告発して、友情は崩壊するのでした。

修学旅行の2日目は、露壬雄班はローニャを観光中でした。

 

コロッセウムを見た後、昼休憩を挟んで、午後からはヴァチカン美術館に移動だとジュリエットと確認する犬塚。

 

そこにローニャを観光中の玲音たちが現れて、玲音から明日の約束のことを耳元で囁かれます。

 

ママの様子を見に行きたいと言った玲音との約束に、覚えているという犬塚。

 

そのやりとりに明日の約束とは何なのかとジュリエットに聞かれ、

慌てる犬塚に、これはボクと犬塚の秘密の話だと笑う玲音に慌てます。

 

やましいことなのかと怒るジュリエットに、やましくないと慌てて否定する犬塚。

 

そんな犬塚に、玲音に乗り換えても自分がペルちゃんを幸せにすると言ってくるシャルに、

一生乗り換えないと宣言した犬塚。

 

一生って言った犬塚にそれはプロポーズかと突っ込む玲音とシャルに赤くなるジュリエット。

 

「何、このSループ!!」

と驚く犬塚。

 

丸流に女子が怖いと助けを求めると、いきなり殴られて、

自慢かと、困ったふりしてモテるんですアピールだと、

なんで犬塚ばかりモテてると、胸ぐらを掴まれて怒りをぶつけられるのでした。

 

他の生徒たちも丸流は正しいと言われてしまうのでした。

 

犬塚の困った顔を見るのは快〇だという玲音とシャルのドS二人組の快〇と言う表情に呆れる犬塚でした。

 

レストランでメニューを選ぶ犬塚たち。

玲音が注文しようと店員に声を掛けると、驚いた玲音がメニューを落とします。

驚いた犬塚が玲音に声をかけると、

「ママ…」

と呆然と立ち尽くす玲音。

 

店員の恰好をしたママがいたと慌てる玲音に、落ち着けと、

貴族の家に嫁がされたんだから、店で働く必要なんてないはずだと、

見間違いじゃないかと言う犬塚。

 

「私がママを見間違うはずねぇ!!」

と言いきる玲音を見て驚く犬塚。

 

「ママ…」

「会いに来たよ…」

とその店員を必死で追いかける玲音。

 

見つけて、

「ママ!!」

と声を掛けると、その店員は驚いて振り返ります。

 

その顔をみてやっぱりママだと、あの頃の優しいママの顔だと嬉しそうな顔になる玲音。

 

しかし、次の瞬間、逃げられてしまいます。

 

何でと、会いたくないのかとショックを受けていると、

入口からスーツ姿の男が2人、

「見つけたぞ。バーミー様だ!」

とリークに間違いはなかったと飛び込んできます。

 

バーミーはママの名前だと、逃げたのはこいつらのせいかと驚いていると、

どうして玲音を避けるんだと犬塚が聞くと、追われてるみたいだと言って、

玲音は2人組を見たことがある気がすると考えます。

 

すぐにババァの側近だと気付き、

「助けて犬塚!!」

とこのままじゃママが捕まると犬塚に助けを求めると、

2人組を身軽に交わして、天井の柱に逃げた母親の姿に驚いて言葉を無くしてしまいます。

 

呆然と驚く玲音が見ていると、3階の窓から外に飛び出して全速力で逃げていく母親。

 

驚きながらも、母親を追いかけようとする玲音。

 

すると、母親が走り出したバスの後部に飛び乗り、走り出したバスに掴まったまま逃げていく母親に、

「ママ~~~~~~~~~!!!」

と驚いたまま叫ぶ玲音でした。

 

めっちゃワイルドとへたり込んだ玲音。

やっと会えたと思ったのにと涙ぐむ玲音。

「4番街へ逃げたぞ!!」

と追いかけていく2人組に気が付き、2人組を追えば何か情報がつかめるかもと追いかけようとする玲音を止める犬塚。

 

蓮季みたいに迷子になったらと、単独行動を止める犬塚に、

今見失ったら、二度と会えないかもしれないと言う玲音。

 

そんな玲音に単独行動はするなと言って、元々ついていく予定だったという犬塚。

 

班長が2人も抜けたらマズイという玲音に、

「昼休憩は1時間」

それまでに戻ってくれば問題ないと言うシャル。

ジュリエットも班のことは任せて行ってきなさいと、帰りを待ってると背中を押してくれます。

 

「皆、お優しいこったと」

突っ込む丸流に、そういうところがモテないと冷たい目で睨む玲音。

 

犬塚と玲音で追いかけます。

 

柱の影から2人組の様子を伺っていた犬塚と玲音。

犬塚は話を整理して、さっきの女性は玲音の母親で、何故か店で働いていて、

実家の従者に追われて逃げていると確認します。

 

動向を探ろうとする玲音に、犬塚は直接2人組に玲音の母を追ってる理由を聞きに行きます。

 

2人組はなぜ東和民がいると驚き玲音は、東和民とハーフのガキのことかと、

あいつさえいなければこんな事態にはと言う言葉に、理由を聞こうと玲音が顔を出すと、

「あの時のガキ」

とそのツラを大奥様に見せたら血圧が上がると言われ、まだ生きてたのかとしぶといと皮肉る玲音。

 

玲音親子に対するストレスで寝たきりだと言われ、

バーミー様だけでなく、ヨーロピア家 全体が大変な目に遭ってるのは、

「てめぇのせいなんだよ!」

と胸ぐらを掴まれた玲音。

その手を握り、離せと迫る犬塚。

 

玲音がどういう意味だと聞くと、玲音がヨーロピア家に来るまでは公爵の家に嫁いでうまくやっていたと言います。

 

玲音が門前で騒いだおかげで、バーミーに東和民の子供がいたことが周囲に露呈して、

公爵の耳に入り、激怒して追放されたと。

 

泥を塗られたヨーロピア家は貴族としての威光失ったと。

 

大奥様はバービーに落とし前をつけさせようとすると、察したバーミーは逃亡したと。

 

玲音のせいで母親もヨーロピア家も不幸になってると、

「この疫病神め!」

と玲音を罵るのでした。

 

大奥様に母親の汚点と言われたことを思いだし、

「疫病神…」

と涙ぐむ玲音。

 

 

「玲音が悪い?」

バカ言えと言って犬塚は、母親を無理やり連れて行ったてめぇらの自業自得だと、

疫病神だろうが、なんだろうが関係ないと言って、

「オレが玲音を引き合わせてやる」

と犬塚が玲音に母親を会わせると宣言するのでした。

赤髪で泣きボクロの女なんて知らないと、

東和民が冷やかしで店に来るなと、客が寄り付かなくなるとバーのマスターに追い出される犬塚と玲音。

 

聞き込み失敗と言う犬塚に、なんでバーなのかと聞くと、

情報収集ならバーと言う犬塚にドラマの見過ぎだと突っ込む玲音でした。

 

犬塚と玲音は玲音の母の聞き込みをするも、水を掛けられたりと上手くいかないのでした。

 

公園のベンチで休むとやっぱり誰も協力してくれないと言う玲音。

 

子犬が寄ってきたので、優しくしてくれるのは犬だけだと手を差し出すと、

噛まれてしまう玲音。

 

なんてことないと落ち込む玲音を見て、側近の連中にあんなことを言われて、

ヘコんでるかと思っていた犬塚は、案外大丈夫だと思うのでした。

 

休憩終わりと次に行こうと言う玲音。

 

大柄の夜の女性に聞くとついさっき見たと言われます。

教えて欲しいと言うと、何で東和民にタダで教えなきゃいけないと言われ、

お金を持っていないと言う玲音。

 

「なら体で払う事ね」

と言われて、犬塚の顔を見る玲音。

何で見るのと驚く犬塚に、

「やむ得ない」

と言う玲音に、

「やむ得ろよ!!」

と突っ込む犬塚でした。

 

そこの地下鉄に入って行ったと言い、

随分前に閉鎖された駅だから秒だと思ったと言います。

 

(そこにママが…)

と駅に向かう玲音。

 

東和民の子をイジメて見たかったと、犬塚を抱え上げると、

何をする気だと玲音に助けを求める犬塚。

 

 

身を隠しているんだと、絶対に見つけると地下に降りていく玲音。

 

ママに会ったら何て言おうと、自分のことをどう思っているのかと考えながら向かうと、

「玲音!」

と名前を呼ばれて驚く玲音。

 

別の階段から降りてきた母親を見て、

「ママ…」

と涙ぐむ玲音。

 

そこまでと玲音の腕を捕まえた側近たちは、親子の再会を邪魔したと言います。

 

自分たちがバーミーを見つけても逃げられるから、

玲音に探させた方が油断して出てくると思ったと言われて、

尾行されていたことに驚く玲音。

 

側近たちは悪役みたいなことはしたくないけど、家のメンツってものがあると言って、

玲音の母・バーミーに大人しくついてくるように言います。

 

じゃないと玲音で落とし前をつけることになると脅し、

黙って歩き出した母親を見て、また自分のせいでと青くなります。

 

全部ボクのせいだと、自分のことは放っておいてと叫ぶ玲音を抱きしめたバーミー。

 

ちょっと見ないうちに大人っぽくなったと嬉しそうに涙ぐむのでした。

 

「玲音」

と名前を呼ばれて、

「ママ…」

とその温もりに身を任せる玲音。

 

勝手にしゃべるなと離れろと言われたバーミーは、自分のベルトを抜くと、

それを武器に側近の腕を叩きます。

 

怯んだ隙をついて玲音の手を握って逃げ出します。

 

信じられないと言って、母親の強さに驚いていると、

自分は弱かったと言います。

 

東和から連れ戻された時、

自分の運命からは逃れられないと打ちのめされて、

何をする気力もわかずに公爵家でもずっと塞ぎ込んでいたと言います。

 

でも、あの日、玲音がウェストに来てくれたことを知って、

「もう一度、玲音に会いたいって強く思えた!」

「運命と戦う覚悟ができたのよ!!」

と笑顔で振り返るバーミー。

 

東和に戻るために、公爵家も抜け出し、

逃亡技術も学んで、先々で仕事をしながら東和行きの資金を貯めていたと言います。

 

だからレストランにいたのかと納得する玲音。

 

バーミーも玲音がいるとは思わなかったから、見間違いかと思ったと言います。

 

「ママは公爵に追放されたって」

側近に聞いたと言うと、“逃げられた”なんて恥ずかしくて言えないと指摘します。

 

でも、良かったと言って、玲音は、

自分のせいでママが不幸な目に遭ってるんじゃないか心配だったと涙ぐむと、

それは逆だと言ってバーミーは、

「私が一番幸せを感じるのは玲音といる時」

「玲音のおかげで私は頑張れるのよ!」

と笑う母親を見て、玲音も笑顔で頷きます。

 

逃げ出した玲音とバーミーを追いかける側近たち。

逃げられると思うなよと、

いい加減に止まれと言おうとすると、

「ぜってぇ、許さねぇぞ、玲音!!」

とシャツがはだけ、頬と胸元に大きなキスマークがついた犬塚も追い掛けてきます。

 

驚く側近に、オレを売りやがったと酷くねと怒る犬塚に、

もう一人いると気付く側近たち。

 

何で逃げ出すと追いかけてくる必死の形相の大柄な女性を見て、

(何あの化け物!!?)

と驚く側近たち。

 

側近たちの襟首を掴んで、

こいつら2人が相手をすると身代わりに差し出すと、

「タイプだわ」

と怯える側近たちに迫ります。

 

側近たちの悲鳴を聞いて、助かったとホッとする犬塚でした。

 

身なりを整える犬塚の後方には、大柄の女性は両手に気絶した側近たちを抱えて、

立ち去って行くのでした。

 

バーミーは犬塚にお礼を言うと、犬塚も再会できてよかったと言います。

 

これからも追い掛けてくるんじゃと心配する犬塚に、

バーミーは平気だと言って、家に連れ戻されても何度でも抜け出してやると言います。

 

もう心が折れたりしないと、東和に行くための資金ももうすぐ貯まると言います。

 

そんなバーミーを見て、

「強い母ちゃんだな」

と犬塚が言うと、

「あァ!」

とドヤ顔で笑う玲音。

 

犬塚は東和に戻れたら犬塚家を頼るように言って、

東和まで追ってきても全力で匿うように母さんに伝えると言います。

 

驚くバーミーに、犬塚は東和とウェストの壁をなくそうとしていると言う玲音。

 

学園も変わって来てると、

今日もダリア学園の皆で修学旅行に来てると言う玲音。

 

修学旅行と言われウソみたいな話だと驚くバーミー。

 

自分がハーフだって、皆受け入れてくれてると、

もう隠さないでいいと玲音が言うと、

嬉しそうに涙ぐむバーミー。

 

きっと二国も仲良くなれると、

何の遠慮もなく、また皆で暮らせると言う玲音。

 

それまで寂しい思いをさせることを謝ると、

 

「大丈夫やよ!私は、もう一人じゃない」

「ちゃんと居場所があるんよ!」

と笑う玲音を見て、

「あなたは強い子ね…玲音」

と嬉しそうに笑うのでした。

 

 

もっと一緒にいた行けど、仕事だと言うバーミー。

犬塚もとっくに1時間過ぎてると慌てます。

 

離れてもずっと想ってると、抱き合う二人。

「またね!」

と再会の約束をして別れるのでした。

 

急げと走る犬塚と玲音。

今日のことを礼を言うと、気にするなと言って犬塚は自分はあんまり役に立っていないことを気にします。

 

そんなことないと言って、犬塚が支えてくれたから、心が折れずに済んだと言う玲音。

 

「優しくするのは、今日で終わりにしてくれ」

と玲音は駒てても放っておいてくれないかと言います。

 

理由を聞く犬塚に、

「好きになっちゃうから」

と優しい笑顔で告げる玲音。

 

そんな玲音を見て思わず赤くなった犬塚は、謝りながら、

そんなつもりで手伝ったんじゃないと、自分はジュリエット一筋だと困ったようにします。

 

すると、噴き出した玲音に、

「冗談だよ~~」

「マジな顔してかっわい~~~」

とからかうように笑われるのでした。

 

またからかったなと怒る犬塚に、

自分が彼女持ちを好きになるわけないと、

本音はこれ以上借りを作るのが嫌だと言います。

 

「だったら、素直にそう言え!」

「ドSめ」

と怒るのでした。

 

そんな犬塚に謝り、その背中を見つめながら、

玲音は犬塚の困った顔を見るのが、

「好きだから」

と意地悪な笑顔で舌を出す玲音でした。

修学旅行3日目の朝、自由行動の日。

 

犬塚に挨拶するジュリエット。

 

しかし、犬塚の顔は眠れなかったのか死にそうになっていました

 

挨拶に行こうとふらふらしている犬塚はパジャマのままで、着替えてくるように突っ込むジュリエット。

 

3日目にいくつか予定があった犬塚の予定は、

ジュリエットの両親に挨拶する予定と、

シャルの家に行く予定だけが残ったのでした。

 

着替えながらどんな反応かと聞く犬塚。

 

舞台で忙しいと言いつつ、午後なら空いてると言われて、

ジュリエットは母親は喜んでいると言うのでした。

 

その後に会わせたい人がいて犬塚だと打ち明けたら、無言で切られたと言われ、

犬塚は腹痛に襲われてしまいます。

 

行くのやめるかと心配するジュリエットに、薬を飲みながら、

いつかは乗り越えなきゃいけないことだと言う犬塚。

 

その時、丸流に学園が変わってもウェスト人は相変わらず自分たちを敵視してると言って、

ジュリエットの父親に頭撃ち抜かれないようにとからかわれるのでした。

 

そんなことないと、

「丸流のバカ!」

とジュリエットが怒り、丸流はショックを受けるのでした。

 

菓子折りでも持って行くべきだと言う玲音に、

何を買って行けばいいのかと悩む犬塚。

 

そんな犬塚に通りすがりの者だと言って、黒フードを身にまとったスコットから、

可愛らしい動物ケーキと不気味に笑われて、明らかに呪いの頭を渡されてしまうのでした。

 

渡したら即アウトだと怒ると、嫌われてしまえと笑うスコットでした。

 

スコットがどんどん壊れていくと眺める古羊と土佐でした。

 

緊張する犬塚に、

「ちょっと付き合ってよ」

と誘ってくるジュリエット。

 

犬塚は菓子折りでも買いに行くのかと思い、ジュリエットも軽く流すのでした。

 

 

バスに乗ったことに、バスに乗って買いに行くのかと驚く犬塚。

近場だから午後までには戻れると言うジュリエットでした。

 

修学旅行はあっと言う間だったと、少しは楽しめたかと隣に座る犬塚に話しかけたジュリエット。

 

しかし、肝心の犬塚は挨拶の本を凝視していて、ブツブツと挨拶の練習をしていました。

 

“懇意”に引っかかり、ジュリエットに聞くと、

「知らない」

と怒るジュリエットに驚くのでした。

 

本を読んでるからかと、

挨拶のマナーは覚えておかなきゃだめだと焦る犬塚の言葉を流すジュリエットでした。

 

 

バスが目的地に着くと、随分辺鄙なところだと、こんなところに菓子折りが売ってるのかと、

周りを見回す犬塚。

 

そんな犬塚の手を

「こっちこっち!」

と引いていくジュリエット。

 

この道を通ると言って、崖を登ろうとするジュリエットに、

こんなことしてる場合じゃないと焦る犬塚。

 

そんな犬塚を気にせずに、登って行くジュリエット。

 

驚いて、服が汚れると言いながらも、崖を登って行く犬塚。

 

この先急になるから気をつけてと言うジュリエットの声に上を見上げる犬塚の目に、

スカートを押さえて下〇を見せないようにしたジュリエットは、

「上、見ちゃダメ…!!」

と赤くなると、

「見てねぇ!!」

と慌てて、真っ赤になって視線を逸らす犬塚でした。

 

いつも油断し過ぎだと思って俯く犬塚に、

「ねぇ見て」

と言うジュリエット。

 

その言葉に見ていいのかと真っ赤になって上を見上げる犬塚。

 

そこはもう頂上で湖と景色が広がっていました。

 

この湖は小さい頃にお父様とお母様がピクニックで連れてきてくれた場所だと言うジュリエット。

 

この穴場は自分が小さい頃に冒険して見つけた場所だと言います。

 

冒険と聞いてイメージと違うと驚く犬塚でした。

 

ジュリエットは母親に危ないと叱られて、それ以降はちょっと大人しくなったかもしれないと笑います。

 

お母様は自分に対してすごく心配性で、ピクニックどころじゃなかったと思い出します。

 

お父様はずっと本を読んでいて構ってくれなかったけど、

3人で来られてうれしかったと思い出すのでした。

 

そうだったんだと嬉しそうな表情になった犬塚を見て、

ようやくあなたらしい顔になったというジュリエット。

 

しかめっ面していたら、上手くいくものも上手くいかないとジュリエットに言われて、

そのためにここに連れてきてくれたのかと驚く犬塚。

 

緊張をほぐすためもあるけど、犬塚を連れてきたかったと、

大好きな場所を犬塚にも見せたかったと言うジュリエット。

 

本や菓子折りより自分を知って欲しかったと、

家族のことも知って欲しかったと言います。

 

東和で犬塚の家族を知れて、思い出の場所に行けて嬉しかったと思い出します。

 

ジュリエットは父親への挨拶は容易じゃないと思ってると、

厳格な人で、何を置いても仕事優先で、貴族としての地位を大事にしていると言います。

 

自分への興味は薄いかもしれないと、

後にも先にも自分を連れ出してくれたのは一度きりだと言います。

 

それでも分かり合えると信じたいと、

娘の幸せを選んでくれると、

「私のお父様だから…!!」

と信じているジュリエットに、ビビっていたと犬塚は自分は東和民だから求めてもらえるかなと、

ちょっとでもよく見られたいと言う犬塚の頬にキスするジュリエット。

 

真っ赤になった犬塚の肩に自分の頭をのせると、

「バカね。もっと自信を持ちなさいよ」

「あなたはこの私が惚れた男なんだからと」

真っ赤になって自分の気持ちを伝えるジュリエットでした。

 

(これはあかんで!!)

と白目をむいて、真っ赤になってのぼせていく犬塚に驚くジュリエットでした。

(かわい過ぎる)

と犬塚は倒れてしまうのでした。

 

古羊と土佐に誘われるも、どちらもいかないと断った丸流は、スーツ姿の男たちがやってきたのを見つけます。

「失礼」

とここにダリア学園の生徒たちが泊まっていると聞いたと男性がアニーに声を掛けると、

どちら様かと渋いオジサマと見とれながら聞き返します。

 

挨拶が遅れたと、帽子を脱いだ男性は、

「ターキッシュ・ペルシア」

「娘のジュリエットを引き取りに来た」

とジュリエットの父親だと名乗り、引き取りに来たと言うのでした。

ウキウキしている犬塚に顔が緩みすぎだと言うジュリエット。

 

戻ってきて玄関ホールでの騒ぎに気が付きます。

 

ジュリエットは父親がいて驚いていると、睨まれてしまい、

言葉を飲み込みます。

 

犬塚もおどいて挨拶すると、

「貴様が」

「犬塚露壬雄か」

と睨まれてしまいます。

 

犬塚はその怖さにビビッてしまいます。

 

ジュリエットの問いには答えずに、話の続きだと言って、

「娘は、今日をもって、ダリア学園を自主退学します」

とアニーに告げるのでした。

 

驚くジュリエットと犬塚。

 

「ジュリエットは来月から」

「ウェストの高等学校に転校してもらう」

と一方的に告げられ、言葉をなくすジュリエット。

 

犬塚も驚いて言葉を無くしてしまいます。

 

白猫たちも話が急すぎると騒ぎだします。

 

落ち込んだアニーは、自分たちに生徒の家庭問題に口出す権利はないと言うのでした。

 

ジュリエットはダリア学園以外に通う気はないと言うと、

ダリア学園にいたせいで、道を踏み外したと言われてしまいます。

 

これ以上の議論は無駄だと、無理やり手を引かれて連れて行かれそうになり、

犬塚は慌てて立ち塞がり、理由を聞きます。

 

自分との交際のせいで学園にいづらくなると考えなら、

学園でそのことを咎める奴はほとんどいないと、

ダリア学園は変わりつつあると言います。

 

しかし、邪魔と言われてしまい、ボディーガードに取り押さえられてしまいます。

 

その間にもジュリエットが父親に連れて行かれそうになり、

話を聞く気もないのかと焦る犬塚。

 

白猫たちも全員で止めた方がいいのではと騒ぎだします。

 

犬塚を押さえている男に肘鉄をくらわした丸流は、

あっさり連れていかれてんじゃねぇと怒鳴ります。

 

選挙の時の二の舞だと言われて、思い出す犬塚。

 

このくらいで引き下がるほどといって、

「東和民は大人しくねぇんだよ!!」

と犬塚も殴り掛かります。

 

私たちの話を聞いてくださいと訴えるも、

ここでの議論は時間の無駄だと言って、

「同じことを2度言わすな」

と目も合わさずに言われてしまい、犬塚も乗るなと走ってきます。

 

父親に邪魔だと忠告したと言われ、ボディーガードに地面に押さえつけられてしまうのでした。

 

「家族の話だ」

「部外者は黙っててもらおうか」

と言われてしまいます。

 

他のウェスト人の目もあると、東和民がウェスト人と揉めたらと、

この意味が分かるかと言われ、ジュリエットも車に乗るしかありませんでした。

 

警察が現れ、犬塚に絡まれたと言い、

犬塚は取り押さえられてしまいます。

 

「露壬雄…」

車の中から不安そうに名前を呼ぶ、ジュリエット。

 

「くそっ」

「待ってくれよ!!」

「行くな!!」

と叫ぶものの、車は行ってしまいます。

 

「ジュリエットォオオ!!」

と叫ぶ犬塚。

 

蓮季たちのグループが戻ってきます。

玲音が蓮季たちに事情を話します。

 

ジュリエットが父親に連れて行かれて、犬塚が警察に連行されたと聞いて驚く蓮季たち。

 

アニーと共に戻って来た犬塚。

 

「ジュリエットの家に乗りこんで」

「何が何でも親父さんを説得する…!!」

と怒りのまま言ってアニーにジュリエットの家の住所を教えてもらおうとする犬塚。

 

個人情報だと渋るアニーに責任も取ると言う犬塚の頭をチョップする蓮季。

 

頭を冷やすように言って、血走った状態で、どうやって説得するのかと言われてしまいます。

 

「もう犬塚一人の問題じゃないんだゾ」

と笑う蓮季。

 

 

その時、事情は聞いたと息を切らしたスコットたちが戻ってきます。

 

丸流たちも現れ、

「オレ達黒犬に任せてすっこんでいろよ」

と言います。

 

白猫には庇ってもらった借りがあると言う黒犬たち。

 

今ここにいない奴らも呼んでこようと言って、

大人数で行けば話を聞かざるえないと言います。

 

足を引っ張るなと言って犬塚は、黒犬と白猫たちとジュリエットの家に向かうのでした。

「ジュリエット お前は次の転校先が決まるまで自室で待機していなさい」
「その言いつけは納得できません」と言い返します。
相談ではなく命令しているのだ、東和民にうつつを抜かし、友好ごっこをさせるために学園に入れたのではないと強い口調で言う父。
「ごっこなどではありません!」ジュリエットも負けていません。

父は、お前の行動はウェスト人を敵に回しているだけ、くだらない理想は身を滅ぼす、もっと賢く生きろと言いながら、背を向けました。
「本当に・・・そう思いますか!?」
「東和民と恋に落ちてしまった私の気持ちを」
「本気でくだらないと思いますか?!」
ジュリエットは父の背に言葉をなげかけます。
父は立ち止り、少しだけ振り向きながら
「それが最もくだらんな」と言うのでした。

一方、犬塚達はヴェローラ市にいました。
ジュリエット宅にどうやって乗り込もうかと思案中でした。
「大丈夫だ オレに策がある!」犬塚が自信ありげに言います。
その様子を見ていた蓮季が
「随分落ち着いているんだな」とボソッと言います。
(落ち着いている・・か 確かに・・・)
犬塚自身も不思議な気分でした。
味方がいてくれることがとても心強いと感じていたのでした。

ジュリエットは、話し合えば父は分かってくれると思っていたので、自分の考えの甘さに辟易していました。
「ジュリエット!ちょっといいかしら」
母がノックしながら部屋に入ってきました。
事情はすべて聞いた、前に警告したわよねとジュリエットに言うと
「お父様が黒犬の子と恋に落ち退学させられたからですよね」
と言ってきました。ジュリエットは色々調べていたのでした。

母は、父がそれでペルシア家から追い出され、過酷な仕事をこなし、
自分で貯めた資金で事業を立ち上げ、再びペルシア家に返り咲いたことを話しました。
だから、父の気持ちを分かってやって欲しいとも加えました。

「だったら なおさら お父様には従えません!」
母は、ジュリエットの反抗期かなと思いました。
ジュリエットは、父にではなく、それを認めない世界に問題がある
自分が世界を変える、自分に後悔しない生き方をしたいと強く言いました。

(世界を変えるなんて考えたこともなかった)
(私にはこの世界でどう生きて行くしか・・・)
母は、ジュリエットの言葉にそう思うのでした。

犬塚の名案というのは、ただのコスプレ作戦でした。
ピザの配達人やサンタ、ハウスメイドでした。
「さっきから何なんだ貴様ら!! 悪ふざけなら警察にー」
と使用人が怒鳴っていると
「待ちなさい」そこには母が立っていました。
ジュリエットの覚悟に動かされたのでした。
「この子達は私の客人です 手を出すことは許しません」
そう言いながら、門を開けてくれたのでした。

寄宿学校のジュリエット【第16巻】のネタバレ

「入れてくれてありがとうございます!お母様」と犬塚が言うと
「お母様なんて呼ばれる筋合いはないわ!!」と怒るラグドール
「ひとつだけ聞かせて」
この先世界を変えられずに世間があなた達二人を許さず、引き離され一生肩身が狭くなっても後悔しないのかと聞くと
「あ ハイ 後悔しないっス!」と即座に答えた犬塚に
(軽っ!!!)と思わずにいられないラグドール
「尻拭きすぎたら血が出るけど、それでも拭くの?レベルの質問っつーか」と答える犬塚に不安が増すラグドールでした。

ここからは真面目な顔で
「オレ達はジュリエットの不当な退学に反対しに来ました」と言い
このまま黙っているのは嫌、ジュリエットに会わせて欲しいと続ける犬塚に
「ジュリエットなら3階の角部屋にいるわ」と少し間をおいて答えるラグドール

礼を言った犬塚達はジュリエットの部屋に走っていき、その後ろ姿を見たラグドールは、自分のしていることは、娘にとって本当に正しいことなのかと考えていました。

一方、ターキッシュは社交界へ行く準備をしていましたが、犬塚達の侵入の話を聞き、帰らせろと使用人に命令します。

ジュリエットも部屋からどうやって出ようかと思案中でしたが、同時にペルシアの誕生会のことを思い出していました。それは、犬塚達も同じでした。

警備員達が犬塚の後を追い、帰らないのであれば身柄を拘束すると脅してきました。一人の警備員が犬塚の肩をつかもうとした瞬間
蓮季がその男に蹴りを入れ、その間に犬塚はジュリエットのもとに再び走りだしました。

ジュリエットはカーテンを結び合わせ、1階まで降りようとしていましたが、長さが足らずに焦っていました。ドアの向こうで、聞こえる声で皆が来たことを察したジュリエット
躊躇っている場合ではないと、意を決して窓の方の扉を開けた瞬間
「呼んだか?ジュリエット」と言う犬塚がいたのでした。

「迎えに来たぜ」という犬塚に礼を言うジュリエット
父に会って話したいという犬塚と一緒に、書斎へ向かいました。

ジュリエットさえへ入っことのない書斎は、ガランとしていました。
写真立てを見ていた犬塚に
「誰がこの部屋に入ることを許可した?」
ジュリエットの父がドアから入ってきながらそう言いました。
帰らないのなら力ずくで追い出すという父に
「まだ挨拶が終わってないんで 帰れません」と犬塚はひるまずに言うのでした。

「性懲りもなく屋敷まで来るなんて君も諦めが悪いな」
「それとも頭が悪いだけか?」
ターキッシュは、強い口調で犬塚をののしります。

「そうですね」
犬塚も負けていません。娘の気持ちを聞かない人ではないですけどと返します。ターキッシュはさらに怒っていました。

ターキッシュはこれ以上話しても無駄なので、ジュリエットにこいといいますが
議論すらしてない、話を聞いてくれるまで居座りますという犬塚

二人の空気に押しつぶされそうなジュリエットは黙っていました。
「二人とも大人になれ いつまでも子供のような幻想を見るな」
ターキッシュはそう言い、犬塚は
「諦めがいいだけの大人になりたいとは思わない!」と答えます。

ターキッシュは、犬塚に決闘を申し込み、負けたらジュリエットを諦めろと言います。犬塚は即効、申し入れを受け、
「絶対勝つ!見ていてくれジュリエット!」と言います。
ルールは相手の剣を奪った者の勝ちというもの

鎧を選べというターキッシュにいらないと言う犬塚
すぐに決闘が始まりました。
そこにジュリエットの母がやってきて、二人を止めろと言いますが
二人は一向にやめません。

ターキッシュの手数が多くて攻撃できない犬塚は、焦っていました。
強いのにどうして世界と戦おうとしなかったのかと犬塚はターキッシュに問います。
「何故私が世界と戦う必要がある!」剣をふるう手に力が入ったので、それを受けた犬塚は、かなり後ろに後退しました。

犬塚は、自分は小戌千和の息子で、学園で起きたことは聞いていること、自分は絶対に逃げたりしないと言います。

「バカを言うな!!」
「本当に娘を愛しているのなら」
「薄情だと思われようと身をひくべきじゃないのか!?」

その言葉に犬塚は、ジュリエットのことを考えての行動だったのだと思った瞬間、剣を奪われてしまいました。

「露壬雄!!」ジュリエットは叫びました。
君を見ていると昔の非力で愚かな自分を思い出すとターキッシュが言い
「君の負けだ 犬塚露壬雄」とうずくまった犬塚に言いました。

「君の負けだ 犬塚露壬雄」
「約束通りジュリエットは諦めるんだな」
ターキッシュにそう言われ犬塚は黙っていました。

「露壬雄!!」
そう叫びながら、ジュリエットが犬塚のそばに駆け寄ります。
「ごめん・・負けちまった・・・」
悔しく涙を流しながら言う犬塚に
負け犬に近寄るなと言うターキッシュ

「いいえ まだです・・まだ負けていません」
優しい露壬雄が、ターキッシュの本心に気付き手が止まり
その隙を父がついただけだと説明するジュリエット
ターキッシュは、ただの言い訳だと言います。

「次は私が戦う番よ!」と言いながら剣を構えるジュリエット。
父に決闘を申し込むという娘に、バカなことを言わないでと止めにはいる母親

父は、決闘を受ける義理はないと言い放ちますが
それなら家を出て行くとジュリエットは言いだします。
自分の意見は尊重されず、人形のように扱うなら
「余計なお世話って言うのよ クソ親父!!」
と言いながら、人差し指を立てるジュリエット
立てる指を間違ってるなとひそかに思う犬塚

それを聞いた父は、躾直す必要がある、決闘に勝ったら
自分に従ってもらうと、ジュリエットの決闘を受けます。

ジュリエットは即、父に剣を振り回します。
自分は露壬雄と出会い変わった、露壬雄だけではない
学園の皆のお陰であることや、それを奪わないで欲しいと言いながら剣を振ります

ジュリエットが遠くに飛ばされるのを見て、母がもうやめてくれと
懇願しますが、ジュリエットは父が後悔しているのは
千和を巻き込んでしまったことであるという話を始めます。
犬塚の母親のことでした。

それは父にとって図星であり、罪悪感が頭から離れない
こんな思いをさせたくないと父は本音を言います。

ジュリエットは、それは間違っている、千和は後悔なんて
していないと言っていた、
「どんな結末であっても幸せだった日は変わらない!!」
と言っていたと父に伝え、父の手からが剣が落ちてしまいます。

「この先何があっても私達は戦い続けます」
「けど それは辛い事じゃありません」
「辛いのは戦うことすらできない事」
「彼の傍にいられるのが一番の幸せだから」
とジュリエットは自分の素直な気持ちもきちんと伝えたのでした。

ジュリエットの友人達は、屋敷の中で警備員に追われ、逃げ回っていましたが、自分がどこにいるのか分からくなっていました。
どこでもいいからと入った部屋には、犬塚とジュリエット達がいました。

ジュリエットの退学を取り下げて欲しいと、ターキッシュに話します。
各々が自分の思いを言うので、その場は賑やかになりました。
ジュリエットの母もまた
「親は子供が頑張ったらほめてあげないと」とターキッシュに言います。

そこに、王族の使者がシャルロット王女からの封書を持ってやってきます。
王女から全員の前で読み上げるようにと言われているといい
内容は、至急城にこいとのことでした。

使者があまりにも、女性のようにぷんぷんしたり、ウィンクをしたりするので、ターキッシュは固まっていました。

ターキッシュは、話の続きは社交会の後でといい、城に皆で向かうのでした。

「今日はついにシャル姫のデビュタントだな」
「ワガママ娘だが第一王女だ」
「うまくたらしこめば 俺は未来の大公だぜ!!」
とさまざまな言葉が飛び交い、姫の一番最初の踊り手に選ばれることと男達が考えていました。

ウェスティア城に到着したジュリエットの仲間達は、その大きさに唖然としていました。
門に人だかりがあり、裏門から入るように指示されました。
東和との有効に反対するデモ隊でした。

それを見たジュリエットは、いてもたってもいられなくなり、車から降りましたが、デモ隊は話が通りませんでした。
ターキッシュが出てくると、デモ隊は道を開けたのでした。

一方シャルロット王女は、愉快な社交界にしてみる、犬塚が吠え面かくことが楽しみだと言います。

「失礼します 準備が整いました・・」
そう言いながら、シャルトリューが入ってきました。
本日は、シャルトリューのデビュタントの日
母は、王女として恥ずかしくない生き方をしてくださいと言います。
自覚ならあるとシャルトリューは答えますが、
どうしても晴らしたい積年の思いが彼女にはあるのでした。

一方犬塚達は、自分達の衣装を選んでいました。
東和民は決して目立たずにいろと言われていましたが、皆、浮かれていました。

会場に入ると、広さと豪華さに目を奪われている犬塚達。
借りた衣装で、それなりに見えるから不思議です。
犬塚は、ジュリエットにドレスが似合っているというと
顔をあからめてありがとうと言いました。

それを見ていた仲間の一人が、いちゃつくなと犬塚を殴ります。
そこは殴らなくてもと、ごちゃごちゃしていると
「どうして東和民が紛れている!?」
「どうやって入り込んだ!!」
と大騒ぎになってしまいました。

シャルに招かれたと説明すると、参加者リストにはないと言われ
逆に招待されてなかったのかと犬塚達は驚きます。
周囲はパニックに落ちいってしまいますが、
ライトアップされた場所には、シャルトリューが立っていました。

シャルトリューに招待したのか尋ねると、
たった一人しか呼んでいない、
犬塚に手を差し出し
「あなたを一番の相手に指名します」
と言うので、周囲がざわめきました。

母は、国が揺らぐ発言だと言いますが
「自分の家に招いてダンスに誘っただけよ」
「私はこの国をもっと自由にする」
「それが私の王女としての恥ずかしくない生き方です」
とニコッとして言うのでした。

シャル王女が東和民を招き、ダンスのパートナーに選んだことは、前代未聞の事件として扱われました。
当然、シャル王女は何を考えているんだと、デモが起こり、城の外にはたくさんの人が集まっていました。

シャル王女は、自分のためにやったことだから心配しないでといい、
東和民と文化交流したいと思っている人がいるなら、声を殺さなくていいと王女の権限として言いました。

言いたいことを言ったシャル王女はいまから逃げると言います。
そこに露壬雄が、シャルと同じで二国が変わっていく事を望むと宣言します。

ジュリエットも一緒に行こうとすると、父が一応引き止めますが、
自分の心は露壬雄の傍にあると言うジュリエット。
父もそれなら好きにしろと、それ以上は引き止めませんでした。

走って逃げるのは無理だと言っていた矢先、スコットがバスに乗って現れます。
シャル王女が犬塚を選んだ時に、今の事態を想像できたと言うスコット。

シャル王女達は、バスに乗り空港まで向かいました。
シャル王女の後を追おうとする母にやめろと言う父。
楽しそうなシャルをみて安心したようです。

街では、シャル王女、東和と親睦宣言という号外まででていました。
街中がざわついているのを露壬雄達も感じていました。
露壬雄は、シャルにありがとうというのですが、
「やった・・・成功よ!」
というシャル王女。
何を言ってるんだと驚いている露壬雄に
「犬塚より先に世界を変えてやったわ~!!」
と手をあげて喜ぶシャル王女。

信じられないと呆れる露壬雄。
ざまぁみろだわというシャル王女に完敗したと思う露壬雄でした。

露壬雄達は、無事ダリア学園に戻り、ウェストの旅を終えました。
そこからは、学園生活がめまぐるしく過ぎていき、露壬雄達の卒業の日が近づいていました。

露壬雄は、卒業式の前日、兄と電話で話していました。
進路は決まったかと聞かれ、なんと答えたかというと・・・

卒業式当日、露壬雄は答辞を述べることになっていましたので
色々と考え、職員室によると言ってジュリエットから離れました。
離れ際に、式の後で話があるとも付け加えて。

式では、露壬雄の答辞が始まりましたが、かしこまった言葉ではなく
いつもの露壬雄らしい答辞です。
皆が大好きで、今までありがとうと言って締めくくりました。

露壬雄は、その後噴水の前でジュリエットと話していました。
私たちの出会いは、ここから始まったよねと言うジュリエット。
露壬雄は、何日も考えた結果、覚悟が出来たといいました。

ジュリエットは、シャルちゃんが打ち上げをしないかと言っていたと話します。
自分は東和に戻ると露壬雄が急に言いました。
ついにきたかという感じで、ジュリエットは聞いていました。

政界に入るのが自分の夢だったと話す露壬雄に
お互い頑張ろうねと、無理に笑顔で話すジュリエット
そして、露壬雄との別れに思わず涙がでてきました。

露壬雄は、ジュリエットの手をとり、
立派な男になったら必ず迎えにくる、
結婚しようとプロポーズをするのです。

取りだした指輪をはめたジュリエットは、迷いもなく
ハイッと返事をしたのでした。
露壬雄から指輪をもらうのは2回目だねと言いながら
二人は抱き合うのでした。

7年ぶりにダリア学園に、皆が勢揃いしました。
風景は何も変わらないままですが、二人の結婚式に集まった友人達は、それぞれ変化していました。
大人っぽくなった者、子供ができた者、7年の月日を感じさせました。

露壬雄様が大変だと言いながら、朱奈が走ってきました。
露壬雄は、緊張のあまり、息があらく、もどしていました。

露壬雄とジュリエットの結婚は、二国の宥和の象徴となることや世界の記念日になるかも
というような他愛ない話をすることで、露壬雄の緊張も少し和らぎました。

そこへ、フードをかぶった男が来ていました。
二人の結婚式をぶち壊そうと企む丸流です。
すぐに、見つかってしまい、捕まってしまったので、安心です。

両家が揃い、ちょっとした会話を交わすのですが、お互い好印象でした。
二人の式が始まり、ドレスを着たジュリエットは父の腕に手を回し入場してきました。

露壬雄は、その姿を見て顔が赤くなりました。
牧師から、誓いの言葉を聞かれる間、二人は学園で起きたさまざまな事が、走馬灯のように思い出されました。

ジュリエットも顔が真っ赤になり、誓いのキスをする二人でした。
あまりにも長いキスに、周りがざわつき始めました。

ジュリエットは、あなたに出会えてよかったと露壬雄に言うのでした。


まとめ

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