2019年1月8日発売日のプチコミック2019年2月号、最新話!
恋人は旦那さま【第19話】を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
ちなみに18話のネタバレは下記の記事でまとめていますので、読んでいない場合はまずこちらから。

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恋人は旦那さま【第19話】のネタバレ
今日の結は、葬儀に参加していた。
同じ社宅の、青砥さんの奥さんの葬儀に。
ホワイトデーに結婚式をリクエストしたという彼女と話したのが、最後になってしまった。
そうして葬儀の最後、
位牌を持ちながら、静かに歩く青砥の姿を見ながら、幸介はなにか考えていた。
それは、家に戻ってからも続き、何か物思いに耽っている。
そんな彼に、結は葬式に行くのは初めてなのかと問いかけるが、幸介は初めてではないが、今までは他人ごとだったと言い、そして涙を流した。
「僕が青砥さんの立場だったらって考えてて…」
そう言った彼は、結を失ったときのことを考えていたのだ。
そしてそのとき、自分が青砥のように、あの場に立っていられないかもしれない、ということも…。
それを聞いた結は、結婚式で誓った言葉を思い返し、そして、長く一緒にいたらわかるのかもしれないと彼に語り掛けた。
【終生をとおして夫婦の道をすすんでいくことを誓います】
その道は、まだまだ長い事を実感したある春の日のことだった。
そんなある日、結のもとへ姉から連絡が入った。
その内容は、兄が女優と熱愛発覚したという記事。
そして兄は、姉のマンションに身を隠しているとのことだったので、結は差し入れをすることにした。
怒涛のように話しかける結と、それに穏やかな表情を向ける兄・縁。
そんな兄とベテラン女優・ゆり子との出会いのきっかけは、意外にも結だった。
彼が結の差し入れたおいなりさんを食べていたときのこと。
彼女はそれを差し入れたのが「彼女か奥さんか」と聞いた。
それを「妹だ」と否定した彼に、ゆり子は言う。
「私そういうカン外れたことないのよ? 門蔵くんを見てたらそんなカンジだったんだけどなあ」
そう呟いた彼女は、微笑みながら続けた。
「かわいい妹を茨の道には引きずり込めないわね」
その言葉を聞いた彼は思う。
役者相手にウソをつきとおすことは難しい、と。
そんな彼は、彼女に飲みに誘われながら、ゆり子のことをこう思っていた。
(心に獣が棲んでいる――――…)
そんなことを思い返していた縁だったが、結に声をかけられて我に返る。
妹は、野菜をしっかりとれと小言を言っているところだった。
そんな結に、縁は言う。
これからは自分の面倒をみなくても良いと。
そして…
「ウチの場合 家族って言ってもいろいろあるしな あることないこと 言われてもアレだからさ」
そう言われた結は、素直に返事をした。
自分は本当の家族ではない。
そのことを、面白おかしくいう人はきっとどこにでもいて、兄はそういう世界のひとであると、彼女は理解しているからだ。
そんな対応に、わかっていても寂しくなる結だが、ふと迷いなく「自分がいるから大丈夫だ」と言うだろう幸介のことを思い返して、笑みがこぼれる。
そして思うのだった。
(それが夫婦か…)
そして後日。
縁はゆり子と、恋人関係を匂わせるCMに出演していた。
CMがよかっただの、先日の熱愛が仕込みだったのかだの、縁のところにはひっきりなしに連絡が入る。
そんなメッセージを眺めながら、彼は嬉しそうに微笑んだ。
その彼の後ろから、抱き着くように話しかけるのは、ゆり子。
結局本当に関係を持っていたふたりであったが、それを利用するようにして、縁は仕事を増やしていた。
そんな彼女に、縁は聞く。
何故自分だったのか、と。
すると、彼女は意外にもあっさりと教えてくれた。
「私の誘いを逃げずに乗ってきたところ コネを嫌がらなかった仕事に強欲なところ 声と体がタイプ」
次々と挙がる理由に、いちいち反応する縁。
だが彼女にとっての一番の理由は、最後に言ったこれだった。
「私を好きにならないところ そういうの仕事のじゃまなのよね」
そう言ったゆり子は、大切なものが心にある人間は、守るためにウソが上手くなると言い、そういう人は役者向きだと続けた。
その言葉を聞き、結のことがちらつく縁。
そして彼は気づいた。
自分のなかにも、獣がいることを。
そして彼は言う。
自分もゆり子のような役者になりたいと。
それを聞いた彼女は、笑いながら「楽しみにしてる」と微笑むのだった。
そして桜が満開になったころ。
姉のマンションに赤ちゃん用品を用意する結と洋介。
マンションから見える桜を見ながら、結は思っていた。
(毎年春が来て 桜が咲いて 同じだけど 全然違う)
誰かが亡くなったり、誰かが産まれたり、少しずつ違う春が訪れる。
そして結は思う。
(毎年毎年 大事にしたい 何年も積み重ねて いつか優しく振り返れるように―――…)
そんななかで、ゆり子もまた、桜の下、写真を眺めていた。
幼い頃のゆり子とともにうつる、若い男性の姿。
そんな写真に向かって、彼女は呟いた。
「また桜の季節ですね とうとう同じ歳になっちゃいました」
そしてゆっくりと写真を閉じ、撮影に向かうゆり子。
そんな彼女は、縁と同じ現場にいた。
ゆり子は、縁のネクタイを引っ張って強引にキスし、口紅をうつしながら微笑む。
「足 ひっぱんないでね」
そんな彼女に、「ラジャー」と返事をする縁。
彼のこの先も、少しずつ変わっていく予感がしていた。
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恋人は旦那さま【第19話】の感想と考察
今回はお兄ちゃんが主役の回という感じでしたね。
でも、縁が何か結たちのことをかき回す雰囲気がなかったので、思わずほっとしてしまいました。
次回は帰ってきたお姉ちゃんのお話あたりが挟まるでしょうか。
子育ての話や、子供の話が少し挟まってくるかもしれませんね。
そうなってくると、結と幸介、ふたりの子供の話になるのだと思いますが、それはもう少し先のことになるような気がします。
幸せな二人を、次回も楽しみに待ちましょう!
次回の恋人は旦那さま【第20話】掲載のプチコミック2019年3月号の発売日は2月8日になります!
まとめ
以上、恋人は旦那さま【第19話】のネタバレ・感想を紹介しました。
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