漫画ネタバレ

この世界の片隅に【下巻】ネタバレ・感想!空襲が続く中ですずは…

2009年4月28日発売のこの世界の片隅に【下巻】を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

平成の名作・ロングセラー『夕凪の街 桜の国』の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、北條 すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。

これからネタバレを含む内容を紹介しますので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。

>>>漫画の最終巻も無料で読む方法!

この世界の片隅に【下巻】のあらすじ

昭和20年4月。
北条家では、警戒警報の際にどう動くのか、なにを持っていくのか、焼夷弾にはどんな種類があるのか、などの戦争に関するマニュアルを、すずの絵入りで作っています。
作っている間も、ひっきりなしに鳴り響く警報。頻繁に空襲がやってきている証拠です。
そんななか、海軍鎮守府があり、兵器製造を活発に行っていた呉浦が大規模な空襲に襲われました。円太郎や周作が働く場所です。
周作は無事に帰宅しましたが、円太郎はどうなったのか確認できぬまま。
しかも、無事に帰ってきた周作はどこか様子がおかしく、すずに「小まいのう」と言いながらすり寄ってきます。

寝床でふたりきりになっても、心ここにあらずで、縁側で黄昏る周作。
父のことが気がかりなのかとすずがたずねると、
周作から返ってきたのは「こんど法務一等兵曹になる」という言葉。
彼は書記官から、武官になることが決まったのです。
三か月ほど軍事訓練があり、帰ってこれなくなるという周作。
様子がおかしかった本当の理由は、こんなに「小まい」すずが、父も周作もいないこの家を守り、暮らしていけるのか、心配になったからのようでした。

「無理です 絶対無理」
周作のこの心配に、すずは、はっきりとそう答えます。
その返事は、もちろん冗談でしたが、
三か月も会わなかったら周作さんを忘れてしまうかもしれないから、この家でわかるように待っていると、心細い気持ちを押し殺して励ますすず。

訓練に行く日の朝、すずは、周作の寝顔を絵に描き残しておきます。
その絵をしまったカバンから、今度はテルにもらった紅を取り出して引き、周作を見送るのでした。

翌月、父の円太郎が海軍病院に入院していたという情報が入ります。
その際に時計の修理を頼まれた、というので、姉の径子は娘の晴美を連れて黒村家へ行くことにしました。
しかし、切符を買いに行くと長蛇の列が。
仕方なく、径子が列へ並び、その間にすずと晴美が円太郎のお見舞いへ行くことにします。

病院で会った円太郎は、だいぶ回復しており、話をすることができました。
病院にいると、いろんな情報が入ってくるという円太郎。
戦艦大和が沈没させられ、海軍が陸軍に吸収されるかもしれない、というまだ公には未発表の情報まで。
呉も空襲が増え、ここにも危険が迫っていることを感じ、義父は径子に、晴美を黒村の家へ疎開するようにすすめたと言います。

切符を買いに行った径子に元気がなかったのは、このせいだったのかと、すずはこのとき気づきました。

そして帰り道。
すずは晴美と手をつなぎながら帰っていると、突然の空襲が彼女たちを襲います。
狭い防空壕のなかで響く、激しい爆音と衝撃に、怖くて震える晴美。
そんな晴美を励ますように、すずは晴美の目を覆いながら、土に絵を描いて触らせ、気を紛らわしてあげました。

防空壕から出ると、先ほどまでの景色とはまるで違う、瓦礫の山。
荒れた地をまた再び歩き出すふたり。

「こんど晴美のお兄さんの絵も描いてねぇ」

そう言った晴美の後ろに、時限爆弾があるのを発見したすず。
危険を察知し、晴美の手を引きますが、時すでに遅く…。

晴美との約束は、永遠に果たすことができなくなってしまいました。

晴美はその時限爆弾でこの世を去り、すずも絵を描く右手を失ってしまったのです。

晴美のことを思い、夢と現実を行き来しながらすずが意識を取り戻すと、視界には周作そっくりの義姉・径子の顔が。
怒りをぶつけるところのない径子は、「人殺し!」とすずを責めます。
本気ではない、と義母であるサンに慰められますが、
すずは「あそこに側溝があれば」「あのとき左手をつないでいれば」「あのとき堀に行ければ」と自分を責め続けます。
そして次第に「家が壊れれば堂々と出ていける」という歪んだ思考に支配されていくのでした。

昭和20年7月。
義父が帰ってきました。すずはあまり動けず、家のこともできません。
しかし変わらずに空襲は襲ってきて、ついには北条家のなかにも焼夷弾が。

家のなかで燃えるそれを眺めるすず。
導火線が燃える様を見ながら、ふと周作や、晴美が穏やかにこの家で暮らしていたことが思い出され、我に返って慌てて消火します。

外に出ると、一面火の海にになってしまった呉。
翌日になると、焼けなかった北条家に多くの人が休みにやってきます。
そして周作も、訓練が休みになったと帰ってきてくれました。
「ともかく良かった あんたが生きとって」
そう言って安心した様子の周作の胸に倒れこむすず。高熱が出ています。

朦朧とした意識のなかで、すずは周作に「リンの様子を見てきてほしい」と頼みます。
友達だから、というすずに、周作は戸惑いを隠せないのでした。

この世界の片隅に【下巻】のネタバレ

不発弾でよかった。治りが早くてよかった。生きていてよかった…。
皆そういいますが、すずにはその「良かった」が何故、なにが「よかった」のか、わからない様子。
失ってしまった右手とともに、その手で描いてきた思い出を思い出しながら、すずはこの世界が歪んでいる、と感じます。
そんなある日、妹のすみがお見舞いにやってきてくれました。

すみから差し入れをもらい、帰るという彼女を送っていくすず。
その道中、道端でお線香を見つけ、そこに亡くなっているひとを見つけた二人。
立ち止まって、手を合わせるすみ。
しかしすずは、この死んだ人のいる光景がいつの間にか当たり前になっており、平気で通り過ぎようとしていました。
すずは、世界ではなく自分が歪んでいるのだということに気が付きます。
まるで左手で描いた世界のように。

そんな塞いでしまったすずを心配し、すみは広島に帰ってくるように誘います。

晴美が亡くなって以来、ぎくしゃくしてしまった義姉。
リンとのことをけしかけ、話すことも少なくなってしまった周作。
居心地の悪くなってしまった北条家と、「鬼いちゃん」も亡くなり自分を咎める人がいなくなった浦野家。
ごまかしながら曖昧に返事するすずに、すみは「来月町のお祭りだから、早めに帰っておいで」と声をかけるのでした。

すみが帰った後、呉には空襲が頻繁にくるようになっていました。
防空壕から出る暇もなくなりそうななか、一匹の鷺が庭に下り立ちます。
すずは何か思い立ったかのように庭におり、鷺を追いかけます。

「そっちじゃ そっちにずうっと逃げ!山を、山を越えたら広島じゃ」

鷺が飛び立っていくのを見送っていると、飛行機のエンジン音と機関銃の音が聞こえ、見上げると空には米軍機が。
立ちすくむすず。被弾し飛び散るバックの中身。
しかしすず自身は、駆け付けた周作によって側溝に避難させられ、無事でした。

「周作さん、うち広島へ帰ります」

攻撃から逃れながら、すずはそう周作に告げます。
なぜなのか、と周作は問いますが、すずは答えません。
周作は、すずといて嬉しかった、楽しかったと説得しますが、すずは聞こえないと突っぱねてばかり。
そんなすずを見て、ついに周作も勝手にしろと突き放してしまいました。
そして捨て台詞のように、白木リンの消息のことは絶対に教えない、と言います。
そんな周作の言葉に、すずはどんなに意地を張っても、こんな状況であっても、どうしてもリンに嫉妬してしまう、周作を思う自分を感じるのでした。

そしてすずが広島へ出発する日。
荷造りをしていると、今までどことなく気まずかった義姉・径子と言葉を交わします。
そうしてぎこちなく話すうち、径子は、晴美のことですずを責めたことを謝ってきました。
そして、すずが嫌にならない限り、ここはすずの居場所であるといいます。

その言葉に心動かされ、やはり北条家にいたいと言うすず。
径子にもたれかかり、和解したふたりでしたが、その余韻に浸ることはできず、大きな地響きが家を揺らします。

先ほど雷のような閃光見えたのが気になっていたすずたち。
円太郎が家に戻り、外を見てみろというのでみんなで外に出てみると、広島市の方向から大きなキノコ雲が立ち上っているのが見えました。

ラジオでは雑音ばかりで詳細がわかりませんでしたが、どうやら広島に新型爆弾が落とされたとのこと。
すずは実家がどうなっているのかが心配で、結う手間を省くために髪を切り、広島に救助のトラックに乗せてくれと頼みますが、けが人はだめだと断られます。

呉に残されたすず。
しかし、広島から距離のある呉にも、焼けただれ力尽きた人や、広島から飛んできたと思われる障子がやってきているのを見て、広島の惨状を感じ取ります。
しかし、すずはそんな暴力には屈しないと決意を新たにしました。

場面は変わって、北条家。周作は海兵団で剣道大会があると庭で竹刀を振っています。
縁側には、紙を揉むすずの姿が。
周作は、何気ない雰囲気で、ずっと気になっていた「この先も北条家にいるのかどうか」をすずに確認します。
それに対し「居らしてください」と言ったすずを見て、「アホ」と何度も安心した様子で言う周作。
「すいません」と言いながら、すずが八つ当たり気味に投げてきた紙を周作が拾い上げると、それは、拾ったら憲兵に出さなければならないはずの電単でした。
しかしすずは、どうせ燃やすのだから落とし紙にした方がいいと、ずっと揉んでいたのです。
しばらく便所を他人には貸せないな、と笑う周作。
そんな二人に、以前のぎこちなさはなくなっていました。

そして、昭和二十年八月十五日正午。
重大放送があるとの回覧板が回り、ラジオの前で待機すると、聞きなれない抑揚で話す声が敗戦を告げました。

そうだろう、やっと終わった口々にという北条家のなかで、すずだけが怒りを露わにし、納得がいかない様子。
外に飛び出し、平和な空を見上げながら、
今まで信じてきた「正義」が、結局米軍と同じ、ただの「暴力」であったのだと思い至ったすずは、「知らないまま死にたかった」と泣き崩れるのでした。

翌月。
焼け野原になっていた呉に大きな台風が上陸します。
北条家でも、戦争の爪痕が残る家を修理し、ときどき壊れながら、台風が過ぎるのを待っています。
そんななか、ずぶ濡れの郵便屋さんが、雨でほとんど読めなくなったすみの手紙を届けてくれました。
すみは生きていたのです。

この台風に「今更神風が来ても遅すぎる」と笑いあう北条家。
戦争が終わり、少しずつ平和が戻ってきているようでした。

10月。
アメリカ占領軍が上陸する日、徳山で反乱があり、それを制圧に行くと周作が出かけていきます。
こんなときに添えてあげられない、なくなってしまった右手に思いを馳せながら見送っていくすず。
その道中、周作はすずに、リンの遊郭の場所を案内します。
向かってみるとそこには、空襲で跡形もなくなり、瓦礫しか残っていない変わり果てた遊郭が。リンの行方も当然わかりません。
「ごめんなさい。リンさんのこと秘密じゃなくしてしもうた…」
そう言って、なくなったすずの右手で描いたリンと、その過去を想像し、思いをめぐらすのでした。

翌月。
配給が滞りだし、米軍からお恵みを乞うようになった人々。
闇市に向かい、「give me」と話す子供の姿を見た径子は、すずとともに、亡くなった晴美もあんなことをしたのかもと思いを馳せます。
そんななかやっとありついたのは、紙屑の入った残飯雑炊。
それを食べながら、まずさに悶絶するふたり。
すずは口直しにと、なんとチョコレートを取り出します。
道を教えたところ、子供に間違えられて、米軍にもらったとのこと。
そんなすずに、径子は「警戒心がたりない」と説教するのでした。

12月。
すずは、近所の刈谷と船に乗り、洋服を売りに行ってお金にかえることにします。
その帰り道、広島が焼け野原になったあの日、焼けただれ無縁仏となっていたあの兵隊が、自分の息子であったと言う刈谷。
そのこともあって、すずが晴美を目の前で失った無念さに寄り添ってくれます。
そんなことを話していると、晴美が死の直前に見に行きたがっていた先に、水原の乗っていた青葉があることを知ります。
そしてそこには、青葉に思いを巡らせ佇む水原の姿が。

しかし、すずは水原に声をかけることなく、笑顔で通り過ぎます。
そうして、自分は死んだひとを覚えておく、記憶の器になるという前向きな姿勢を、刈谷に伝えるすず。

その夜は、すずの洋服を売った金で買った塩に感動しながら夕食をとるのでした。

翌月。すずは様子を見に広島に帰ります。
そこで、母があの日街に出ていてそのまま行方がわからないこと、父がすでに亡くなっていたことを知ります。
それを教えてくれたすみも、原爆症に苦しんでいました。
自分は治るのか、と不安がるすみを、絶対治ると励ますすず。
元気づけるための「鬼いちゃん冒険記」を描くこともできないすずは、そのことに思い巡らしながら、焼け野原となった広島を歩きます。
誰もが人を探しながら、人違いをしながら、歩き回る中、周作に声をかけられるすず。
こうして世の中もなにもかも変わり続けても、すずは口元のほくろですぐわかるという周作に、すずは「この世界の片隅に うちをみつけてくれてありがとう」と感謝するのでした。

「ずっとそばに居ってください」
そう言ってすずが掴んだ服の裾は、周作のものではなく、気が抜ける二人でしたが、
掴んだ服の主の姿は、いつか見た鬼のようでした…。

そして、その帰り道。呉へ行く電車を待つ二人の傍らにいた子供。
自分も腹が減っているのに、右手のないすずを見て、拾ったおにぎりを分けようとしてくれます。
戦争孤児だろうその子は、すずの右手に寄り添ってきます。
その姿を見て、その子を抱きながら北条家へと連れて帰るすずと周作。

空襲の心配がなくなった呉の街には、夜の灯りが戻っていました。

>>>漫画の最終巻も無料で読む方法!


この世界の片隅に【下巻】の感想

戦争の中で生きているすずたちに、とても心動かされる作品でした。つらい描写もありましたが、戦争の無情さがしっかりと伝わってきて、非常に考えさせられます。

映画化やドラマ化されて注目されていますが、漫画ではすずの周りの人間関係がより細やかに描かれているので、ぜひ読んでみてください!

まとめ

以上、この世界の片隅にのネタバレ・感想と無料で読む方法を紹介しました。

漫画は絵と一緒に読むことでさらなる面白みがあります。無料で漫画を読めるサービスをまとめていますので、是非ご覧になって見てください!

好きな漫画が無料で読めるサービスまとめ

漫画村の代わりに好きな漫画を無料で読む方法

漫画アプリもいいけど、マイナーな作品だけが無料だったり待たなければ読めなかったりして不便に思うことはありませんか?

待つことなく、無料で人気の漫画や最新漫画を無料で読むことができるサイトをご紹介しています。

漫画村の代わりに無料で読めるサイト一覧

漫画を無料で読めるおすすめサービスランキング

U-NEXT

U-NEXTは31日間の無料トライアルと登録時に600ポイントが付与されます。

動画配信サービスとして有名で、見放題作品が豊富なのも嬉しいですね。

電子書籍のラインナップもかなり多く、無料ポイントですぐに読むことができます。

月額料金 1990円
無料期間/ポイント 31日間/600ポイント
その他特典 雑誌読み放題、動画見放題、スマホ対応

U-NEXTも動画配信サービスがメインで、見放題作品が豊富なこととして有名です。

電子書籍の数もトップクラスで、スマホでは専用のリーダーがあり、購入した本がそのリーダーに共有されて見やすく管理されています。

他のアニメや漫画など見たいものが多い方はおすすめです。

U-NEXTで漫画を無料で読む

music.jp

music.jpは動画・音楽・電子書籍サービスと幅広く利用できるサービスです。

漫画や音楽で使えるポイントは961ポイントですが、これとは別に動画で使える1500ポイントももらえます。

また、電子書籍購入時には10%のポイント還元もあります。

月額料金 1922円
無料期間/ポイント 30日間/961ポイント(動画1500ポイント)
その他特典 購入時10%ポイント還元、スマホ対応

music.jpは動画配信サービスで見放題のコンテンツがないこともあり、ポイントに力を入れているサービスです。

アニメや映画でも新作・人気作はポイント作品がほとんどなので、漫画に限らず最新作に興味がある人にはおすすめのサービスです。

また、漫画で使えない動画ポイントはこちらに使用することで、無料で視聴することも可能です。

music.jpで漫画を無料で読む

FOD

フジテレビの公式サービスでamazon決済から登録すると1ヶ月の無料期間が付き、その期間で1300ポイントを貯めることができます。

動画だけでなく、電子書籍サービスとしても、購入時に20%のポイント還元があるのでお得です!

月額料金 888円
無料期間/ポイント 1ヶ月/1300ポイント
その他特典 雑誌読み放題、購入時20%ポイント還元、スマホ対応

FODは無料期間の1ヶ月で1300を貯められるようになっており、登録時に100P・8のつく日にそれぞれ400Pが付与されます。(8のつく日はFODにログインしてバナーをクリックしてください)

FODで配信しているどの漫画を購入しても20%のポイント還元を受けられます。

継続して利用するにしても月額料金よりも多いポイントを毎月もらえるので、とてもお得なサービスですね。